―――ずっと おまえが そばにいたんだ―――
両親と妹を事故で亡くしてから広い一軒家に一人で暮らしているサラリーマンの涼平。
隣に住む自由人で劇団員、そして涼平の元恋人で現セフレである太郎との14年に及ぶ両片想いを
切なく甘く描いた作品でした。
こんな自由人・・・実際につき合ったら心穏やかではいられないだろうなぁと思うけれど、誰もが
魅せられてしまう太郎、そんな彼と14年前にもう傷つきたくなくて自ら別れを切り出したけれど
今も彼に抱かれる関係を続ける涼平。
とにかく揺れる涼平に比べて太郎はいい加減には見えるけど涼平への気持ちは変わっていなくて、
ほどよくふたりの仲を邪魔・・・というほどではないのですが、掻き回してくれる太郎を好きな
劇団員の若い男の子(あきら)の存在や、涼平が家族を亡くしてからずっと抱えてきた苦しみも
しっかりと物語の中に組み込まれていて、ふたりの心の結びつきがより強く感じられました。
再び付き合うことになったのも束の間、涼平が囚われていた抜け出して新たな心境になった時に
突然「海外行くわ 戻らんかもしれん」と言い出して言葉通り旅立ってしまう太郎に驚きましたが、
そこで涼平は世話を焼いていたのは自分なのに、実は太郎に支えられていたことに気付きます。
諦めていた自分の夢に再挑戦して、涼平が向かった先は青く綺麗な海で、そこには・・・。
巻末の『楽園の向こう側』①では楽園で気持ち良さそうに抱かれる姿を、②ではあきらにできた
恋人がまさかの・・・!!!で、しかも・・・!!!な展開(すみません意味分からないですよね)に度肝
抜かれましたが、このエピソードも読みたいと思ってしまいました。
カバー下にはちょっと可愛い「涼ちん」が見られました(^^)
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楽園は手の中に【電子限定かきおろし漫画付】<デジタル修正版> (GUSH COMICS) Kindle版
堅実で几帳面なサラリーマンの涼平は高校の頃に家族を失ってから、古い一軒家で一人暮らし。
お隣で幼なじみの太郎とは元恋人で現セ〇レだ。
太郎は30を過ぎても定職につかず劇団員をしている自由人。
性欲処理のためと割りきって体の関係を続ける涼平だが「俺のこと好き?」なんて聞かれても困る。
答えられないのわかってるくせに――。
もう二度と傷つきたくない涼平は……?
お隣で幼なじみの太郎とは元恋人で現セ〇レだ。
太郎は30を過ぎても定職につかず劇団員をしている自由人。
性欲処理のためと割りきって体の関係を続ける涼平だが「俺のこと好き?」なんて聞かれても困る。
答えられないのわかってるくせに――。
もう二度と傷つきたくない涼平は……?
- 言語日本語
- 出版社海王社
- 発売日2018/4/10
- ファイルサイズ42144 KB
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登録情報
- ASIN : B0829PXXYX
- 出版社 : 海王社 (2018/4/10)
- 発売日 : 2018/4/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 42144 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 183ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 5,209位ライトアダルトコミック
- - 5,432位ボーイズラブコミックス
- - 9,502位ボーイズラブマンガ
- カスタマーレビュー:
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『
エロス度★★★★★★★★
⚫︎楽園にはまだ遠い
⚫︎楽園の見つけ方
⚫︎楽園は手の中に
⚫︎楽園の向こう側①
⚫︎楽園の向こう側②
⚫︎あとがき
太郎×涼平♡
ろくでなし劇団員とマジメ過ぎるサラリーマンのダメな大人同士の恋。
表題作のみ。
元恋人で現セフレ。
堅実で几帳面なサラリーマン・涼平は元恋人の太郎と身体だけを惰性で繋げるセフレな関係。
しかし、太郎は変わらずに涼平に好きを伝え続けますが、涼平は変わらずの塩対応。
定職に就かずフリーダムな太郎と堅実な涼平では真逆のタイプでありますが、自由な太郎が家族を喪った涼平の傍にずっといてくれた意味。
それに気付いた時の涼平同様、赤面するほどの愛が込められていて、愛しさで胸がキュンキュンさせられます。
太郎に恋していて、涼平をライバル視していたあきらにも素敵な恋人ができ、ネコかと思ったらタチのほうでびっくりです。
三十過ぎのダメな大人同士の恋に1番振り回され、ヤキモキしていた子だったので、あきらも幸せになれてホッとしました。
頑なに太郎からの告白を躱し続けてきた涼平。
でも、徐々に太郎の想いを信じられるようになり、恋人になることを漸く了承しますが、恋人同士になっても特に変わらずの日々。
しかし、それでも幸せそうにしている太郎と涼平を見ていると胸が締め付けられるほどの愛しさを感じ、また小説家としての夢を目指し、歩き出す涼平。
涼平がもう大丈夫だと分かった途端、海外に行くと言い出す太郎の自由っぷりにはガクっとしましたが、ずっと傍にいてくれた太郎のために、自由になった手で、今度は自分が太郎の手を掴みにいき、離さないと決意する涼平。
楽園を手の中に収めた2人の、恋人としてのこれからの幸せで愛しい日々が続いていくのだと思うと羨ましくなっちゃいますね。
浅井先生の描く繊細なストーリーに加え、普段は表情の変化が乏しい涼平が濡場では、目に涙を溜め、涎を流し、太郎に突かれる熱の楔から呼び起こされる快楽に溺れる表情のギャップが最高でした。
涼平の喘ぎ声、涼平より素直な身体の感度、グッジョブ!』
エロス度★★★★★★★★
⚫︎楽園にはまだ遠い
⚫︎楽園の見つけ方
⚫︎楽園は手の中に
⚫︎楽園の向こう側①
⚫︎楽園の向こう側②
⚫︎あとがき
太郎×涼平♡
ろくでなし劇団員とマジメ過ぎるサラリーマンのダメな大人同士の恋。
表題作のみ。
元恋人で現セフレ。
堅実で几帳面なサラリーマン・涼平は元恋人の太郎と身体だけを惰性で繋げるセフレな関係。
しかし、太郎は変わらずに涼平に好きを伝え続けますが、涼平は変わらずの塩対応。
定職に就かずフリーダムな太郎と堅実な涼平では真逆のタイプでありますが、自由な太郎が家族を喪った涼平の傍にずっといてくれた意味。
それに気付いた時の涼平同様、赤面するほどの愛が込められていて、愛しさで胸がキュンキュンさせられます。
太郎に恋していて、涼平をライバル視していたあきらにも素敵な恋人ができ、ネコかと思ったらタチのほうでびっくりです。
三十過ぎのダメな大人同士の恋に1番振り回され、ヤキモキしていた子だったので、あきらも幸せになれてホッとしました。
頑なに太郎からの告白を躱し続けてきた涼平。
でも、徐々に太郎の想いを信じられるようになり、恋人になることを漸く了承しますが、恋人同士になっても特に変わらずの日々。
しかし、それでも幸せそうにしている太郎と涼平を見ていると胸が締め付けられるほどの愛しさを感じ、また小説家としての夢を目指し、歩き出す涼平。
涼平がもう大丈夫だと分かった途端、海外に行くと言い出す太郎の自由っぷりにはガクっとしましたが、ずっと傍にいてくれた太郎のために、自由になった手で、今度は自分が太郎の手を掴みにいき、離さないと決意する涼平。
楽園を手の中に収めた2人の、恋人としてのこれからの幸せで愛しい日々が続いていくのだと思うと羨ましくなっちゃいますね。
浅井先生の描く繊細なストーリーに加え、普段は表情の変化が乏しい涼平が濡場では、目に涙を溜め、涎を流し、太郎に突かれる熱の楔から呼び起こされる快楽に溺れる表情のギャップが最高でした。
涼平の喘ぎ声、涼平より素直な身体の感度、グッジョブ!』