3500人余りの民間人を救うため丸腰で連邦の監視の目をくぐり、サイド6を目指すカウフマンたち。しかし、ペルガミノ商会の汚い策略により、武装解除された状態で連邦軍のジム・カスタム12機とペガサス級の相手をすることになってしまいます。
この絶望的な状況で頼れるのは、ビリー・ヒッカム少尉のザニー(連邦軍の最初期型MS)1機のみ。多少のカスタム強化を施してありますが、とてもジム・カスタム世代と戦えるような機体ではありません。
しかし、この絶体絶命のなかでビリーがついに悲願のニュータイプへと覚醒。罠や待ち伏せなど巧みな戦術、そしてニュータイプの驚異的な感知能力により、数も機体性能も格上の連邦軍を圧倒していきます。圧倒的優位にある相手を旧式で翻弄していくのは、どんな漫画でも見ていて気分がいいものです。
これまで強化人間という中途半端さで苦しんできたビリーに、まさかここで見せ場を作ってくれるとは・・・。セバスチャンが見ていたら「やれやれ、ようやくですか少尉。どこまでもお供しますよ」とでも言ってくれそうです。
そして終盤にはダリルが登場。前回登場したブラウ・ブロと合体したパーフェクトガンダムという、プラモ狂四郎みたいなMSで連邦軍を戦わずして追い払います。イオとの今後の戦いを期待させてくれますが、MS乗りとして圧倒的な力を手に入れ、さらにレヴァン・フウ並みのカリスマ性を持ちつつあるダリルの将来がどうなってしまうのか非常に気になります。
でも、長年ガンダムファンをやってきた自分がもっとも痺れたのは「アナハイム・エレクトロニクス社をこの世から消し去る!」のセリフ。【死の商人】という言葉が生ぬるいくらいの巨悪ですので、ぜひとも宣言通り粉砕してもらいたいですね。
ちなみに一時期、作者の腱鞘炎が悪化して作画が大きく変わった本作ですが、緻密な作画はかなり戻ってきている印象です。作中のMSや人物は簡素な作画もありますが見開きや大ゴマで魅せるところは以前と変わらないくらいになっておりますし、表紙や扉絵、カラー画は以前とほぼ遜色ありまません(カラー画のパーフェクトガンダムは必見です!)。ここまで戻してきた太田垣康男先生の努力に脱帽です。
ほかではお目にかかれないくらいの精巧な作画は本作の大きな魅力ですので、先の読めないストーリーと合わせて今後の展開がとても楽しみです。
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機動戦士ガンダム サンダーボルト(18) (ビッグコミックススペシャル) Kindle版
ザニー1機だって…守ってみせる!
サンダーボルト宙域で勃発したサイコ・ザク軍団とパーフェクト・ジオングの戦闘。
南洋同盟はビビを中心とする精鋭達が万全の体制で迎え撃つが、
イオとリリーのWパイロットで躍動するジオングのパワーと
スパルタンの敵討ちを誓う地球連邦軍の結束力の前に、
戦闘は南洋の大敗に終わった。
そして舞台は一転、中立コロニー・サイド6へ…
カウフマンとビリーたちの、地獄の逃避行が始まる!
サンダーボルト宙域で勃発したサイコ・ザク軍団とパーフェクト・ジオングの戦闘。
南洋同盟はビビを中心とする精鋭達が万全の体制で迎え撃つが、
イオとリリーのWパイロットで躍動するジオングのパワーと
スパルタンの敵討ちを誓う地球連邦軍の結束力の前に、
戦闘は南洋の大敗に終わった。
そして舞台は一転、中立コロニー・サイド6へ…
カウフマンとビリーたちの、地獄の逃避行が始まる!
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2021/9/30
- ファイルサイズ157858 KB
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
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3500人余りの民間人を救うため丸腰で連邦の監視の目をくぐり、サイド6を目指すカウフマンたち。しかし、ペルガミノ商会の汚い策略により、武装解除された状態で連邦軍のジム・カスタム12機とペガサス級の相手をすることになってしまいます。この絶望的な状況で頼れるのは、ビリー・ヒッカム少尉のザニー(連邦軍の最初期型MS)1機のみ。多少のカスタム強化を施してありますが、とてもジム・カスタム世代と戦えるような機体ではありません。しかし、この絶体絶命のなかでビリーがついに悲願のニュータイプへと覚醒。罠や待ち伏せなど巧みな戦術、そしてニュータイプの驚異的な感知能力により、数も機体性能も格上の連邦軍を圧倒していきます。圧倒的優位にある相手を旧式で翻弄していくのは、どんな漫画でも見ていて気分がいいものです。これまで強化人間という中途半端さで苦しんできたビリーに、まさかここで見せ場を作ってくれるとは・・・。セバスチャンが見ていたら「やれやれ、ようやくですか少尉。どこまでもお供しますよ」とでも言ってくれそうです。そして終盤にはダリルが登場。前回登場したブラウ・ブロと合体したパーフェクトガンダムという、プラモ狂四郎みたいなMSで連邦軍を戦わずして追い払います。イオとの今後の戦いを期待させてくれますが、MS乗りとして圧倒的な力を手に入れ、さらにレヴァン・フウ並みのカリスマ性を持ちつつあるダリルの将来がどうなってしまうのか非常に気になります。でも、長年ガンダムファンをやってきた自分がもっとも痺れたのは「アナハイム・エレクトロニクス社をこの世から消し去る!」のセリフ。【死の商人】という言葉が生ぬるいくらいの巨悪ですので、ぜひとも宣言通り粉砕してもらいたいですね。ちなみに一時期、作者の腱鞘炎が悪化して作画が大きく変わった本作ですが、緻密な作画はかなり戻ってきている印象です。作中のMSや人物は簡素な作画もありますが見開きや大ゴマで魅せるところは以前と変わらないくらいになっておりますし、表紙や扉絵、カラー画は以前とほぼ遜色ありまません(カラー画のパーフェクトガンダムは必見です!)。ここまで戻してきた太田垣康男先生の努力に脱帽です。ほかではお目にかかれないくらいの精巧な作画は本作の大きな魅力ですので、先の読めないストーリーと合わせて今後の展開がとても楽しみです。
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上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト500レビュアー
Amazonで購入

5つ星のうち4.0
ニュータイプは伊達じゃない!!圧倒的不利を覆す展開はいつ見ても燃える
ユーザー名: あたし、アスカ、日付: 2021年9月30日
3500人余りの民間人を救うため丸腰で連邦の監視の目をくぐり、サイド6を目指すカウフマンたち。しかし、ペルガミノ商会の汚い策略により、武装解除された状態で連邦軍のジム・カスタム12機とペガサス級の相手をすることになってしまいます。ユーザー名: あたし、アスカ、日付: 2021年9月30日
この絶望的な状況で頼れるのは、ビリー・ヒッカム少尉のザニー(連邦軍の最初期型MS)1機のみ。多少のカスタム強化を施してありますが、とてもジム・カスタム世代と戦えるような機体ではありません。
しかし、この絶体絶命のなかでビリーがついに悲願のニュータイプへと覚醒。罠や待ち伏せなど巧みな戦術、そしてニュータイプの驚異的な感知能力により、数も機体性能も格上の連邦軍を圧倒していきます。圧倒的優位にある相手を旧式で翻弄していくのは、どんな漫画でも見ていて気分がいいものです。
これまで強化人間という中途半端さで苦しんできたビリーに、まさかここで見せ場を作ってくれるとは・・・。セバスチャンが見ていたら「やれやれ、ようやくですか少尉。どこまでもお供しますよ」とでも言ってくれそうです。
そして終盤にはダリルが登場。前回登場したブラウ・ブロと合体したパーフェクトガンダムという、プラモ狂四郎みたいなMSで連邦軍を戦わずして追い払います。イオとの今後の戦いを期待させてくれますが、MS乗りとして圧倒的な力を手に入れ、さらにレヴァン・フウ並みのカリスマ性を持ちつつあるダリルの将来がどうなってしまうのか非常に気になります。
でも、長年ガンダムファンをやってきた自分がもっとも痺れたのは「アナハイム・エレクトロニクス社をこの世から消し去る!」のセリフ。【死の商人】という言葉が生ぬるいくらいの巨悪ですので、ぜひとも宣言通り粉砕してもらいたいですね。
ちなみに一時期、作者の腱鞘炎が悪化して作画が大きく変わった本作ですが、緻密な作画はかなり戻ってきている印象です。作中のMSや人物は簡素な作画もありますが見開きや大ゴマで魅せるところは以前と変わらないくらいになっておりますし、表紙や扉絵、カラー画は以前とほぼ遜色ありまません(カラー画のパーフェクトガンダムは必見です!)。ここまで戻してきた太田垣康男先生の努力に脱帽です。
ほかではお目にかかれないくらいの精巧な作画は本作の大きな魅力ですので、先の読めないストーリーと合わせて今後の展開がとても楽しみです。
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31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト100レビュアー
Amazonで購入
今回はカウフマン率いる部隊、というか南洋同盟をテロリストと見なす連邦に迫害され、地上を
追われた南洋の民間人の輸送船、その逃避行。難民としてサイド6に保護してもらおうと事前交渉
するが武装した物は入れられない。ペルガミノ商会の提案で大型ブースターと交換で護衛のMSを
手放す決断をしたカウフマン。連邦に見つかったらそのブースターに点火してサイド6の領空に
逃げ込めばいいというのだが……。
あと1時間も飛べばサイド6という場所ながら、すぐ近くにはスパルタンの仇討ちに燃える連邦
の艦隊が。護衛に使えるのは作業用ということで取引からは除外されたザニー1機だけ。
避難民が3500人も詰め込まれた船は加速も減速もフルパワーとはいかず、下手をすると領空をその
まま突き抜けてしまう恐れも。
決死の逃亡に備える避難民たち、サイド6と連邦の水面下の駆け引き、冷徹に容赦なく船を沈め
ようとする戦艦タイコンデロガとジムカスタム部隊に改修ザニーで単身挑むビリーの奮戦と、緊迫の
攻防戦がリアルに描かれて実に面白い。9巻同様圧倒的強者に追われる恐怖と絶望感。
そしてそれゆえにこの戦いの結末も……すごい。
やや脇道のエピソードでしたがダリルとイオ、互いに倒せる者が他にいなくなった超エース同士が
激突する最終決戦がいよいよ近づいたことを予感させます。宇宙世紀ガンダム準拠とはいえ半ばパラ
レルな作品だから、あまり安心できないぞアナハイム(笑)。
今回のイロモノ、ジムカスタムの女パイロット・バーバラ中尉。コクピットでも飲み食い、軍人に
あるまじき体型。故・ビンセントとは戦友だったようなので絡みが見たかったなあ……オフには
仲良くステーキハウスに行っていそうでもあり、会う度にビンセントが「痩せろデブ!」と罵って
いそうでもあり(笑)。
大田垣先生は『ダグラム』のリメイクも執筆中、年内には1巻が出るようなのでそちらも楽しみ
です。
追われた南洋の民間人の輸送船、その逃避行。難民としてサイド6に保護してもらおうと事前交渉
するが武装した物は入れられない。ペルガミノ商会の提案で大型ブースターと交換で護衛のMSを
手放す決断をしたカウフマン。連邦に見つかったらそのブースターに点火してサイド6の領空に
逃げ込めばいいというのだが……。
あと1時間も飛べばサイド6という場所ながら、すぐ近くにはスパルタンの仇討ちに燃える連邦
の艦隊が。護衛に使えるのは作業用ということで取引からは除外されたザニー1機だけ。
避難民が3500人も詰め込まれた船は加速も減速もフルパワーとはいかず、下手をすると領空をその
まま突き抜けてしまう恐れも。
決死の逃亡に備える避難民たち、サイド6と連邦の水面下の駆け引き、冷徹に容赦なく船を沈め
ようとする戦艦タイコンデロガとジムカスタム部隊に改修ザニーで単身挑むビリーの奮戦と、緊迫の
攻防戦がリアルに描かれて実に面白い。9巻同様圧倒的強者に追われる恐怖と絶望感。
そしてそれゆえにこの戦いの結末も……すごい。
やや脇道のエピソードでしたがダリルとイオ、互いに倒せる者が他にいなくなった超エース同士が
激突する最終決戦がいよいよ近づいたことを予感させます。宇宙世紀ガンダム準拠とはいえ半ばパラ
レルな作品だから、あまり安心できないぞアナハイム(笑)。
今回のイロモノ、ジムカスタムの女パイロット・バーバラ中尉。コクピットでも飲み食い、軍人に
あるまじき体型。故・ビンセントとは戦友だったようなので絡みが見たかったなあ……オフには
仲良くステーキハウスに行っていそうでもあり、会う度にビンセントが「痩せろデブ!」と罵って
いそうでもあり(笑)。
大田垣先生は『ダグラム』のリメイクも執筆中、年内には1巻が出るようなのでそちらも楽しみ
です。
2021年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
16巻はダリル(南洋同盟)のターン、17巻はイオ(連邦)のターン。
18巻は両雄両軍激突と思いきやビリー覚醒のお話でした。
MS戦としてはちょっと地味だったかもしれませんが、ジムカスタムや新たなペガサス級タイコンデロガ(パイロットや艦長がムーンライトマイルで見たような・・・)のワクワクポイントもあり個人的には大満足。
今冬にはムーンライトマイルが再開されるようなので話数的には20巻あたりで完結しそうな感じですね。
今後はビグザムが起動し、月のAEへ進撃。史実には無かったAEの壊滅というシナリオか。それとも連邦の物量の前にダリルたちの敗北か。まったく予想がつきませんがイオとダリルの決着は確実につくのでしょうね。
18巻は両雄両軍激突と思いきやビリー覚醒のお話でした。
MS戦としてはちょっと地味だったかもしれませんが、ジムカスタムや新たなペガサス級タイコンデロガ(パイロットや艦長がムーンライトマイルで見たような・・・)のワクワクポイントもあり個人的には大満足。
今冬にはムーンライトマイルが再開されるようなので話数的には20巻あたりで完結しそうな感じですね。
今後はビグザムが起動し、月のAEへ進撃。史実には無かったAEの壊滅というシナリオか。それとも連邦の物量の前にダリルたちの敗北か。まったく予想がつきませんがイオとダリルの決着は確実につくのでしょうね。
2021年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いいですよね政治的駆け引き( *'艸`)
裏切者がいるテンプレまでしっかり用意されています。
カラーイラストの連邦ゲルググだけでもおなかいっぱいですがジムカスもかっこいいです。
最新型ということでランドセルが洗練されていたりとバックグラウンドがしっかりしているのもあいかわらず良きです。黒塗り顔のジムカスが悪役風過ぎて笑う。
欲を言えばタイコンデロガはもっとスパルタン似のほが良かったかな。わざわざアルビオンとかに似せずに太田垣ペガサス級ってことで。
裏切者がいるテンプレまでしっかり用意されています。
カラーイラストの連邦ゲルググだけでもおなかいっぱいですがジムカスもかっこいいです。
最新型ということでランドセルが洗練されていたりとバックグラウンドがしっかりしているのもあいかわらず良きです。黒塗り顔のジムカスが悪役風過ぎて笑う。
欲を言えばタイコンデロガはもっとスパルタン似のほが良かったかな。わざわざアルビオンとかに似せずに太田垣ペガサス級ってことで。
2021年10月26日に日本でレビュー済み
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カウフマン達「南洋同盟」サイドのターンな18巻。
サンボル世界のジムカスタムが出てきたり、まさかのザニーで大立ち回りしたりと登場MSが熱いです。
そして窮地にヒーローが登場し――的な展開も熱い!
……熱いのですが、どうにも南洋同盟側に感情移入できないんですよね。
この巻て「避難民を無事に送り届けよう」という目的のもと邪魔する連邦サイドをやや悪者っぽく見せてますが、その避難民達って「ヤバい過激派宗教に染まっててテロリストのトップを妄信する信者」なわけで。
受け入れたらコロニー内にヤバい宗教蔓延しそうって思うと恐ろしい。
あまりに不憫過ぎてすっかりイオ贔屓になっているので、早くまたイオの活躍を見たくなる巻でした。
サンボル世界のジムカスタムが出てきたり、まさかのザニーで大立ち回りしたりと登場MSが熱いです。
そして窮地にヒーローが登場し――的な展開も熱い!
……熱いのですが、どうにも南洋同盟側に感情移入できないんですよね。
この巻て「避難民を無事に送り届けよう」という目的のもと邪魔する連邦サイドをやや悪者っぽく見せてますが、その避難民達って「ヤバい過激派宗教に染まっててテロリストのトップを妄信する信者」なわけで。
受け入れたらコロニー内にヤバい宗教蔓延しそうって思うと恐ろしい。
あまりに不憫過ぎてすっかりイオ贔屓になっているので、早くまたイオの活躍を見たくなる巻でした。
ベスト1000レビュアー
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難民をコロニーに輸送する船とそのクルーたちの奮闘、受け入れるコロニー側の努力、そして、というドラマ。素直に感動したいところだが、この陣営は宗教団体なのだ。「こんなに熱く一生懸命頑張る人たちを読者諸氏はまだ疑ってかかるのか」と作者から踏み絵を示されたかのような気持ちだ。そして、この巻はカットしても前後がそう破綻なく繋がりうるところである。なかなか「決戦」に入らず、その手前で「ああ、これも」というプラスアルファの展開。読みごたえはあったし、作者の手腕には依然敬意を表さざるを得ないところだが、メインの展開を力強くお願いしたい。
2021年10月1日に日本でレビュー済み
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今回はビリーとカウフマンがメインです。イオは全く、ダリルは最後にちょっとだけの登場です。MSも表紙になってるザニー(ジムとザクを足したような奴)がメインで余りパッとしないです。
ですが、政治的駆け引きやMSの戦闘シーンで緊迫した状況が良く伝わってくるのは流石です。
今回は南洋同盟側の視点で描かれてますが、両陣営ともにそれぞれ事情が有り複雑で面白いです。戦争を前面に押し出した漫画ですのでどちらか一方が正しい訳では無いですね。今回は連邦の登場人物が悪っぽい感じになってしまってますが。
ですが、政治的駆け引きやMSの戦闘シーンで緊迫した状況が良く伝わってくるのは流石です。
今回は南洋同盟側の視点で描かれてますが、両陣営ともにそれぞれ事情が有り複雑で面白いです。戦争を前面に押し出した漫画ですのでどちらか一方が正しい訳では無いですね。今回は連邦の登場人物が悪っぽい感じになってしまってますが。