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縄 -JOH- (ヤングキングコミックス) Kindle版 [アダルト]
人妻、未亡人、縛り、道具…ありとあらゆる淫猥で不道徳で不埒の限りをつくす情事…「イケてる2人」の佐野タカシが挑戦するハイレベルな究極エロスオムニバス!
- 言語日本語
- 出版社少年画報社
- 発売日2014/6/23
- ファイルサイズ62551 KB
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
星5つ中の4.1
27 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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VINEメンバー
あとがきでは『官能って難しい』とこぼしているが、「何を仰いますやら」とお返ししたい極上の官能劇画が編み出されていると断言したい。その設定やストーリー展開は悉く桃色煩悩琴線に触れるものであり、湿り気と仄暗さのある結末は凌辱寄りな読み切りとして妥当な落としどころであろう。そして、これらを美麗な作画が後押しする。
好みを除けば非の打ち所がないと言うしかなく、何よりこの作者のこれまでの路線からすれば大きなチャレンジかと思われるところが早くも官能的大輪の花を咲かせているといった驚きもある。その意味においても意義のある作品だと言えよう。1話が50〜52頁という大ボリュームで、時には時間経過も巧みに盛り込んだ奥行きのある全4話が並んでいる。
【初 夜】 虜 - 家庭教師の先生と生徒の母
【第二夜】 罠 - 生徒の母とその夫
最初の2話はトータル102頁の前後編。秘密を知ってしまった先生が迫るいやらしさと、それに抗い切れず溺れてしまう生徒の母が時間をかけて描かれた後で、2人の関係を知った夫が寝取られ嫉妬に燃え狂って覚醒するのだが、その豹変振りには若干の違和感があり、妻(生徒の母)の疼きにも結末とのズレを感じなくはないものの、悶々とした劣情の連鎖が素敵な淫猥さで描かれている。
【第三夜】 蜜 - 住職と未亡人
確かに未亡人が接する機会の多い男の1人は住職だよな〜、住職と未亡人はやっぱり鉄板の設定なんだな〜、などと思わせる王道の淫靡が、むしろ王道のセンターラインをしっかり突き進んだことで醸される背徳が滲み出ている。あまりにも美しい未亡人に懸想してしまう住職は1人ではないのである。
【最終夜】 玩 - かつての教師と教え子(今は人妻)
落ちぶれた塾講師が高校教師の頃に浸った秘密に再会という形で再開してしまうところで、これを知った夫が最後にスパイスを効かせている。タイトルにある『縄』を最もストレートに活用している話であり、縛られた女体の美しさを感じる描写でもある。
基本的には似通った女性像ながら、髪型はもちろんのこと、顔の細かな輪郭や瞳の描き方でヒロインの性格や気の強さといった違いが出ており、似ていながらしっかり別人になっているのはさすがの画力。細身ながらメリハリのあるプロポーションも印象的で、むしろすっと立っている姿に品のある色気を感じたりするのは却って艶めかしく、本作に漂う妖艶な世界観を如実に彩っている作画と言える。シリーズ第2弾となる『 縛‐baku‐ 』への期待も高まる。
好みを除けば非の打ち所がないと言うしかなく、何よりこの作者のこれまでの路線からすれば大きなチャレンジかと思われるところが早くも官能的大輪の花を咲かせているといった驚きもある。その意味においても意義のある作品だと言えよう。1話が50〜52頁という大ボリュームで、時には時間経過も巧みに盛り込んだ奥行きのある全4話が並んでいる。
【初 夜】 虜 - 家庭教師の先生と生徒の母
【第二夜】 罠 - 生徒の母とその夫
最初の2話はトータル102頁の前後編。秘密を知ってしまった先生が迫るいやらしさと、それに抗い切れず溺れてしまう生徒の母が時間をかけて描かれた後で、2人の関係を知った夫が寝取られ嫉妬に燃え狂って覚醒するのだが、その豹変振りには若干の違和感があり、妻(生徒の母)の疼きにも結末とのズレを感じなくはないものの、悶々とした劣情の連鎖が素敵な淫猥さで描かれている。
【第三夜】 蜜 - 住職と未亡人
確かに未亡人が接する機会の多い男の1人は住職だよな〜、住職と未亡人はやっぱり鉄板の設定なんだな〜、などと思わせる王道の淫靡が、むしろ王道のセンターラインをしっかり突き進んだことで醸される背徳が滲み出ている。あまりにも美しい未亡人に懸想してしまう住職は1人ではないのである。
【最終夜】 玩 - かつての教師と教え子(今は人妻)
落ちぶれた塾講師が高校教師の頃に浸った秘密に再会という形で再開してしまうところで、これを知った夫が最後にスパイスを効かせている。タイトルにある『縄』を最もストレートに活用している話であり、縛られた女体の美しさを感じる描写でもある。
基本的には似通った女性像ながら、髪型はもちろんのこと、顔の細かな輪郭や瞳の描き方でヒロインの性格や気の強さといった違いが出ており、似ていながらしっかり別人になっているのはさすがの画力。細身ながらメリハリのあるプロポーションも印象的で、むしろすっと立っている姿に品のある色気を感じたりするのは却って艶めかしく、本作に漂う妖艶な世界観を如実に彩っている作画と言える。シリーズ第2弾となる『 縛‐baku‐ 』への期待も高まる。
2014年6月25日に日本でレビュー済み
ヤングキング掲載のシリーズもの。
M属性を見抜かれたヒロインたちが
緊縛、凌辱、調教の憂き目にあう官能劇画集。
・初夜 虜
大学生の真吾は家庭教師先の奥さん・夏目景子に憧れる。
大学病院の外科医師を夫に持つ、なんの不自由もない「深窓の」奥様。
しかしある日、真吾は景子の秘密を目撃し・・・
・第二夜 罠
景子の夫・夏目は、年若い妻と家庭教師の大学生との
ただならぬ関係に気づき嫉妬する。
激情を抑えながら病院では理想の医師を演じていたが
彼を尊敬する看護師・佐伯の若い肉体に、思わず・・・
・第三夜 蜜
急死した父の後を継いだ若住職。
一年前に夫を亡くし、月命日ごとに欠かさず寺を訪れる
美しい未亡人・叶野志津香が気になり・・・
・最終夜 玩
塾の講師・加賀は大学時代の後輩・三田と飲んだ勢いで
彼の新居に連れて行かれる。
新妻の瑞貴を紹介され驚く加賀。
彼女は加賀の高校教師時代の教え子で・・・
凌辱されながらも男を惑わす色気を発散させるヒロインたち。
そして深みにはまっていく男たち。
そんなオーソドックスな官能劇画の世界を
佐野タカシ流に大真面目に描いた作品集。
女性キャラの庇護を求めるような表情や
プリプリした肉感などは作者の得意とするところ。
清楚な未亡人や人妻たちが
淫らに堕ちていく姿こそが官能劇画の肝!
M属性を見抜かれたヒロインたちが
緊縛、凌辱、調教の憂き目にあう官能劇画集。
・初夜 虜
大学生の真吾は家庭教師先の奥さん・夏目景子に憧れる。
大学病院の外科医師を夫に持つ、なんの不自由もない「深窓の」奥様。
しかしある日、真吾は景子の秘密を目撃し・・・
・第二夜 罠
景子の夫・夏目は、年若い妻と家庭教師の大学生との
ただならぬ関係に気づき嫉妬する。
激情を抑えながら病院では理想の医師を演じていたが
彼を尊敬する看護師・佐伯の若い肉体に、思わず・・・
・第三夜 蜜
急死した父の後を継いだ若住職。
一年前に夫を亡くし、月命日ごとに欠かさず寺を訪れる
美しい未亡人・叶野志津香が気になり・・・
・最終夜 玩
塾の講師・加賀は大学時代の後輩・三田と飲んだ勢いで
彼の新居に連れて行かれる。
新妻の瑞貴を紹介され驚く加賀。
彼女は加賀の高校教師時代の教え子で・・・
凌辱されながらも男を惑わす色気を発散させるヒロインたち。
そして深みにはまっていく男たち。
そんなオーソドックスな官能劇画の世界を
佐野タカシ流に大真面目に描いた作品集。
女性キャラの庇護を求めるような表情や
プリプリした肉感などは作者の得意とするところ。
清楚な未亡人や人妻たちが
淫らに堕ちていく姿こそが官能劇画の肝!
2015年4月27日に日本でレビュー済み
官能小説の漫画版といった具合の内容で、
ストーリーも濡れ場もなかなかに美的感覚があって面白い。
内容は昼ドラっぽい。
2話の医者の語りとか、いかにも官能小説っぽい。
特にギャグやセリフが滅茶苦茶面白い。
1話だけで5回くらいフフッっと笑った。
濡れ場で「堪忍してぇ!!堪忍!!」と叫んだり、
「イキィクウ!!」「ヒィヒイイイイイン!」(馬かよ)と謎の奇声をあげるヒロインって、
これは笑うなというほうが無理だろう。
勘弁はともかく、堪忍って久々に聞いた。
作者や編集もお気に入りみたいで、
2巻の帯にも使われている。
潮で墓石を汚すシーンも飛び捲くりで笑うなというほうが無理。
景子の話はなんとなく無理矢理ハッピーエンドっぽいが、
やはり2巻でまだ続きがあるようだ。
ただ、タイトルや表紙にもなっているわりに、縄の要素はいまいち薄い。
ヒロインも表紙のように、縛られて痕だらけにはならない。
緊縛物としては、やや弱いか。
ストーリーも濡れ場もなかなかに美的感覚があって面白い。
内容は昼ドラっぽい。
2話の医者の語りとか、いかにも官能小説っぽい。
特にギャグやセリフが滅茶苦茶面白い。
1話だけで5回くらいフフッっと笑った。
濡れ場で「堪忍してぇ!!堪忍!!」と叫んだり、
「イキィクウ!!」「ヒィヒイイイイイン!」(馬かよ)と謎の奇声をあげるヒロインって、
これは笑うなというほうが無理だろう。
勘弁はともかく、堪忍って久々に聞いた。
作者や編集もお気に入りみたいで、
2巻の帯にも使われている。
潮で墓石を汚すシーンも飛び捲くりで笑うなというほうが無理。
景子の話はなんとなく無理矢理ハッピーエンドっぽいが、
やはり2巻でまだ続きがあるようだ。
ただ、タイトルや表紙にもなっているわりに、縄の要素はいまいち薄い。
ヒロインも表紙のように、縛られて痕だらけにはならない。
緊縛物としては、やや弱いか。