シ村さんの過去を紐解く鍵となる題材がいよいよ出てきましたね。
徐々にっていうかあれよという間に怪しさ満点のカルトにハマってく男の描写が、なかなかリアル。ああいうとこに惹きつけられちゃうのって、大概がこういう、自分の能力のなさや何事も見誤ってしまうそそっかしさを運の悪さや他人のせいにして、毎日ふてくされてる奴なんだよなって。
まあね、そもそも、あの人のいい祖母が「テレビで見た教祖のおっさんが渋くてちょっといい男だったから〜」とか言ってヘンなセミナーまがいのイベントに孫を連れてかなきゃよかったんじゃ! ってバァサンについ文句を言いたくなるが。暇な老人が家族全員を巻き込んで全財産を失い一家離散、っていうパターンじゃなかっただけ多少マシかな、とも。
今のところ18巻まで。シ村さんが死刑に至るまでの出来事がかなり明らかになってきてますが、果たしてどんな人生を彼は送り、そして死役所の職員となったのか。今後も楽しみですね。
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死役所 (7) コミック – 2016/12/9
- Kindle版 (電子書籍)
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お客様は仏様です。
此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。
ここには、自殺、他殺、病死、事故死……
すべての死者が訪れる。
罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。
あるいは――。
“人間いつ死ぬかわからないから、
オレはいつでも自分らしく生きていたい"
曖昧な幸福の指標に、踊らされていませんか?
魂抉る死者との対話、訣別の第7巻。
此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。
ここには、自殺、他殺、病死、事故死……
すべての死者が訪れる。
罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。
あるいは――。
“人間いつ死ぬかわからないから、
オレはいつでも自分らしく生きていたい"
曖昧な幸福の指標に、踊らされていませんか?
魂抉る死者との対話、訣別の第7巻。
- 本の長さ181ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2016/12/9
- ISBN-104107719413
- ISBN-13978-4107719416
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商品の説明
出版社からのコメント
今巻に収録されたのは、俗世と訣別し幸福を掴んだ「加護の会」編。真実を知らずこの世を去った「愛煙家」編。『他殺課』に配属された「新入職員」編です。注目は、シ村の過去と密接に関わる「加護の会」編。人は何を“幸福"とし、何を“不幸"と考えるのか……。ぜひ、一緒に考えてみてください。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
265 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シ村さんの過去に関係のある、加護の会のお話がメインの巻です。
少しづつシ村さんの過去が明らかになってきていますが、時々出るシ村さんの素の表情にすごく惹かれます。
新入職員のハシ本君も個性的で、今後の活躍に期待してしまいます。
死刑囚が職員なのも面白いのですが、死んでるのにハシ本君が死にたいって言ってるのがすごく面白いです。
身体を切ったらもとに戻らないなんて、お気の毒すぎます。
死後、死刑囚が人殺しもできない自殺もできない環境で成仏の許可が下りるまで働かされるなんて、相当な皮肉です。そこがこの作品の面白いところだと思います。
少し、黒執事の死神派遣協会に似てるな~と思わなくもないですね。シ村さんが死神のウィルに見えなくもない・・・か?
少しづつシ村さんの過去が明らかになってきていますが、時々出るシ村さんの素の表情にすごく惹かれます。
新入職員のハシ本君も個性的で、今後の活躍に期待してしまいます。
死刑囚が職員なのも面白いのですが、死んでるのにハシ本君が死にたいって言ってるのがすごく面白いです。
身体を切ったらもとに戻らないなんて、お気の毒すぎます。
死後、死刑囚が人殺しもできない自殺もできない環境で成仏の許可が下りるまで働かされるなんて、相当な皮肉です。そこがこの作品の面白いところだと思います。
少し、黒執事の死神派遣協会に似てるな~と思わなくもないですね。シ村さんが死神のウィルに見えなくもない・・・か?
2018年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「気遣い」の人に対する職員の対応が酷過ぎて、後味が悪かったです。
わかっているなら言ってあげればいいのに。あれは酷い。
この後の巻も既に読んでいますが、「気遣い」の件が印象深くて、岩シ水が好きになれません。
放っておいたシ村さんもイマイチ。
「加護の会」は普通の人が宗教にハマる様子がリアルで怖かったです。
わかっているなら言ってあげればいいのに。あれは酷い。
この後の巻も既に読んでいますが、「気遣い」の件が印象深くて、岩シ水が好きになれません。
放っておいたシ村さんもイマイチ。
「加護の会」は普通の人が宗教にハマる様子がリアルで怖かったです。
2016年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
6巻で「伏線を回収する前段階」とレビューで述べましたが、この巻は少し回収しつつも核心には触れず謎の解明が新たな謎へと繋がっています。
シ村さんが職員を続けている理由が何となく分かりましたが全貌解明までには至りません。
ただ…そのシ村さんの過去に関係する宗教組織が結構リアルで「ああ…こういう風に宗教ってハマるんだろうな」と思わせる内容で戦慄しました。
傍から見ていると「なんであんなところに…」と思う組織でも人によっては本当に都で不慮の事故(組織とは直接関係ない)で亡くなった人も清々しい気持ちで成仏していっているところを見ると「この人にとってはこれでよかったのかも」と思えるほどのもので、宗教にハマるというといい方が悪いですが俗世を離れて自給自足の僧になるといった印象を受けるものでした。
ええ…「指さし禁止」とか「外のものを食べてはいけない」とかいう戒律やそれを破ったら「叩いてください」と幼子に言わせる教育はどうかと思いましたが、生活自体は規則正しく健康的なので普通にダラダラと大学生をやるよりいいんじゃないかと感じさせました。
他の話は「自分が加害者であるか被害者であるかどちらが楽か」というものですが、岩シ水くんが結構ぶっ飛んだ答えを出してきます。
ああ…君はそういう風に考えるのね…やっぱ穏やかそうに見えて死刑になるだけあるわと。
あとは新入職員がイシ間さんのいる他殺課に配属されますがその話では何故死刑囚が職員になるのかが何となくわかる描写がされています。
また何故イシ間さんがいる他殺課に配属されたかも最後のページで語られます。
物語の核心にはまだまだ遠いですが「シ役所」のあり方や職員の気持ちを垣間見た感じがして面白かったです。
少しネタバレになりますがこの巻で印象に残った言葉を書きます。
「私達は生きている人の為に何もできません」「これが死ぬってことか…」
「どんなに頭にきてもつらくても人は殺せませんし自殺も出来ません。現世でのわがままは通用しません。」
シ村さんが職員を続けている理由が何となく分かりましたが全貌解明までには至りません。
ただ…そのシ村さんの過去に関係する宗教組織が結構リアルで「ああ…こういう風に宗教ってハマるんだろうな」と思わせる内容で戦慄しました。
傍から見ていると「なんであんなところに…」と思う組織でも人によっては本当に都で不慮の事故(組織とは直接関係ない)で亡くなった人も清々しい気持ちで成仏していっているところを見ると「この人にとってはこれでよかったのかも」と思えるほどのもので、宗教にハマるというといい方が悪いですが俗世を離れて自給自足の僧になるといった印象を受けるものでした。
ええ…「指さし禁止」とか「外のものを食べてはいけない」とかいう戒律やそれを破ったら「叩いてください」と幼子に言わせる教育はどうかと思いましたが、生活自体は規則正しく健康的なので普通にダラダラと大学生をやるよりいいんじゃないかと感じさせました。
他の話は「自分が加害者であるか被害者であるかどちらが楽か」というものですが、岩シ水くんが結構ぶっ飛んだ答えを出してきます。
ああ…君はそういう風に考えるのね…やっぱ穏やかそうに見えて死刑になるだけあるわと。
あとは新入職員がイシ間さんのいる他殺課に配属されますがその話では何故死刑囚が職員になるのかが何となくわかる描写がされています。
また何故イシ間さんがいる他殺課に配属されたかも最後のページで語られます。
物語の核心にはまだまだ遠いですが「シ役所」のあり方や職員の気持ちを垣間見た感じがして面白かったです。
少しネタバレになりますがこの巻で印象に残った言葉を書きます。
「私達は生きている人の為に何もできません」「これが死ぬってことか…」
「どんなに頭にきてもつらくても人は殺せませんし自殺も出来ません。現世でのわがままは通用しません。」