前巻の交流戦最終戦にてレクティとブレア、二人のアイゼナッハ流魔双剣術使いは一騎打ちをし、レクティは片側の剣を折られながらもブレアに見事勝利しました。
そして、交流戦後にレクティとブレアは仲直りをし、同時にカナタの入れ知恵でブレアがE601小隊に新加入することとなります。
そして、改めてランキング戦初勝利を目指すE601小隊でしたが、狙撃の天才でもあり仲間を的確にサポートしてきたリコ・フラメルが訓練中とは言え彼女らしくないミスショットをしてしまいます。
そして、ランキング戦でも敵の予想外の攻撃に混乱し、リコはミソラにミスショットをしてしまい初勝利を逃すこととなります。
ペンダントを落とされた小隊長のミソラとミスショットをしたリコは険悪な雰囲気になります。
そんななか、千里眼の能力を買われ特務小隊の任務に参加したり、格上のC333小隊からスカウトされたりとリコの周囲は慌ただしくなり、さらに素直になれないリコの性格もあって一緒に戦ってきたE601小隊の仲間たちと急速に疎遠になってゆきます。
作中ではとても自信家で自らを女神と呼び、頭もよくスタイル抜群で完璧ぶりを見せつけるリコですが、本当は完璧でなくて寂しがり屋な一面を今巻では見せます。
なので、ある人物に対してリコが本心を明らかにするシーンとリコが仲間を頼るシーンは少しウルっときてしまいました。
ちなみに、この巻のリコも悪くないですが、個人的には７巻のリコが一番イキイキしてておすすめです。
・・・そういえば、今回ミソラが魔砲杖を扱ってましたけど彼女はコンバートしたんですかね？
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