人生70年余、こんなに面白かった本は初めてであった。既読者の方は同じ意見と思いますが代表して説明します。
頼朝VS政子の恋文の件。スチュエーッションの説明。
頼朝は自分を監視する時政に接近するために下女に3人娘の次女へ恋文を出す。
本命は長女の政子であるが、わざと次女に接近する。
処が下女は、源氏の嫡流である頼朝へは、政子であると決めて頼朝に断りもなく手紙を政子へ届けてしまう。
「姉には内緒に・・・」という個所を読んだ政子は頼朝に気があったので「これは何か?」と食らいつく。
ここで下女の手違いに気づいた頼朝は「いもうと・・・は女へんにいちではなかったか?」ととぼける。
このくだりは、歴史上の話か山岡荘八のトリックか?気難し屋でついぞ笑わぬ私をして、大いに笑った下りであった。
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源頼朝(2) (山岡荘八歴史文庫) 文庫 – 1987/7/1
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池禅尼(いけのぜんに)(平清盛の義母)の涙の嘆願で頼朝は命を救われた。伊豆へ流された頼朝は仏道三昧の日々に身をやつして再起の時を待つ。だが平家の権勢は衰えを知らず、苦渋にみちた10数年の歳月が流れる。彼の無聊(ぶりょう)の青春を救ったのは、伊東祐親(すけちか)の姫との恋、それに破れて頼った北条時政の娘政子との結婚であった。
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1987/7/1
- 寸法10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-104061950029
- ISBN-13978-4061950023
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
池禅尼(平清盛の義母)の涙の嘆願で頼朝は命を救われた。伊豆へ流された頼朝は仏道三昧の日々に身をやつして再起の時を待つ。だが平家の権勢は衰えを知らず、苦渋にみちた十数年の歳月が流れる。彼の無聊の青春を救ったのは、伊東祐親の姫との恋、それに破れて頼った北条時政の娘政子との結婚であった。
著者について
明治40年1月11日、新潟県小出町に生まれる。本名・山内庄蔵、のち結婚し藤野姓に。高等小学校を中退して上京、逓信官吏養成所に学んだ。17歳で印刷製本業を始め、昭和8年「大衆倶楽部」を創刊し編集長に。山岡荘八の筆名は同誌に発表した作品からである。13年、時代小説『約束』がサンデー毎日大衆文芸に入選、傾倒していた長谷川伸の新鷹会に加わった。太平洋戦争中は従軍作家として各戦線を転戦。戦後、17年の歳月を費した大河小説『徳川家康』は、空前の“家康ブーム”をまきおこした。以来、歴史小説を中心に幅広い活躍をしめし、53年9月30日没した。
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1987/7/1)
- 発売日 : 1987/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 302ページ
- ISBN-10 : 4061950029
- ISBN-13 : 978-4061950023
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 48,693位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1907~1978。新潟県生まれ。十四歳で上京の後、長谷川伸に師事。昭和13年、懸賞小説に入選し文壇デビュー。昭和25年から新聞に『徳川家康』を 連載開始。十八年がかりで完成したこの大河小説は「経営トラの巻」としても幅広い読者を獲得、五千万部突破という戦後、最大のベストセラーとなる。同作品 で「吉川英治文学賞」を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 新装版 豊臣秀吉(4) (ISBN-13: 978-4063706994)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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2016年12月25日に日本でレビュー済み
頼朝の兄・悪源太義平は捕らえられ、処刑される。池禅尼の熱心な嘆願により、また、一番怖れられていた義平が死んだことも幸いし、頼朝は伊豆へ配流となる。再び弓矢を取らないと池禅尼に誓うが、源氏の家臣は義朝・義平の無念を晴らして源家を再興することを頼朝に強く期待する。
数年後、義朝の頭蓋骨を持ち歩く怪僧・文覚が伊豆にやってくる。このころ、頼朝は自らを監視する伊東祐親の娘・八重姫と相思相愛となる。八重姫の継母は実の娘・渚を頼朝に娶せたかったし、渚も積極的に頼朝に迫ってくるのだが、八重姫の手前、頼朝は渚を拒絶。やがて、八重姫は妊娠し、千鶴丸を生む。文覚は、八重姫との縁は悪縁であり、頼朝に世の常の幸せはない、と断言する。
京都の仕事から帰ってきた伊東祐親は、八重姫が頼朝の子を産んだことに驚倒。ただちに千鶴丸を轟が淵に沈めてしまう。こうなると頼朝も黙っていないだろうからもはや頼朝を殺すしかないと決意。頼朝はもう1人の監視人である北条時政の屋敷に逃げ込む。八重は別の男に嫁がされる。
八重は嫁ぎ先で子を産み、頼朝は淋しさを感じる。
頼朝は時政の仲の姫に恋文を出す。愛しているわけではない。清盛から時政に頼朝処分の命令が来ることを怖れての保身。手紙を託された笠戸(安達盛長の妻)は、聡明な姉姫である北条政子にこれを渡す。こうして政子と頼朝は会うことになるのだが、政子は頼朝の保身を嗤う。
頼朝は反省。政子は、そんな頼朝に惚れてしまう。
数年後、義朝の頭蓋骨を持ち歩く怪僧・文覚が伊豆にやってくる。このころ、頼朝は自らを監視する伊東祐親の娘・八重姫と相思相愛となる。八重姫の継母は実の娘・渚を頼朝に娶せたかったし、渚も積極的に頼朝に迫ってくるのだが、八重姫の手前、頼朝は渚を拒絶。やがて、八重姫は妊娠し、千鶴丸を生む。文覚は、八重姫との縁は悪縁であり、頼朝に世の常の幸せはない、と断言する。
京都の仕事から帰ってきた伊東祐親は、八重姫が頼朝の子を産んだことに驚倒。ただちに千鶴丸を轟が淵に沈めてしまう。こうなると頼朝も黙っていないだろうからもはや頼朝を殺すしかないと決意。頼朝はもう1人の監視人である北条時政の屋敷に逃げ込む。八重は別の男に嫁がされる。
八重は嫁ぎ先で子を産み、頼朝は淋しさを感じる。
頼朝は時政の仲の姫に恋文を出す。愛しているわけではない。清盛から時政に頼朝処分の命令が来ることを怖れての保身。手紙を託された笠戸(安達盛長の妻)は、聡明な姉姫である北条政子にこれを渡す。こうして政子と頼朝は会うことになるのだが、政子は頼朝の保身を嗤う。
頼朝は反省。政子は、そんな頼朝に惚れてしまう。