天才だな、と。ほんとに天才はいるんだな、と。
なんの事前知識無しに読んでもらいたいお話です。
私がそうだったのですが、まじでこんな発想あるんだ、これはもう新しすぎてもうやはり天才だと思いました。新ジャンルを確立してくださったと後々伝説として語り継がれるべき名作です。
ちょっともう、天才、としか言いようがない。いかなる語彙も軟弱すぎて、この作品を言い表せない。
もうただ跪くしかないです。毎日拝み倒しながら繰り返し繰り返し読んでます。もう永遠に読み倒すと思います。
あともうところどころに散りばめられた唐突な笑いポイントがあまりに唐突すぎて身構えできず夜中にブフブフ笑っていました。
私は商業畑の一塊のジャガイモですが、こんなに展開が衝撃的なお話初めてです。何度も頭の中で花火が打ち上がりました。萌えすぎて。
あと文学的にこれはもう天才だなと思ったのは、卒業式の後のアレの後に泥水にべしゃりとひざまずくとこです。ここの構図どうやったら考えつくのですか。読んでて鳥肌がたちました。心象と光景が見事にあわさるあの瞬間、もう天才としか言いようがない。あそこのページはもう拡大コピーしてトイレに貼っておきたい。もううつくしすぎます。
本当に、こんな作品に出会えてもう幸せすぎて感謝、感謝です。本当にありがとうございました。
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美しい彼 (キャラ文庫) 文庫 – 2014/12/19
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幼いころから緊張すると言葉がつかえてしまうため、内向的で、高校でも目立たない存在の平良。
そんな平良が憧れるのは、クラスメイトの清居だ。人目を惹く美貌に、誰にも媚びない態度で、
クラスの王様として君臨する清居。「彼にとっては、誰もが平等に無価値なんだ──」
グループのみそっかす的な平良は、清居に忠誠を尽くすのが喜びだったけれど……!?
そんな平良が憧れるのは、クラスメイトの清居だ。人目を惹く美貌に、誰にも媚びない態度で、
クラスの王様として君臨する清居。「彼にとっては、誰もが平等に無価値なんだ──」
グループのみそっかす的な平良は、清居に忠誠を尽くすのが喜びだったけれど……!?
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社徳間書店
- 発売日2014/12/19
- 寸法10.7 x 1.5 x 14.8 cm
- ISBN-104199007806
- ISBN-13978-4199007804
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出版社より

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王―。自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!?絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時―スクールカーストLOVE!!
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登録情報
- 出版社 : 徳間書店 (2014/12/19)
- 発売日 : 2014/12/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 317ページ
- ISBN-10 : 4199007806
- ISBN-13 : 978-4199007804
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 786位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 15位ボーイズラブノベルス (本)
- - 210位文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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2007年に本格的デビュー。以降、各社でBL作品を精力的に刊行し、デビュー10周年を迎えた17年には初の非BL作品『神さまのビオトープ』を発表、作風を広げた。巧みな人物造形や展開の妙、そして心の動きを描く丁寧な筆致が印象的な実力派である。一般文芸における初単行本『流浪の月』で2020年本屋大賞を受賞。おもな著作に『未完成』『真夜中クロニクル』『365+1』『おやすみなさい、また明日』『美しい彼』『わたしの美しい庭』『滅びの前のシャングリラ』などがある。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.8
星5つ中の4.8
983 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年1月6日に日本でレビュー済み
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106人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年2月7日に日本でレビュー済み
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自分の中で、この先この作品を超えるBL文庫は無いと断言出来る名作でした。
凪良先生と言えば的な感じで、相変わらず主人公がかわいそうな立場でありマイナスな十字架を背負っています。
そんな主人公が成長していく中での2人の恋の話は、切ない悲しい…………だけどめちゃくちゃ笑えるんです!!
2人のキャラが最高すぎて、ずっとこの2人を追っかけていたいです。
BLとか関係無く、このお話はいろんな人に読んで欲しいと思う素敵なお話。
読んでる時間ずっと幸せでした。
たった一行に笑えたり名言だったり切なかったりと情報量がすごい。
あーおもしろい結構読んじゃったかな?って見るとまだ数10Pしか進んでなかったりして「え?!まだこれしか読み進んでなかったのか!」って何度もなりました。
正直他のBL本が読めなくなりそうで怖いと思ったくらい、圧倒的に他とは一線を引く面白さです。
なんかもう文学本でもおかしくないと思う。というくらい、深い内容です。誰が読んでも主人公の生きづらい気持ちは共感出来ると思います。
あとえっちシーンがちゃんとエロいけど表現が綺麗なところに著者様の力量を感じました!
凪良先生と言えば的な感じで、相変わらず主人公がかわいそうな立場でありマイナスな十字架を背負っています。
そんな主人公が成長していく中での2人の恋の話は、切ない悲しい…………だけどめちゃくちゃ笑えるんです!!
2人のキャラが最高すぎて、ずっとこの2人を追っかけていたいです。
BLとか関係無く、このお話はいろんな人に読んで欲しいと思う素敵なお話。
読んでる時間ずっと幸せでした。
たった一行に笑えたり名言だったり切なかったりと情報量がすごい。
あーおもしろい結構読んじゃったかな?って見るとまだ数10Pしか進んでなかったりして「え?!まだこれしか読み進んでなかったのか!」って何度もなりました。
正直他のBL本が読めなくなりそうで怖いと思ったくらい、圧倒的に他とは一線を引く面白さです。
なんかもう文学本でもおかしくないと思う。というくらい、深い内容です。誰が読んでも主人公の生きづらい気持ちは共感出来ると思います。
あとえっちシーンがちゃんとエロいけど表現が綺麗なところに著者様の力量を感じました!
2021年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本屋大賞で興味を惹かれ、図書館で予約してみたものの文芸作品は長蛇の列。
ふとBL小説として評価の高いこちらを借りてみたのですが……ド肝を抜かれました。
騙されたと思って初めの20ページだけでも読んでみてください。
まるで繊細なガラス細工のような文章。オリジナリティあふれる心象風景。
なのにそこはかとないユーモアが常に漂っていて、一気に引き込まれました。
後半のBL展開はジャンル的に欠かせないものでしょうけれど、
個人的には平良の独自の世界観でもって、全編読んでみたかったです。
清居視点のラブコメやお約束展開も巧いんですが、前半が物凄すぎて、
もっと! 道なき道を行けるだろ! この作者様なら!!
と思わずにはいられない。
図書館でシリーズ三作とも借りた後、購入して線引きながら読みました。
ついで言うと、続編はさらに面白かったです。天才か。
ふとBL小説として評価の高いこちらを借りてみたのですが……ド肝を抜かれました。
騙されたと思って初めの20ページだけでも読んでみてください。
まるで繊細なガラス細工のような文章。オリジナリティあふれる心象風景。
なのにそこはかとないユーモアが常に漂っていて、一気に引き込まれました。
後半のBL展開はジャンル的に欠かせないものでしょうけれど、
個人的には平良の独自の世界観でもって、全編読んでみたかったです。
清居視点のラブコメやお約束展開も巧いんですが、前半が物凄すぎて、
もっと! 道なき道を行けるだろ! この作者様なら!!
と思わずにはいられない。
図書館でシリーズ三作とも借りた後、購入して線引きながら読みました。
ついで言うと、続編はさらに面白かったです。天才か。
2021年11月27日に日本でレビュー済み
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ドラマを見て興味を持ちました。スクールカーストものって言っても、ドラマでは平良が気にしすぎてるだけじゃと思ってたのですが、小説では清居以外の取り巻きの男達は何も考えてないリア充なだけではなくしっかりいじめをしてる自覚があったので、高ニはちょっとしんどいなと思いました。でも、清居をいじめようとした取り巻きを平良がボコボコにしたり、卒業式にキスまでされたのにネガティブ爆発して勘違いして縁切ろうとしたり、再会してまた追っかけストーカーファンみたいになったり、すれ違いがギャグみたいで二人の噛み合わない会話が面白くて笑ってしまいました。大学編からはちょっとラブコメのようで楽しかったです。あくまでファンでいようとするネガティブキング平良に振り回される清居が面白いです。
2018年10月8日に日本でレビュー済み
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電子でしか買えないのです。こんな美麗な絵師様を使って、挿し絵無しとは、読者に冷たいレーベルですね。
私は絵師さんも応援したい。
こんなに笑いながら読んだBLは珍しい。楽しいです。再読しちゃうの何回目だろう。凪良ゆうさんの本の中でも安心して読める部類。痛くないし怖くない方の白凪良ゆう。
文句なく☆5で。
追記 挿絵口絵付きになったんですね。発売当初は無かったのに。切ない。昔買った人に再ダウンロードで挿絵をくれたりしないですかね。ちょっと聞いてみます。
私は絵師さんも応援したい。
こんなに笑いながら読んだBLは珍しい。楽しいです。再読しちゃうの何回目だろう。凪良ゆうさんの本の中でも安心して読める部類。痛くないし怖くない方の白凪良ゆう。
文句なく☆5で。
追記 挿絵口絵付きになったんですね。発売当初は無かったのに。切ない。昔買った人に再ダウンロードで挿絵をくれたりしないですかね。ちょっと聞いてみます。