梅図かずおさんの作品に出会ったのが
小学生だった頃「おろち」や「恐怖」
その作品のなかの「姉妹」「うばわれた心臓」でトラウマになった。
あと決定的な怖さ「おみっちゃんが今夜もやってくる」(描き直された作品)もそうである。
そして数ある作品を経て「神の左手、悪魔の右手」になる
自分の中でこれらの作品に共通して感じるのは夜の闇の怖さである。
雨の冷たさであったり、風の寒さ、
暗い夜の寂しい街頭の灯りだったりする。それらが恐怖を更に煽ったりする。
夜に繰り広げる悪夢。
梅図かずおさんの作品は全てに五感を感じる。
今や映像などでスプラッター表現が緻密でリアルになり、逆に怖さが薄くなりがちだが
この「神の左手、悪魔の右手」の作品描写は嫌悪感がプラスされた息つく間も無い恐怖がある。
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神の左手悪魔の右手(1) (ビッグコミックススペシャル) Kindle版
週刊ビッグコミックスピリッツ誌上にて1986年から連載された、ホラーの巨匠の名をほしいままにする、楳図かずおが満を持して描く、ホラーコミックの決定版!悪夢、不条理、スプラッター、人間のすべての恐怖の本質を抉り取り、すくい上げたエッセンスが凝縮され、提示される。連作短編の体裁をとった本作は、全4巻だった文庫版に対し、UMEZZ PERFECTION!では全2巻とし、戦慄の内容を息つく暇も無く一気に読み進めることができるジェットコースター・ショッキング・ホラーとしてリリースする。
第1集では、錆びたハサミ、消えた消しゴム、女王蜘蛛の舌、の3編を収録。
第1集では、錆びたハサミ、消えた消しゴム、女王蜘蛛の舌、の3編を収録。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/2/26
- ファイルサイズ275670 KB
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商品の説明
出版社からのコメント
ホラー漫画の第一人者、楳図かずおが描く、究極のホラーコミック。 戦慄のスプラッターシーンからスタートする『錆びたハサミ』を はじめ、生理的な痛みから、不条理な恐怖、不穏な空気を孕みつつ 進行する夢と現実の混濁など、ありとあらゆる恐ろしさを内包 した恐怖の作品集。600ページを超える厚さの本書は、特別装丁・ 回り込みカバーと三方小口吹き付け印刷により、禍々しい存在感 を放つ『恐怖の箱』として刊行されます。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
31 件のグローバル評価
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かつて太田出版から出ていた『QJマンガ選書』を思い出させるぶ厚く蛍光色を多用した特異な装丁は、経年で劣化しなければ実に禍々しくて魅力的です。 SF風味やギャグ作品が続いた後、満を持して純粋ホラーに再帰した作品ですが、とても週刊連載されていたとは思えない怖ろしい内容です。 特にクモ嫌いの方は頁を捲れなくなる事必至の傑作『蜘蛛の舌』は、凡人ならばアイデアを思い付いても労力を考えればとても挑戦しようとは思わない壮絶な描き込みを伴う作品で、連載当時に大変な衝撃を受けました。 25年振りに読み返してもやはり頁を触るのすら一瞬戸惑う程です。 触った指からクモが這い上がってくるのではないかと…。 ともかく純粋に『怖い』漫画を読みたい方にはお薦めです。楳図氏の一時期より荒々しくなったペンタッチと、黒く、均等な細かいコマ割りに恐怖に叫ぶ人物をループさせる特異な作風は唯一無比です。 しかし、表紙でネタバレをしてしまっているのは感心しません。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョジョ第五部の暗殺チーム、リゾット・ネエロのスタンド メタリカ 鉄分を操る能力
確かボス戦でドッピオの口ん中から剃刀の刃を出してきてすげーびびったけど元ネタ楳図さんすか荒木先生。
黒い絵本や錆びたはさみのシリアル・キラー的猟奇殺人要素はジョジョ第四部の吉良吉影ぽいし
影亡者の背後霊はそのままスタンド(幽波紋)だし。
あと影亡者に出てきた香月細子って細木数子ですか? 壮絶な死に方してますけど('・ω・`;)
女王蜘蛛の舌もジョジョ五部のボス親衛隊ティッツァーノのトーキング・ヘッドという舌に取り付いて
嘘を喋らすスタンドにそっくり
想くんの神の左手悪魔の右手能力の発動で人格変わっちゃうのは三つ目が通るみたいね。
荒木飛呂彦も楳図かずおチルドレンなのか
確かボス戦でドッピオの口ん中から剃刀の刃を出してきてすげーびびったけど元ネタ楳図さんすか荒木先生。
黒い絵本や錆びたはさみのシリアル・キラー的猟奇殺人要素はジョジョ第四部の吉良吉影ぽいし
影亡者の背後霊はそのままスタンド(幽波紋)だし。
あと影亡者に出てきた香月細子って細木数子ですか? 壮絶な死に方してますけど('・ω・`;)
女王蜘蛛の舌もジョジョ五部のボス親衛隊ティッツァーノのトーキング・ヘッドという舌に取り付いて
嘘を喋らすスタンドにそっくり
想くんの神の左手悪魔の右手能力の発動で人格変わっちゃうのは三つ目が通るみたいね。
荒木飛呂彦も楳図かずおチルドレンなのか
ベスト100レビュアーVINEメンバー
かつて太田出版から出ていた『QJマンガ選書』を思い出させるぶ厚く蛍光色を多用した特異な装丁は、経年で劣化しなければ実に禍々しくて魅力的です。
SF風味やギャグ作品が続いた後、満を持して純粋ホラーに再帰した作品ですが、とても週刊連載されていたとは思えない怖ろしい内容です。
特にクモ嫌いの方は頁を捲れなくなる事必至の傑作『蜘蛛の舌』は、凡人ならばアイデアを思い付いても労力を考えればとても挑戦しようとは思わない壮絶な描き込みを伴う作品で、連載当時に大変な衝撃を受けました。
25年振りに読み返してもやはり頁を触るのすら一瞬戸惑う程です。
触った指からクモが這い上がってくるのではないかと…。
ともかく純粋に『怖い』漫画を読みたい方にはお薦めです。楳図氏の一時期より荒々しくなったペンタッチと、黒く、均等な細かいコマ割りに恐怖に叫ぶ人物をループさせる特異な作風は唯一無比です。
しかし、表紙でネタバレをしてしまっているのは感心しません。
SF風味やギャグ作品が続いた後、満を持して純粋ホラーに再帰した作品ですが、とても週刊連載されていたとは思えない怖ろしい内容です。
特にクモ嫌いの方は頁を捲れなくなる事必至の傑作『蜘蛛の舌』は、凡人ならばアイデアを思い付いても労力を考えればとても挑戦しようとは思わない壮絶な描き込みを伴う作品で、連載当時に大変な衝撃を受けました。
25年振りに読み返してもやはり頁を触るのすら一瞬戸惑う程です。
触った指からクモが這い上がってくるのではないかと…。
ともかく純粋に『怖い』漫画を読みたい方にはお薦めです。楳図氏の一時期より荒々しくなったペンタッチと、黒く、均等な細かいコマ割りに恐怖に叫ぶ人物をループさせる特異な作風は唯一無比です。
しかし、表紙でネタバレをしてしまっているのは感心しません。

かつて太田出版から出ていた『QJマンガ選書』を思い出させるぶ厚く蛍光色を多用した特異な装丁は、経年で劣化しなければ実に禍々しくて魅力的です。
SF風味やギャグ作品が続いた後、満を持して純粋ホラーに再帰した作品ですが、とても週刊連載されていたとは思えない怖ろしい内容です。
特にクモ嫌いの方は頁を捲れなくなる事必至の傑作『蜘蛛の舌』は、凡人ならばアイデアを思い付いても労力を考えればとても挑戦しようとは思わない壮絶な描き込みを伴う作品で、連載当時に大変な衝撃を受けました。
25年振りに読み返してもやはり頁を触るのすら一瞬戸惑う程です。
触った指からクモが這い上がってくるのではないかと…。
ともかく純粋に『怖い』漫画を読みたい方にはお薦めです。楳図氏の一時期より荒々しくなったペンタッチと、黒く、均等な細かいコマ割りに恐怖に叫ぶ人物をループさせる特異な作風は唯一無比です。
しかし、表紙でネタバレをしてしまっているのは感心しません。
SF風味やギャグ作品が続いた後、満を持して純粋ホラーに再帰した作品ですが、とても週刊連載されていたとは思えない怖ろしい内容です。
特にクモ嫌いの方は頁を捲れなくなる事必至の傑作『蜘蛛の舌』は、凡人ならばアイデアを思い付いても労力を考えればとても挑戦しようとは思わない壮絶な描き込みを伴う作品で、連載当時に大変な衝撃を受けました。
25年振りに読み返してもやはり頁を触るのすら一瞬戸惑う程です。
触った指からクモが這い上がってくるのではないかと…。
ともかく純粋に『怖い』漫画を読みたい方にはお薦めです。楳図氏の一時期より荒々しくなったペンタッチと、黒く、均等な細かいコマ割りに恐怖に叫ぶ人物をループさせる特異な作風は唯一無比です。
しかし、表紙でネタバレをしてしまっているのは感心しません。
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VINEメンバー
過去の作品を新たな装丁と装丁者による着色等の原稿アレンジによって発刊してゆく
既発単行本とは一味違った楳図漫画を味わうUMEZZ PERFECTION!シリーズの第12弾。
第1巻・「錆びたハサミ」「消えた消しゴム」「女王蜘蛛の舌」
第2巻・「黒い絵本」「影亡者」の5編からなる作品。
楳図先生の怖い漫画は、読んでいてもどこか笑っちゃうような場面があったり、
『まことちゃん』のようなギャグ漫画には、逆に笑いの中に恐怖を感じるような場面があったりして
まさに恐怖と笑いは紙一重な作品が多いのですが、この『神の左手〜』に限っては、ただただ怖いばかりです。
学校や病院など読者の日常に近い場所を舞台にする事によって、更に恐怖を倍増させている話が多く、
特に「錆びたハサミ」は楳図先生の凄まじいイマジネーションの連続で、
冒頭からラストまで読者を休ませることなく、ハイテンションのままラストに傾れ込みます。
しかし、どのエピソードも「結局それ使って解決!?」的な感じがあり、
予測不能なラストが常の楳図作品にしてはオチが弱く思えたので、この★の数としました。
オチではなく、その過程の物語を楽しむ作品なのかも?
楳図先生が腕を痛める前の作品なので絵も緻密で、キャラクターや背景はもちろん、
内臓や吐しゃ物までもキッチリ描き込みされていて、グロテスクな場面も多々あるので、
そういうのが苦手な方は読まない方が良いかも?
楳図先生の他の怖い漫画は読めるけど、これはちょっと・・・と言う方も多く、
怪奇漫画・恐怖漫画ではなく、【ホラーコミック】という表記がピッタリな壮絶な作品です。
登場人物が全く異なる4ページの番外編「おふだ」と影亡者のプロトタイプ「背猛霊」は
『 妄想の花園―単行本未収録作品集 』で読めます。
この2編もかなりハイテンションな作品でオススメです。
「黒い絵本」を原作とした映画『 神の左手 悪魔の右手 [DVD ]』もあり。
さて、今回の装丁ですが、この作品には個人的に派手な原色が似合うと思っていたので、
カバーの狂ったような色使いはとても気に入りました。
1巻のカバー裏には新連載予告で使われたイラスト(既発単行本未収録)が使われています。
このカバーには、あるメンドクサイ仕掛けがあるので外して読むことになるのですが
本体表紙の紙に加工がしてあり、その手触りが作品内容を模して気持ち悪くて緊張感を誘い良いです。
しかし装丁にコストがかかりすぎたのか本編の紙質は漫画雑誌と同等レベルのものを使用。
これって本末転倒・・・。
そして、普通の白の紙は使用していない(所々色紙も使用)ので、
本来あるべき姿の緻密な線の黒と紙の白とのコントラストは死んでしまっています。
1987年の初単行本発売時の2色カラー化ページは例によって蛍光色に変更されており、
カバーイラストやカラー口絵は全て収録されているのは◎だが、色紙に印刷されているので
原稿本来の彩色を堪能できないのは凄く残念!
帯にあった「単行本未収録、鮮血の眼球尖端カラー」(第1話冒頭)は雑誌初出時のものを使用。
初単行本化時に削除されたコマを復活させています。
扉絵は全て収録されていますが、トリミングと再デザインがされており、
手のアイコンとローマ字表記のタイトル文字が凄く邪魔です。
今回外見の装丁は好きなのですが、本編に装丁者の手が加えられすぎていて、
PERFECTION!シリーズはこういうものだと解りつつも、
やっぱり蛍光色や色紙は「読み辛い」・・・というのが正直な感想です。
大きさに拘らないなら、読みやすさ・価格を考慮すると、現在でも新品で手に入る文庫のが良いです。
装丁については評価に入れていません。
既発単行本とは一味違った楳図漫画を味わうUMEZZ PERFECTION!シリーズの第12弾。
第1巻・「錆びたハサミ」「消えた消しゴム」「女王蜘蛛の舌」
第2巻・「黒い絵本」「影亡者」の5編からなる作品。
楳図先生の怖い漫画は、読んでいてもどこか笑っちゃうような場面があったり、
『まことちゃん』のようなギャグ漫画には、逆に笑いの中に恐怖を感じるような場面があったりして
まさに恐怖と笑いは紙一重な作品が多いのですが、この『神の左手〜』に限っては、ただただ怖いばかりです。
学校や病院など読者の日常に近い場所を舞台にする事によって、更に恐怖を倍増させている話が多く、
特に「錆びたハサミ」は楳図先生の凄まじいイマジネーションの連続で、
冒頭からラストまで読者を休ませることなく、ハイテンションのままラストに傾れ込みます。
しかし、どのエピソードも「結局それ使って解決!?」的な感じがあり、
予測不能なラストが常の楳図作品にしてはオチが弱く思えたので、この★の数としました。
オチではなく、その過程の物語を楽しむ作品なのかも?
楳図先生が腕を痛める前の作品なので絵も緻密で、キャラクターや背景はもちろん、
内臓や吐しゃ物までもキッチリ描き込みされていて、グロテスクな場面も多々あるので、
そういうのが苦手な方は読まない方が良いかも?
楳図先生の他の怖い漫画は読めるけど、これはちょっと・・・と言う方も多く、
怪奇漫画・恐怖漫画ではなく、【ホラーコミック】という表記がピッタリな壮絶な作品です。
登場人物が全く異なる4ページの番外編「おふだ」と影亡者のプロトタイプ「背猛霊」は
『 妄想の花園―単行本未収録作品集 』で読めます。
この2編もかなりハイテンションな作品でオススメです。
「黒い絵本」を原作とした映画『 神の左手 悪魔の右手 [DVD ]』もあり。
さて、今回の装丁ですが、この作品には個人的に派手な原色が似合うと思っていたので、
カバーの狂ったような色使いはとても気に入りました。
1巻のカバー裏には新連載予告で使われたイラスト(既発単行本未収録)が使われています。
このカバーには、あるメンドクサイ仕掛けがあるので外して読むことになるのですが
本体表紙の紙に加工がしてあり、その手触りが作品内容を模して気持ち悪くて緊張感を誘い良いです。
しかし装丁にコストがかかりすぎたのか本編の紙質は漫画雑誌と同等レベルのものを使用。
これって本末転倒・・・。
そして、普通の白の紙は使用していない(所々色紙も使用)ので、
本来あるべき姿の緻密な線の黒と紙の白とのコントラストは死んでしまっています。
1987年の初単行本発売時の2色カラー化ページは例によって蛍光色に変更されており、
カバーイラストやカラー口絵は全て収録されているのは◎だが、色紙に印刷されているので
原稿本来の彩色を堪能できないのは凄く残念!
帯にあった「単行本未収録、鮮血の眼球尖端カラー」(第1話冒頭)は雑誌初出時のものを使用。
初単行本化時に削除されたコマを復活させています。
扉絵は全て収録されていますが、トリミングと再デザインがされており、
手のアイコンとローマ字表記のタイトル文字が凄く邪魔です。
今回外見の装丁は好きなのですが、本編に装丁者の手が加えられすぎていて、
PERFECTION!シリーズはこういうものだと解りつつも、
やっぱり蛍光色や色紙は「読み辛い」・・・というのが正直な感想です。
大きさに拘らないなら、読みやすさ・価格を考慮すると、現在でも新品で手に入る文庫のが良いです。
装丁については評価に入れていません。