将棋漫画としてストーリー、キャラクターともに魅力的で面白かったです。
他のレビューを見ると他作品との的外れな比較や妙な批評があるので作品を読んだあとに見返したら違和感を感じました。面白い将棋漫画を読みたい気分の人は買って損することはないと思います。
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永世乙女の戦い方 (1) (ビッグコミックス) コミック – 2019/9/30
くずしろ
(著)
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華麗で獰猛な美しき乙女たちの戦い!
81マスの盤上で激しく戦う乙女達!
高校2年生の早乙女 香が目指すのは、将棋界の遥か高み。彼女の前には、美しくも獰猛な乙女達が立ちふさがる。なによりも熱く、そして冷徹な戦いが今始まる!
【編集担当からのおすすめ情報】
今最も熱い「将棋」の世界。しかし、「将棋」は男だけのものではありません! 「女流将棋」の世界を、『兄の嫁と暮らしています。』のくずしろが豪快に描きます!
81マスの盤上で激しく戦う乙女達!
高校2年生の早乙女 香が目指すのは、将棋界の遥か高み。彼女の前には、美しくも獰猛な乙女達が立ちふさがる。なによりも熱く、そして冷徹な戦いが今始まる!
【編集担当からのおすすめ情報】
今最も熱い「将棋」の世界。しかし、「将棋」は男だけのものではありません! 「女流将棋」の世界を、『兄の嫁と暮らしています。』のくずしろが豪快に描きます!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館サービス
- 発売日2019/9/30
- 寸法12.7 x 1.3 x 18 cm
- ISBN-104098604000
- ISBN-13978-4098604005
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.4
星5つ中の4.4
280 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「女性でプロ棋士になった者はいない」という現実が
それを実力で覆そうとするヒロインの魅力になる。
その点では本作と「将棋指す獣」とは共通しています。
「将棋指す獣」では奨励会というプロ棋士への登竜門を
主人公がいかに突破するかを描いているのに対して、
本作では主人公を女流というもう一つの職業棋士の側に置き
「奨励会vs女流」の対立抗争の図式を形作ることで
「獣」とは上手く差別化しており、それぞれの良さがあります。
女流棋士モノといえば数年前に「PRICE女流棋士飛翔伝」が
3巻まで発売されたところでフェードアウトしてしまいましたが、
本巻を見る限りでは対局描写も画力も「PRICE」より上なので、
本作では余計な心配する必要はなく、最後まで楽しめそうです。
それを実力で覆そうとするヒロインの魅力になる。
その点では本作と「将棋指す獣」とは共通しています。
「将棋指す獣」では奨励会というプロ棋士への登竜門を
主人公がいかに突破するかを描いているのに対して、
本作では主人公を女流というもう一つの職業棋士の側に置き
「奨励会vs女流」の対立抗争の図式を形作ることで
「獣」とは上手く差別化しており、それぞれの良さがあります。
女流棋士モノといえば数年前に「PRICE女流棋士飛翔伝」が
3巻まで発売されたところでフェードアウトしてしまいましたが、
本巻を見る限りでは対局描写も画力も「PRICE」より上なので、
本作では余計な心配する必要はなく、最後まで楽しめそうです。
ベスト1000レビュアー
Amazonで購入
本作は女流棋士を題材にした将棋漫画であるが、
将棋未経験者でも楽しむことが出来る作品であることを保証したい。
作中の表現を借りるなら、何やっているか全くわからなくてもものすごい漫画であり、世界である。
本作に投票する女流棋士たちは学生の身分で将棋を指し報酬を得ているプロであり、
間違いなく一定以上の『天才』である。
だが、競技の世界、勝負の世界というものは天才の中から
更に優劣を『勝敗』という形で歴然と明らかにする。
どれほどの才能があろうとも上には上がおり、
戦うことは敗けることと隣り合わせ、葛藤の連続である。
勝てない自分への葛藤。
敗けた相手への葛藤。
自分より優れた才能への葛藤。
より優れた称号への葛藤。
そして、自身の人生への葛藤。
『才能があるということは必ずしも人を幸福にしない』というシビアな現実が本作では描かれる。
才能によって傷ついても、不幸になっても、身を滅ぼしても、誰も責任は取ってくれない。
そんな世界に身を置く主人公、早乙女香は
『勝ちたい人がいる』というただ一つの理由で
棋士になる道はおろかそれ以外の人生もすべてを投げ捨ててしまった少女である。
自身の未来すら『将棋の為に』『一人の為に』捨ててしまっていると言ってもいい。
そんな彼女を含め、投票人物皆が『将棋を指す喜び』『勝つ喜び』を胸に
茨の道で上品に美しく将棋で殺し合う。悪意のない清々しい戦いが描かれる。
ごくごく普通の日常が描かれる傍ら緩い会話をしていた人々が、対局を始めた途端別人に変わる。
コロコロと変わる表情、緩急のコントラストが効いた動体なシナリオが読んでいて非常にスリルを感じさせる。
登場人物全員が、将棋を指さない家族や素人、主人公の師匠の棋士のおじいさんまで
将棋に対する考えを持ち、行動し、対話し、対決する。将棋を舞台としているが
人間模様を中心に描かれているから、誰が読んでも楽しめる作品に仕上がっている。
繰り返しになるが何やっているか全くわからなくてもものすごい漫画である。
将棋未経験者でも楽しむことが出来る作品であることを保証したい。
作中の表現を借りるなら、何やっているか全くわからなくてもものすごい漫画であり、世界である。
本作に投票する女流棋士たちは学生の身分で将棋を指し報酬を得ているプロであり、
間違いなく一定以上の『天才』である。
だが、競技の世界、勝負の世界というものは天才の中から
更に優劣を『勝敗』という形で歴然と明らかにする。
どれほどの才能があろうとも上には上がおり、
戦うことは敗けることと隣り合わせ、葛藤の連続である。
勝てない自分への葛藤。
敗けた相手への葛藤。
自分より優れた才能への葛藤。
より優れた称号への葛藤。
そして、自身の人生への葛藤。
『才能があるということは必ずしも人を幸福にしない』というシビアな現実が本作では描かれる。
才能によって傷ついても、不幸になっても、身を滅ぼしても、誰も責任は取ってくれない。
そんな世界に身を置く主人公、早乙女香は
『勝ちたい人がいる』というただ一つの理由で
棋士になる道はおろかそれ以外の人生もすべてを投げ捨ててしまった少女である。
自身の未来すら『将棋の為に』『一人の為に』捨ててしまっていると言ってもいい。
そんな彼女を含め、投票人物皆が『将棋を指す喜び』『勝つ喜び』を胸に
茨の道で上品に美しく将棋で殺し合う。悪意のない清々しい戦いが描かれる。
ごくごく普通の日常が描かれる傍ら緩い会話をしていた人々が、対局を始めた途端別人に変わる。
コロコロと変わる表情、緩急のコントラストが効いた動体なシナリオが読んでいて非常にスリルを感じさせる。
登場人物全員が、将棋を指さない家族や素人、主人公の師匠の棋士のおじいさんまで
将棋に対する考えを持ち、行動し、対話し、対決する。将棋を舞台としているが
人間模様を中心に描かれているから、誰が読んでも楽しめる作品に仕上がっている。
繰り返しになるが何やっているか全くわからなくてもものすごい漫画である。
2019年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近流行ってるのか何だかよく解らないが,女性の将棋物というのは作品タイトルのまま。
「棋士」ではなく「女流棋士」の違いと,主人公の目指す人間群像の描き方は,さすがという他無い。
ただ,この著者は大ポカをやらかすこともあるので要注意ではあるし,現状非百合ながら百合に走る可能性も無くはない。
局面における豹変ぶりやストーリーの展開は,『将棋指す獣』の方が遙かに上。
https://www.amazon.co.jp/dp/4107721272/
https://www.amazon.co.jp/dp/410772171X/
https://www.amazon.co.jp/dp/4107722201/
ただし絵柄の方向性がまるで違うというか,人によっては拒絶するの試し読みを必ずして欲しい。
ただ,くずしろ作品としては読み続けたさがあり頻繁に起きる打ち切りがなければ……というところ
本来なら★3にしても良いのだが期待を込めて★4。
「棋士」ではなく「女流棋士」の違いと,主人公の目指す人間群像の描き方は,さすがという他無い。
ただ,この著者は大ポカをやらかすこともあるので要注意ではあるし,現状非百合ながら百合に走る可能性も無くはない。
局面における豹変ぶりやストーリーの展開は,『将棋指す獣』の方が遙かに上。
https://www.amazon.co.jp/dp/4107721272/
https://www.amazon.co.jp/dp/410772171X/
https://www.amazon.co.jp/dp/4107722201/
ただし絵柄の方向性がまるで違うというか,人によっては拒絶するの試し読みを必ずして欲しい。
ただ,くずしろ作品としては読み続けたさがあり頻繁に起きる打ち切りがなければ……というところ
本来なら★3にしても良いのだが期待を込めて★4。
2020年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女流棋士は将棋の女子リーグに所属する棋士で、いわゆるプロ棋士とは別枠。現実世界では、女性がプロ棋士になるかどうかでニュースになるレベルである。
また将棋マンガにおいて女流棋士は一段低く見られ、本人もその負い目を感じるシーンが多い。
この作品は中盤まで作品の主軸たる部分がはっきり見えてこず、主人公は「変人タイプの、将棋好き女子高生」くらいの印象しか抱かない。
ただ終盤近くになって女流棋士を露骨に侮蔑するキャラが登場したところで、作品が一気に化ける。
主人公のキャラが一気に立ち、ストーリーに緊迫感と迫力が増す。強烈な敵が現れて覚醒するというのはベタな王道だが、王道故に面白い。
何より敵(須賀田 空)が分かりやすい外道キャラで、それ故に格好良く魅力的である。
そして敵を倒す手段は、当然将棋。勝つか負けるか、ただその一点のみ。危うくも気高く清々しい、将棋馬鹿の戦いを見守りたい。
それはともかく、空ちゃんはこういう態度だと奨励会で滅茶滅茶怒られる気もするんですが
また将棋マンガにおいて女流棋士は一段低く見られ、本人もその負い目を感じるシーンが多い。
この作品は中盤まで作品の主軸たる部分がはっきり見えてこず、主人公は「変人タイプの、将棋好き女子高生」くらいの印象しか抱かない。
ただ終盤近くになって女流棋士を露骨に侮蔑するキャラが登場したところで、作品が一気に化ける。
主人公のキャラが一気に立ち、ストーリーに緊迫感と迫力が増す。強烈な敵が現れて覚醒するというのはベタな王道だが、王道故に面白い。
何より敵(須賀田 空)が分かりやすい外道キャラで、それ故に格好良く魅力的である。
そして敵を倒す手段は、当然将棋。勝つか負けるか、ただその一点のみ。危うくも気高く清々しい、将棋馬鹿の戦いを見守りたい。
それはともかく、空ちゃんはこういう態度だと奨励会で滅茶滅茶怒られる気もするんですが
ベスト500レビュアー
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女流棋士を題材にしたマンガ。
少女たちの描き方がとてもかっこよく、それでいて独特な日常も強く感じさせる、よい空気感。
いわゆる、将棋そのものの熱さを描く「将棋漫画」ではないので、そっちを求める人は合わないと思います。
(そもそも主人公・香が、なんとなくの感覚で刺しているので、戦術云々の描写は望めなそう)
追記:また、少し先まで読んでの感想ですが、盤外においても劇的なドラマ展開には欠ける感じで、ストーリーは進みます。
なので、少女たちの関係性や、日常的なかけあいの心地よさを楽しめるなら楽しいし、そうでないなら物足りないという内容かなと思います。
少女たちの描き方がとてもかっこよく、それでいて独特な日常も強く感じさせる、よい空気感。
いわゆる、将棋そのものの熱さを描く「将棋漫画」ではないので、そっちを求める人は合わないと思います。
(そもそも主人公・香が、なんとなくの感覚で刺しているので、戦術云々の描写は望めなそう)
追記:また、少し先まで読んでの感想ですが、盤外においても劇的なドラマ展開には欠ける感じで、ストーリーは進みます。
なので、少女たちの関係性や、日常的なかけあいの心地よさを楽しめるなら楽しいし、そうでないなら物足りないという内容かなと思います。