原作は未読。
「異世界召喚」という流行りのテンプレートを取り込んだ、高校生の国王による
"内政" ファンタジー。
三公との最終勧告及びアミドニア公国との開戦が描かれる第3巻。
さて、当巻では
1巻での「君主が下す一度の "これ"」や、トモエの登用、「カナリア」の正体、
禁軍兵士達による建設作業などの重労働、といった前巻までの伏線が小気味良く
どんどん回収されていきます。
こうした読み手をハッとさせる展開が多いのも当巻の魅力の1つですが、
個人的にはアミドニア軍の領内侵攻時におけるソーマの国王としての思考・行動
がとても印象的です。
戦という非常事態の際に、国民の被害を最小限に抑えたい、死者を出したくない
という「国民の安否」を最優先に考え、多少強引な方法であろうとも、それを
実行に移す姿勢・気概はトップの立場にある以上、下の立場からすれば是非とも
備わっていて欲しい "資質" なので、この場面は何度読んでもとても心に響きます。
まあ、多少ソーマ国王による水面下での計略が出来過ぎている感はありますが(笑)、
何れにせよ、読者の2手3手先を見据えた展開になっているので、
「国の動向」を追っていくストーリーや、伏線が張られていてしっかり回収して
くれるストーリーが好きな方におすすめします。
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現実主義勇者の王国再建記III (ガルドコミックス) Kindle版
若き国王ソーマが推し進める改革により国内の民が恩恵を受ける一方、
既得権益を持つ貴族たちの不満が限界を超えつつあった。
隣国のアミドニアも不穏な動きを見せる中、秘密裏に開催された“三公”との会談は物別れに終わる。
戦いが不可避な状況にソーマは遂に決断する!!
「さあ、征伐を始めよう――」
内戦が勃発し、各陣営の思惑が激しく交錯する異世界本格内政ファンタジー第三幕!
既得権益を持つ貴族たちの不満が限界を超えつつあった。
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戦いが不可避な状況にソーマは遂に決断する!!
「さあ、征伐を始めよう――」
内戦が勃発し、各陣営の思惑が激しく交錯する異世界本格内政ファンタジー第三幕!
- 言語日本語
- 出版社オーバーラップ
- 発売日2019/2/25
- ファイルサイズ64275 KB
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登録情報
- ASIN : B07NGQNPLN
- 出版社 : オーバーラップ (2019/2/25)
- 発売日 : 2019/2/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 64275 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 164ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,875位コミック
- - 8,394位Kindle マンガ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト500レビュアー
Amazonで購入
このシリーズは、コミックスより、小説の方が良いかも知れません。
一方、TVアニメはすごく面白かったです。
一方、TVアニメはすごく面白かったです。
2022年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前巻までの豆知識披露から脱して、キャラクターが動き出した
2019年2月25日に日本でレビュー済み
2巻の時点では只のわからずやでかませだと思っていたカーマイン公ですが・・。御免なさい。自分の認識がいかに浅慮で浅はかだったのかをこの巻で思い知らされました。バカで愚かなモブ敵ではない。それ以上の頑固で偏屈な大馬鹿者。それと同時に真の武人だと知った時の衝撃が凄まじいの一言。正にこれはまだ若くして王となったソーマが乗り越えなければならない試練に立ちはだかるのに相応しい、圧倒的な強者でした。カーマイン公との会談なんてどう見ても俺を超えられるなら超えてみろ!と言われて、ならばお前を超えてやるよ!とソーマが覚悟を決めたシーンにしか見えませんでした。(実際は戦争をするかどうかの大事な会談なんですが)それに触発されたのかリーシアの覚悟もこれまた男前すぎて惚れ惚れします。相も変わらずテンポも良いので一気に読み切ってしまいました。決着は次巻以降になるみたいなので続きが待ち遠しいです。正に、覚悟のぶつかり合いが最高に熱い巻でした!
ベスト500レビュアー
エルフリーデン王国の改革に邁進し続けたソーマ達に反発していた三公と貴族達。そしてそれに乗じて、
かつて失われた領地奪還に動くアミドニア公国との間で、遂に開戦の火蓋が切って落とされました。
それに先立ち、三公と会談を持ったソーマは真意を探りつつ説得を行うも、陸軍のカーマイン公・空軍の
バルガス公の二人の賛同を得られず物別れとなってしまう。
そんなカーマインに対して、リーシアは髪を切って見せて決別の意を表明する。
そんな中、唯一人海軍のウォルター公のみがソーマに忠誠を誓う。実はジュナが彼女の孫娘であり、彼女の
報告でソーマの人となりを見極め、予め二公の説得に動いていたのであった。
この辺りはウォルター公の伏線が回収された形になります。
そんな中でアミドニアも城塞都市アムトムラを包囲するも、領主ワイストとウォルター公の策略で足止めを
する事に成功する。同時に逃げ送れた民を守る為にソーマも冒険者に扮した人形「ムサシ坊や君」を使役し、
冒険者達と救助に奔走する。一方でカーマイン領内にソーマが秀吉の一夜城を参考に城砦を築き、ハルや
カエデ達が奮戦する所まで収録されています。
全体的に反発した勢力との内戦と外敵が侵略中と言う状況ですが、カーマイン公だけはソーマ達と戦いつつも
何かしらの目的を含ませている事を臭わせる展開です。また、敵であるアミドニア内もロロア姫が国を想う故
に動き始める。これが後どう響いてくるのかも楽しみです。
巻末SSに密偵として動いていた事を後ろめたく感じているジュナと、彼女を気遣うソーマのやり取りを収録。
WEB連載も好調な様子で更新が楽しみです!
かつて失われた領地奪還に動くアミドニア公国との間で、遂に開戦の火蓋が切って落とされました。
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に動き始める。これが後どう響いてくるのかも楽しみです。
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