精神疾患を抱えた作者による実体験の漫画はそれなりに読んでいますが、この作品は中でも「読ませる力がない」ですね。もう少しなんとかならないのかな、と思いました。
他の方が書いている通り、リスカの話が多いです。
どうしても気になったのは、リスカ跡を他人に見せつける人は「卑怯」で、自分のリスカは「私、傷ついている」っていうところ。リスカなんて根っこは同じだし、他人に見せてしまう人の方が闇は深いんじゃないかな、と思う。
なーんか自分だけ傷ついてずるいなー、こっちの方が卑怯じゃない?
そういう傾向は他にも何かと見受けられます。
ストレスで生理が止まった・・・そんなの精神科に通ってる人ならただの「あるある」。
病気が生涯治らないのも統合失調症の人や双極性の人なら「当たり前」。
軽い、重い、と言いたいわけではないけど強迫性障害ではおそらく障害年金も受給できない。治る可能性があるから。
辛口に書いてしまいましたが、他の精神疾患について知識がなさすぎ(理解もない)で「自分、かわいそう」感が強く不愉快な気分になりました。若いから仕方ないのかもね。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
精神病棟入院記 (LAZA COMICS) 単行本(ソフトカバー) – 2017/8/1
- Kindle版 (電子書籍)
¥0 Kindle Unlimited 会員は、このタイトルを追加料金なし(¥0)で読み放題 ¥990 Kindle 価格 獲得ポイント: 10pt - 単行本(ソフトカバー)
¥990
獲得ポイント: 10pt
購入を強化する
強迫観念、幻聴、自傷・・・受験ストレスにより精神を病んでしまう岡野く仔は学校に通えなくなり精神科の病院へ入院する―――
当時(16歳)の実体験を元に綴られる赤裸々で衝撃的な日常。
まんだらけのWEBコミック「ラザ」での連載漫画に加え、入院二日目以降の出来事や退院後のエピソードも収録。
売店での買い物、お風呂など病院での日々のルール、外出許可、外泊許可とは・・・。
そして、入院中に知り合った女性二人はどんな人たちだったのか。
退院後も紆余曲折しながら、社会復帰を果たした作者。
どのようにして病状を抑え、快復したのかを独自の視点で描き綴った作品。
書き下ろしページはトータル50ページ以上!!
単行本・電子書籍でしか楽しめない内容が盛りだくさんです!
当時(16歳)の実体験を元に綴られる赤裸々で衝撃的な日常。
まんだらけのWEBコミック「ラザ」での連載漫画に加え、入院二日目以降の出来事や退院後のエピソードも収録。
売店での買い物、お風呂など病院での日々のルール、外出許可、外泊許可とは・・・。
そして、入院中に知り合った女性二人はどんな人たちだったのか。
退院後も紆余曲折しながら、社会復帰を果たした作者。
どのようにして病状を抑え、快復したのかを独自の視点で描き綴った作品。
書き下ろしページはトータル50ページ以上!!
単行本・電子書籍でしか楽しめない内容が盛りだくさんです!
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社まんだらけ
- 発売日2017/8/1
- 寸法18.2 x 12.8 x 2 cm
- ISBN-104860721349
- ISBN-13978-4860721343
この商品を見た後に買っているのは?
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
1分以内にKindleで 精神病棟入院記 (LAZA COMICS) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : まんだらけ; B6版 (2017/8/1)
- 発売日 : 2017/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 160ページ
- ISBN-10 : 4860721349
- ISBN-13 : 978-4860721343
- 寸法 : 18.2 x 12.8 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 177,777位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 112,434位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
星5つ中の3.7
114 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
様々な家族の形というものがあって、少なくとも作者とお姉さんは肯定的にお母さんを捉えてる様なので、このレビューを読んだら傷つけることになるかもしれませんが、あえて書きます。
お母さんは、毒親です。そして止めもせず中学生の子どもに対して土下座しろという父親も毒親です。
「コーヒーをかける」「往復ビンタで鼻血を出させる」部活動の自由、進路の自由を許さない、顔色を伺いながら生活させる…これ、一発アウトものの、虐待行為です。
治療は、自傷行為や強迫性障害のある作者もですが、それ以上にお母さん自身がカウンセリングを受ける必要を感じます。
人は多面的なものです。愛情がある、母親としてやることはやっている、としても、子どもに手を挙げ、精神的虐待をしている時点で問題の根幹は作者ではなく作者の父母であり、この夫婦の治療なくしてこのご家族の苦しみは無くならない気がします。
ともあれ、作者、お姉さんが作中、ご家族への感謝や、特にお母さんのことをフォローしていたこと。お姉さんも正直感覚麻痺してるかな、と思うとこもありますが妹さんへの対応について思慮深くしっかりした病気への解釈があり、お二人とも大人になっていくにつれ精神的自立を果たし是非素敵な未来を、紡いで行って欲しいと思います。
お母さんは、毒親です。そして止めもせず中学生の子どもに対して土下座しろという父親も毒親です。
「コーヒーをかける」「往復ビンタで鼻血を出させる」部活動の自由、進路の自由を許さない、顔色を伺いながら生活させる…これ、一発アウトものの、虐待行為です。
治療は、自傷行為や強迫性障害のある作者もですが、それ以上にお母さん自身がカウンセリングを受ける必要を感じます。
人は多面的なものです。愛情がある、母親としてやることはやっている、としても、子どもに手を挙げ、精神的虐待をしている時点で問題の根幹は作者ではなく作者の父母であり、この夫婦の治療なくしてこのご家族の苦しみは無くならない気がします。
ともあれ、作者、お姉さんが作中、ご家族への感謝や、特にお母さんのことをフォローしていたこと。お姉さんも正直感覚麻痺してるかな、と思うとこもありますが妹さんへの対応について思慮深くしっかりした病気への解釈があり、お二人とも大人になっていくにつれ精神的自立を果たし是非素敵な未来を、紡いで行って欲しいと思います。
2018年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
I like you manga. The book definitely helps people to understand metal health problems. In Australia, people care a lot about mental health at workplace. My co-worker had depression for a while. At that time, no body in the company blamed her or judged her. She is much better now. :)
2018年6月5日に日本でレビュー済み
精神病院について詳しく書かれているかと思いきや規則正しい場所なんだね(病院なら当たり前だけど)以外の情報はほぼなくタイトル詐欺に近いです。いや、著者が精神病院に入院してそこでの生活がページの6割を占めているので入院記といえば確かにそうなんですが…。精神病院について知りたい方は他の実用書やエッセイを手に取った方がいいです。本作はあくまで著者の内面を描いたエッセイなので外部の情報は二の次三の次になってます。
ざっくりと中身を説明すると毒親持ちの著者が病んで精神病院に入れられるもいっさい病気は治らず留年中退引きこもりを繰り返し最近オタ活によってポジティブに生きられるようになってきた…というお話でした。入院は無駄!病状悪化しただけ!という結論がおそらく著者の中でできあがってしまっているので、精神病院に関する描写もそれなりですね…。
あとリスカ描写が多いのでグロ注意。歯ぐき注意。表紙を拡大するとわかりますが著者のアバターである主人公はずっと歯ぐきむき出しなので正直キモかったです。表紙のようなゆるキャラ+歯ぐきむき出しの組み合わせでも集中して内容を追える方向け。私は歯ぐきに気を取られて内容があまり頭に入ってきませんでした。なぜ口だけデフォルメせずにリアル志向なんだ…。
絵は雑で内容もそこらのエッセイと同じ、1000円近く出して得られるものが少ないのでこの評価とします。歯ぐきなんとかしてください。☆2。
ざっくりと中身を説明すると毒親持ちの著者が病んで精神病院に入れられるもいっさい病気は治らず留年中退引きこもりを繰り返し最近オタ活によってポジティブに生きられるようになってきた…というお話でした。入院は無駄!病状悪化しただけ!という結論がおそらく著者の中でできあがってしまっているので、精神病院に関する描写もそれなりですね…。
あとリスカ描写が多いのでグロ注意。歯ぐき注意。表紙を拡大するとわかりますが著者のアバターである主人公はずっと歯ぐきむき出しなので正直キモかったです。表紙のようなゆるキャラ+歯ぐきむき出しの組み合わせでも集中して内容を追える方向け。私は歯ぐきに気を取られて内容があまり頭に入ってきませんでした。なぜ口だけデフォルメせずにリアル志向なんだ…。
絵は雑で内容もそこらのエッセイと同じ、1000円近く出して得られるものが少ないのでこの評価とします。歯ぐきなんとかしてください。☆2。
2017年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良い作品だと思います。
若い時に発症して、ご自身の症状など分かりやすく描かれています。コミックエッセイだからこそ文字だけだと想像しにくい症状などが理解しやすかったです。
精神科に興味のある多くの方に読んでもらって良い作品だと思いますが、他の方のレビューにもあるようにリスカ表現があるのでそこは要注意かと。
他の方のレビューで酷評も見受けられますが、私は周りにオススメできる本だと思ってます。
一貫性がないように見えたのかもしれませんが、まだお若い作者様の(当時の?)揺れ動く感情をそのまま感じれば良いのではないですかね。
若い時に発症して、ご自身の症状など分かりやすく描かれています。コミックエッセイだからこそ文字だけだと想像しにくい症状などが理解しやすかったです。
精神科に興味のある多くの方に読んでもらって良い作品だと思いますが、他の方のレビューにもあるようにリスカ表現があるのでそこは要注意かと。
他の方のレビューで酷評も見受けられますが、私は周りにオススメできる本だと思ってます。
一貫性がないように見えたのかもしれませんが、まだお若い作者様の(当時の?)揺れ動く感情をそのまま感じれば良いのではないですかね。
2020年11月9日に日本でレビュー済み
自画像が怖いです。口元だけリアルにする必要が??目つきも怖かった。
読んだあともあまり心に残りませんでした。「この漫画を通して病気の理解を深めたい」「使える制度を知って欲しい」という意志を感じられないし、ただ「聞いて聞いて」自分の経験や思いとつらつらと描いただけに思えました。
勝手に進路も習い事も決め激昂しやすい母親というのは、うちもそうでしたが子どもにそういう態度で接するのは流行ってでもいたのでしょうか。
親だからと不必要な場面で強く出て、逆に子供は進学就職に失敗したり恨まれ精神疾患になったり親に会いにこなくなったり…と親にとってもいいことはないはずが。
弟さんとお母さんの顔がそっくりでよくどちらかわからなくなりました。
お姉ちゃんは優しく包容力もあるのだろうけど、「話をそらす能力」というか本当にお姉ちゃんも好きなミュージシャンのことを話したくて仕方なかっただけかも。
自傷行為について母親から理解されないのは辛いのに、当てつけでしてはいけないと思うあまり他の自傷する人達を否定してたのが気になりました。他人の事情には無理解。否定されて治る訳じゃないでしょう。
作者が寂しさから出会い系サイトで年上の人を募集したら、何百件と中高年男性からメールがきたのは気持ち悪かったです。
高校生の少女にオッサンどもが下心で群がる大人としての無責任さ。もし少女が何らかの被害に巻き込まれたら「出会い系を利用する少女が悪い」「男は下心あって当然、無防備なのが悪い!」「男はむしろ誘惑された被害者」と少女のみ叩くという最低な傾向ありますよね。
寂しさからキモイおっさんに走らなくて済む駆け込み寺のような場所が必要だと思います。
病院は「逆にストレスたまる場所」でしかなかったようで、入院したことで「入院したくないから絶対治す」と思えたのはよかったのかもしれませんが、平均的な病院なんだけど合わなかったのか、あまりよい病院ではなかったのか分かりかねます。
ちゃんとカウンセリングもしてくれる病院なら体壊すほどのストレスもなかったのでしょうか。
読んだあともあまり心に残りませんでした。「この漫画を通して病気の理解を深めたい」「使える制度を知って欲しい」という意志を感じられないし、ただ「聞いて聞いて」自分の経験や思いとつらつらと描いただけに思えました。
勝手に進路も習い事も決め激昂しやすい母親というのは、うちもそうでしたが子どもにそういう態度で接するのは流行ってでもいたのでしょうか。
親だからと不必要な場面で強く出て、逆に子供は進学就職に失敗したり恨まれ精神疾患になったり親に会いにこなくなったり…と親にとってもいいことはないはずが。
弟さんとお母さんの顔がそっくりでよくどちらかわからなくなりました。
お姉ちゃんは優しく包容力もあるのだろうけど、「話をそらす能力」というか本当にお姉ちゃんも好きなミュージシャンのことを話したくて仕方なかっただけかも。
自傷行為について母親から理解されないのは辛いのに、当てつけでしてはいけないと思うあまり他の自傷する人達を否定してたのが気になりました。他人の事情には無理解。否定されて治る訳じゃないでしょう。
作者が寂しさから出会い系サイトで年上の人を募集したら、何百件と中高年男性からメールがきたのは気持ち悪かったです。
高校生の少女にオッサンどもが下心で群がる大人としての無責任さ。もし少女が何らかの被害に巻き込まれたら「出会い系を利用する少女が悪い」「男は下心あって当然、無防備なのが悪い!」「男はむしろ誘惑された被害者」と少女のみ叩くという最低な傾向ありますよね。
寂しさからキモイおっさんに走らなくて済む駆け込み寺のような場所が必要だと思います。
病院は「逆にストレスたまる場所」でしかなかったようで、入院したことで「入院したくないから絶対治す」と思えたのはよかったのかもしれませんが、平均的な病院なんだけど合わなかったのか、あまりよい病院ではなかったのか分かりかねます。
ちゃんとカウンセリングもしてくれる病院なら体壊すほどのストレスもなかったのでしょうか。