コロナにウクライナますます世界情勢と比例するかのように
混迷の色合いを深める(?)日本映画。
去年は取り上げられた作品全部文字通りの
"あなたの知らない"映画ばかりだったのですが
今年は『映画 煙突町のプペル』や『花束みたいな恋をした』…
とか先頃発売された
『邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season7 』
で紹介されたサクヒンは知ってました。
シネコンに足を運ばなくなっておおよそ2年、
この春には昔ながらの映画館が軒を連ねていた
地元駅ビルの閉鎖がアナウンスされ・・・。
加え"映画秘宝"休(⁈)刊も相俟って、
ますます映画から遠ざかりつつある自分を実感する中
"皆殺し"と"邦キチ"がか細いながらも
かけがえのないライフラインと化しつつあります。
来年もまた買います。
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皆殺し映画通信 あばれ火祭り 単行本(ソフトカバー) – 2022/4/4
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映画評論家・柳下毅一郎が贈る、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存するタブーなき日本映画レビュー!
あなたの知らない映画の世界
2020年世界中をパニックに陥れたCOVID 19は2021年もさらなる猛威を振るった。東京都下では四度目の緊急事態宣言が発令されていたため、無観客開催でのオリンピックというディストピア映画顔負けの現実も出現した。
そんななか、日本映画界では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円の大台を突破するヒット作となり、『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭で脚本賞をはじめ四冠を獲得し、さらにゴールデングローブ賞非英語映画賞を受賞。第94回アカデミー賞では、日本映画としては初の快挙となる作品賞をはじめ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞と四部門でのノミネートを果たし、日本映画としては13年ぶりとなる国際長編映画賞を見事受賞した。
が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し映画たちに効果があるワクチンや特効薬はいまだ開発されることはなく、さらなる健在っぷりを見事に披露。ハイコンセプト地方映画、オリンピック便乗映画、底抜けサブカル映画……「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる奇々怪々な映画たちの金銀銅のメダルラッシュ状態!!
そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がぶった斬る! 今年でついに10年目、シリーズ9冊目となる本作では、未知の日本映画との遭遇、怒濤の日本映画レビュー36本!!
「皆殺し映画放談」では、アートディレクター・高橋ヨシキ氏を迎え、日本映画のチラシデザインについて大いに語りつくす。さらに巻末では、ここでしか読めない「柳下毅一郎の2021年ベスト10映画」を一作品ごとの解説付きで発表する。
【目次】
< 2021年の日本映画レビュー36本収録 >
『えんとつ町のプペル』『空蝉の森』『ブレイブ 群青戦記』『劇場版 奥様は、取り扱い注意』『キネマの神様』『マスカレード・ナイト』『総理の夫』『CUBE 一度入ったら、最後』『劇場版 きのう何食べた?』『宇宙の法―エローヒム編―』『ヒノマルソウル』『名も無き世界のエンドロール界』『種まく旅人~華蓮のかがやき~』『いのちの停車場』『大綱引の恋唄』など……
< 皆殺し映画通信 スペシャルLIVE収録内容 >
第一部 柳下毅一郎の皆殺し映画2021総決算
第二部 皆殺し映画放談2021
柳下毅一郎(映画評論家) × 高橋ヨシキ(映画評論家、アートディレクター、サタニスト)
第三部 柳下毅一郎の2021年ベスト10映画発表!
あなたの知らない映画の世界
2020年世界中をパニックに陥れたCOVID 19は2021年もさらなる猛威を振るった。東京都下では四度目の緊急事態宣言が発令されていたため、無観客開催でのオリンピックというディストピア映画顔負けの現実も出現した。
そんななか、日本映画界では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円の大台を突破するヒット作となり、『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭で脚本賞をはじめ四冠を獲得し、さらにゴールデングローブ賞非英語映画賞を受賞。第94回アカデミー賞では、日本映画としては初の快挙となる作品賞をはじめ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞と四部門でのノミネートを果たし、日本映画としては13年ぶりとなる国際長編映画賞を見事受賞した。
が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し映画たちに効果があるワクチンや特効薬はいまだ開発されることはなく、さらなる健在っぷりを見事に披露。ハイコンセプト地方映画、オリンピック便乗映画、底抜けサブカル映画……「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる奇々怪々な映画たちの金銀銅のメダルラッシュ状態!!
そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がぶった斬る! 今年でついに10年目、シリーズ9冊目となる本作では、未知の日本映画との遭遇、怒濤の日本映画レビュー36本!!
「皆殺し映画放談」では、アートディレクター・高橋ヨシキ氏を迎え、日本映画のチラシデザインについて大いに語りつくす。さらに巻末では、ここでしか読めない「柳下毅一郎の2021年ベスト10映画」を一作品ごとの解説付きで発表する。
【目次】
< 2021年の日本映画レビュー36本収録 >
『えんとつ町のプペル』『空蝉の森』『ブレイブ 群青戦記』『劇場版 奥様は、取り扱い注意』『キネマの神様』『マスカレード・ナイト』『総理の夫』『CUBE 一度入ったら、最後』『劇場版 きのう何食べた?』『宇宙の法―エローヒム編―』『ヒノマルソウル』『名も無き世界のエンドロール界』『種まく旅人~華蓮のかがやき~』『いのちの停車場』『大綱引の恋唄』など……
< 皆殺し映画通信 スペシャルLIVE収録内容 >
第一部 柳下毅一郎の皆殺し映画2021総決算
第二部 皆殺し映画放談2021
柳下毅一郎(映画評論家) × 高橋ヨシキ(映画評論家、アートディレクター、サタニスト)
第三部 柳下毅一郎の2021年ベスト10映画発表!
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社カンゼン
- 発売日2022/4/4
- 寸法12.8 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-10486255637X
- ISBN-13978-4862556370
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出版社より


皆殺し映画2021総決算

2021年のトレンドはサブカルだった
皆殺し映画放談 柳下毅一郎×高橋ヨシキ

デザイナー・高橋ヨシキと語る日本のチラシデザイン大放談
柳下毅一郎2021年のベスト10映画発表

皆殺し映画2022年の期待作
商品の説明
著者について
柳下毅一郎(やなした・きいちろう)
1963年大阪府生まれ。英米文学翻訳家・映画評論家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社/文春文庫)を町山智浩と共著。著書に『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』(青土社)など。訳書にアラン・ムーア/ジェイセン・バロウズ〈ネオノミコン〉シリーズ、ジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』(共に国書刊行会)、ウィリアム・リンゼイ・グレシャム『ナイトメア・アリー』(早川書房)など。監訳書に<J・G・バラード短編全集>(東京創元社)などがある。
1963年大阪府生まれ。英米文学翻訳家・映画評論家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社/文春文庫)を町山智浩と共著。著書に『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』(青土社)など。訳書にアラン・ムーア/ジェイセン・バロウズ〈ネオノミコン〉シリーズ、ジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』(共に国書刊行会)、ウィリアム・リンゼイ・グレシャム『ナイトメア・アリー』(早川書房)など。監訳書に<J・G・バラード短編全集>(東京創元社)などがある。
登録情報
- 出版社 : カンゼン (2022/4/4)
- 発売日 : 2022/4/4
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 288ページ
- ISBN-10 : 486255637X
- ISBN-13 : 978-4862556370
- 寸法 : 12.8 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 72,426位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 77位映画論・映像論
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年大阪府生まれ。東京大学工学部卒。雑誌編集者を経て英米文学翻訳家、映画評論家。特殊翻訳家として人のあまり手がけない本の翻訳に注力する。主訳書にアラン・ムーア、エディ・キャンベル『フロム・ヘル』(みすず書房)、ジーン・ウルフ『ケルベロス第五の首』(国書刊行会)、J・G・バラード『クラッシュ』(東京創元社)など。
映画評論家としては〈映画秘宝〉などで執筆。『興行師たちの映画史』(青土社)など。欧米の殺人事件に精通し、洋泉社ムック〈Murder Watcher〉シリーズの責任編集をつとめる。その他サブカル全般。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
11 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト500レビュアー
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2022年4月26日に日本でレビュー済み
皆殺し映画通信もこれで10年目。10年一昔とはよくぞいったもので、長年日本映画界の「暗黒面」を見てきた柳下氏だからわかる、大きな潮流の転換が興味深い。どんどん農本主義化するご当地映画、青空系青春映画の衰退、果ては介護・おくりびと系映画の濫造など、もはやだれの目にも明らかになほど日本がお先真っ暗な兆候が映画にも出てきているという…
次回作は15、6年ぶりに再び日本映画の潮流として台頭の時を迎えている「テレビドラマの映画化」も斬り捨てて頂きたい。
次回作は15、6年ぶりに再び日本映画の潮流として台頭の時を迎えている「テレビドラマの映画化」も斬り捨てて頂きたい。