駆け出しマジシャンの尚とオテルのオーナー、クライブ。
お話はあまり無理もなく、事件が起こった後は
ふたりの絆がしっかり結ばれることになり
お約束と言えばお約束ですが、安心して読んでいられました。
ただクライブが尚に秘密にしていたことは、
尚が一番気にしていたことなのに、そんな理由で秘密にしていいのか?
説得力がなさすぎないか??
伝えておいた方が危険にも巻き込まれずに済んだのでは?
という疑問がどうしてもわいてきてしまって
結果そこが気になりすぎて･･･それで☆は3つです。
ですが尚のロビーで泣く子供やイライラした人たちで空気の悪い空港でのシーンで
マジックで人の心を和ませるシーンは読んでいてとても気持ちがよく
尚はとってもいい青年だということは伝わってきたので
その尚がラストは仕事も恋も順調で幸せそうだったので、
読んだ後はほんわかしたいい気分になりました。
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