Twitterで見かけ、気になっていたため購入しました。
作者様の今までと、毒親と呼ばれる人達から逃げるため、自分の身と心を守るために何が必要かが書いてあるエッセイ本です。
読み終わった時、本当にこんな親がいるのか、と胸が痛いくらいでした。今までもこういったエッセイ本を何冊か読みましたが、ほとんどが理解のある旦那、大切な彼氏など、他の人から与えられた解決策で逃げられた例が多かったので、なら一人で生きている人はどうしたらいい?と具体的な過程が見当たらないままでした。
ですがこの本は、自分自身で動き、自分の人生を掴み取る過程を詳しく書いて下さっており、そんな手続きがあったんだ、と目からウロコ状態でした。
どんな手続きがあるのか、何が必要なのか、そもそも逃げる為にはどうしたらいいのか、そのあたりを詳しくわかりやすく描いてあるので、きっと必要としている人の力になってくれる1冊だと思います。
生きるために毒親から逃げました。 (コミックエッセイの森) (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/17
尾添 椿
(著)
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本の長さ168ページ
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言語日本語
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出版社イースト・プレス
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発売日2021/2/17
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ISBN-104781619568
-
ISBN-13978-4781619569
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商品の説明
著者について
2013年イラストレーターデビュー、2016年から漫画家として活動。
可愛いものと動物が好き。
両親と絶縁したことを漫画にしてsnsに公開したことをきっかけに、エッセイ漫画を描きはじめる。
書籍・Web等で活動中。
可愛いものと動物が好き。
両親と絶縁したことを漫画にしてsnsに公開したことをきっかけに、エッセイ漫画を描きはじめる。
書籍・Web等で活動中。
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2021/2/17)
- 発売日 : 2021/2/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 168ページ
- ISBN-10 : 4781619568
- ISBN-13 : 978-4781619569
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 15,229位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 406位エッセー・随筆 (本)
- - 19,179位コミック
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月17日に日本でレビュー済み
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19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Amazon初レビュー、失礼します。
幼少期から毒親より心理的虐待を受けてきた著者さまが、病気や障がいといったハンディキャップを抱えながらも、意を決してその環境から逃れるまでのお話です。
分籍などの効力やその手続きの仕方も載っているので、完全に親から離れたい方には非常に参考になるかと思います。
家庭・家族間の問題は、表面化しにくく第三者にも相談しづらいです。虐待の内容や環境、状況など、各々ケースは違いますが、本書を参考にひとりで抱え込むことなく、「ご自身にとって最善の選択」をしていただきたいです。
誰人も傷つけられる資格などないとの、命の叫びが聞こえてきます。心が震える思いで拝読しました。
著者さまはご両親から「逃げた」のではありません。ご自身の人生のために「立ち上がった」のだと、解釈しております。
最後になりますが、勇気を出してこの本を上梓された著者さまと、悩み抜いた末この本を手に取ろうとしている方の、これからのご多幸をお祈り申し上げます。
幼少期から毒親より心理的虐待を受けてきた著者さまが、病気や障がいといったハンディキャップを抱えながらも、意を決してその環境から逃れるまでのお話です。
分籍などの効力やその手続きの仕方も載っているので、完全に親から離れたい方には非常に参考になるかと思います。
家庭・家族間の問題は、表面化しにくく第三者にも相談しづらいです。虐待の内容や環境、状況など、各々ケースは違いますが、本書を参考にひとりで抱え込むことなく、「ご自身にとって最善の選択」をしていただきたいです。
誰人も傷つけられる資格などないとの、命の叫びが聞こえてきます。心が震える思いで拝読しました。
著者さまはご両親から「逃げた」のではありません。ご自身の人生のために「立ち上がった」のだと、解釈しております。
最後になりますが、勇気を出してこの本を上梓された著者さまと、悩み抜いた末この本を手に取ろうとしている方の、これからのご多幸をお祈り申し上げます。
2021年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
所謂「毒親」と呼ばれる両親の元に生まれ育った筆者の幼少からのエピソードに引き込まれ一気に読めるコミックエッセイ。
特に母親はサイコホラー映画の登場人物かと思うような人格で狂気すら覚えるレベルだった。
筆者が医師、臨床心理士、友人など親以外の人々との出会いに恵まれているのが唯一の救い。当たり外れの大きい臨床心理士やカウンセラー、担当した役場職員、全て当たりだったからこそ完全なる脱出ができたのかもしれない。
後半は今現在「本気」で毒の元から完全に逃げてやり直したい人向けで、逃げたいけれど逃げられない燻り状態の人や気力体力がまだ十分に回復していない人にとってはややハードルが高いかもしれないので、とりあえずこういう制度と方法があることを頭に入れておくだけでも十分楽になれる一冊。
特に母親はサイコホラー映画の登場人物かと思うような人格で狂気すら覚えるレベルだった。
筆者が医師、臨床心理士、友人など親以外の人々との出会いに恵まれているのが唯一の救い。当たり外れの大きい臨床心理士やカウンセラー、担当した役場職員、全て当たりだったからこそ完全なる脱出ができたのかもしれない。
後半は今現在「本気」で毒の元から完全に逃げてやり直したい人向けで、逃げたいけれど逃げられない燻り状態の人や気力体力がまだ十分に回復していない人にとってはややハードルが高いかもしれないので、とりあえずこういう制度と方法があることを頭に入れておくだけでも十分楽になれる一冊。
2021年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書で作者は「暴力などの身体的な虐待はなかった」と描いているが、ただ殴る蹴るの暴力がないだけで、病気を治療せず放置するのも、未成年に飲酒を強制するのも、れっきとした身体的虐待である。
このように、「暴力ではないから虐待ではない」と認識している虐待加害者と被害者はまだまだ多いのではないだろうか。
作者は実家にいれば経済的に困ることはなかったかもしれないが、そのかわり両親から恩を着せられ、「跡を継ぐため」だけの意に沿わない妊娠や養子縁組などを強要されていた。
一人の人間として生きるためには、虐待されていた事実を受け入れ、両親と絶縁し、家を出るしかなかった。それは本書の前半のエピソードから十分に伝わってくる。
育てられた親の洗脳から抜け出すことは本当に難しい。作者は幼少期から親の命令に従うのは当たり前、従わなければ一人で暮らせと言われていた。親にとっては軽い冗談のつもりでも、子どもにとっては生きるか死ぬかの深刻な問題だ。私も似たようなことを言われていたが、この手の養育者の立場を利用した脅し文句で子どもを支配するやり方は本当に卑劣である。
いくら周囲に理解のある友人や支援者がいても、最後の最後に自分を助けてくれるのは他でもない自分自身だ。親の考えが間違っていたことに気づき、自分の力で生きようとする自発的な意志がなければ、絶縁にまつわる制度までたどり着くことさえ難しいかもしれない。
ちまたでは戸籍制度により法的な絶縁は不可能だとよく言われているが、本書の後半では限りなく「事実上の絶縁」に近い形で親に自分の居場所を知られないようにする支援措置および戸籍の閲覧制限などの法的な対処方法や、そのための手続きが詳細に描かれている。このようなエッセイマンガは初めてなのではないだろうか。
血縁者だけでなく配偶者や元恋人、ストーカーなどから逃げたいときにも本書で紹介されている支援措置法や住民票閲覧制限の情報は役に立つ。
親が用意した道を拒否し、自分のために生きる道を選んだ作者の行動と、そのことから得た実体験による現実的な解決策は、今すぐ逃げたい人にとっての実用書であり、また、同じように親からの虐待によって日々追い詰められている人々の希望となるに違いない。
まだ絶縁までは考えていなくても、加害者から逃げたい人やいずれ家族と縁を切りたいと考えている人に、もしものときのお守りとして一読することをおすすめする。また、加害者が近くにいる場合は、安全のために紙媒体よりも電子書籍で購入した方がいいかもしれない。
このように、「暴力ではないから虐待ではない」と認識している虐待加害者と被害者はまだまだ多いのではないだろうか。
作者は実家にいれば経済的に困ることはなかったかもしれないが、そのかわり両親から恩を着せられ、「跡を継ぐため」だけの意に沿わない妊娠や養子縁組などを強要されていた。
一人の人間として生きるためには、虐待されていた事実を受け入れ、両親と絶縁し、家を出るしかなかった。それは本書の前半のエピソードから十分に伝わってくる。
育てられた親の洗脳から抜け出すことは本当に難しい。作者は幼少期から親の命令に従うのは当たり前、従わなければ一人で暮らせと言われていた。親にとっては軽い冗談のつもりでも、子どもにとっては生きるか死ぬかの深刻な問題だ。私も似たようなことを言われていたが、この手の養育者の立場を利用した脅し文句で子どもを支配するやり方は本当に卑劣である。
いくら周囲に理解のある友人や支援者がいても、最後の最後に自分を助けてくれるのは他でもない自分自身だ。親の考えが間違っていたことに気づき、自分の力で生きようとする自発的な意志がなければ、絶縁にまつわる制度までたどり着くことさえ難しいかもしれない。
ちまたでは戸籍制度により法的な絶縁は不可能だとよく言われているが、本書の後半では限りなく「事実上の絶縁」に近い形で親に自分の居場所を知られないようにする支援措置および戸籍の閲覧制限などの法的な対処方法や、そのための手続きが詳細に描かれている。このようなエッセイマンガは初めてなのではないだろうか。
血縁者だけでなく配偶者や元恋人、ストーカーなどから逃げたいときにも本書で紹介されている支援措置法や住民票閲覧制限の情報は役に立つ。
親が用意した道を拒否し、自分のために生きる道を選んだ作者の行動と、そのことから得た実体験による現実的な解決策は、今すぐ逃げたい人にとっての実用書であり、また、同じように親からの虐待によって日々追い詰められている人々の希望となるに違いない。
まだ絶縁までは考えていなくても、加害者から逃げたい人やいずれ家族と縁を切りたいと考えている人に、もしものときのお守りとして一読することをおすすめする。また、加害者が近くにいる場合は、安全のために紙媒体よりも電子書籍で購入した方がいいかもしれない。
ベスト1000レビュアー
Amazonで購入
著者のこれまでの人生ドラマと共に、法的に絶縁する方法を描いています。幼少の頃から、両親から微妙な躾を受け、それがやがて自分への無関心であることに気づき、心身ともにボロボロになりながら自分の生き方を見つけていきます。
絶縁といえば、暴力に起因する話をよく聞くのですが、このように、家系、跡取りを原因とするケースは初めて聞きました。ただ、本質的な部分、親子の不信感や、愛情のすれ違いという点では他人事のように思えず、読んでいてちょっと怖くなりました。著者のお母さんのサイコパス感はリアルホラーのようです。
本の中では、絶縁するための行政手続きや法制度についての解説もあります。それはそれで実用的に役に立ちますが、それ以上に、そこに至った過程はすべての人に起こりうることであり、毒親を持つ人、自分が毒親だと自覚がある人のみならず、広く多くの人に読んで欲しい人生の物語です。
絶縁といえば、暴力に起因する話をよく聞くのですが、このように、家系、跡取りを原因とするケースは初めて聞きました。ただ、本質的な部分、親子の不信感や、愛情のすれ違いという点では他人事のように思えず、読んでいてちょっと怖くなりました。著者のお母さんのサイコパス感はリアルホラーのようです。
本の中では、絶縁するための行政手続きや法制度についての解説もあります。それはそれで実用的に役に立ちますが、それ以上に、そこに至った過程はすべての人に起こりうることであり、毒親を持つ人、自分が毒親だと自覚がある人のみならず、広く多くの人に読んで欲しい人生の物語です。