大坂夏の陣。豊臣家は滅ぶ。
徳川家康の後半は、すこしダラダラ感があったのだが、この巻は、忠輝と家康の問答のところが味わい深かった。
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徳川家康(25) 孤城落月の巻 (山岡荘八歴史文庫) 文庫 – 1988/4/1
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大坂夏の陣!濠を埋められ、籠城できなくなった大坂方は城外に打って出た。名ある猛将も相次いで倒れ、太閤以来の名城も紅蓮の焔に包まれる。そして、家康の最後の悲願淀君・秀頼母子の救出も水泡に帰した。やんぬるかな、秀頼母子ご自害!こうして豊臣家は地上から永遠に消え去った。
- 本の長さ494ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1988/4/1
- 寸法10.8 x 2 x 14.8 cm
- ISBN-104061950479
- ISBN-13978-4061950474
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
大坂夏の陣!濠を埋められ、篭城できなくなった大坂方は城外に打って出た。名ある猛将も相次いで倒れ、太閤以来の名城も紅蓮の焔に包まれる。そして、家康の最後の悲願淀君・秀頼母子の救出も水泡に帰した。やんぬるかな、秀頼母子ご自害!こうして豊臣家は地上から永遠に消え去った。
著者について
明治40年1月11日、新潟県小出町に生まれる。本名・山内庄蔵、のち結婚し藤野姓に。高等小学校を中退して上京、逓信官吏養成所に学んだ。17歳で印刷製本業を始め、昭和8年「大衆倶楽部」を創刊し編集長に。山岡荘八の筆名は同誌に発表した作品からである。13年、時代小説『約束』がサンデー毎日大衆文芸に入選、傾倒していた長谷川伸の新鷹会に加わった。太平洋戦争中は従軍作家として各戦線を転戦。戦後、17年の歳月を費した大河小説『徳川家康』は、空前の“家康ブーム”をまきおこした。以来、歴史小説を中心に幅広い活躍をしめし、53年9月30日没した。
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1988/4/1)
- 発売日 : 1988/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 494ページ
- ISBN-10 : 4061950479
- ISBN-13 : 978-4061950474
- 寸法 : 10.8 x 2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 199,763位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1907~1978。新潟県生まれ。十四歳で上京の後、長谷川伸に師事。昭和13年、懸賞小説に入選し文壇デビュー。昭和25年から新聞に『徳川家康』を 連載開始。十八年がかりで完成したこの大河小説は「経営トラの巻」としても幅広い読者を獲得、五千万部突破という戦後、最大のベストセラーとなる。同作品 で「吉川英治文学賞」を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 新装版 豊臣秀吉(4) (ISBN-13: 978-4063706994)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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今から20年前と2007年の2度に渡って読破しました。内容はくどくど説明するまでもありません。人生でこんな大作を読んだ満足感にただただ感慨を覚えます。他の歴史小説を読むたびにこの「徳川家康」と比較してしまうほどのバイブル的存在の小説です。興味本位に全26巻の登場人物を調べてしまいました。ざっと2200名にも及びます。(故人等も含む)その姻戚関係も調べようとしましたが途中で挫折したほどです。ぜひまだ読んだことの無い人お勧めしたいです。最後にもう一度読破する希望与えてほしい、そんな小説です。一般文学通算261作品目の感想。1987/04/12二回目読書 2007/07/22(in中国・山東省・青島)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月30日に日本でレビュー済み
栄枯盛衰をそのままに慶長12年、大坂はついに落城します。
天正年間に太閤が築城し難波の殷賑のもと、絢爛たる安土桃山の象徴として
30有余年・・・・秀頼母子も自刃し名実ともに豊太閤の時代は終焉を迎えました。
大坂夏の陣ですが、後藤又兵衛、木村重成、と討ち死し、天王寺では大御所本陣に
肉薄し、‘あわや’というところまで追い詰めた真田の赤備え・・・・・
殊に幸村はその神出鬼没の用兵で‘日本一の兵’と讃えられつつ、
後の世に名将ぶりとその面目を施して余りあるものでした。
秀頼母子を救出できなかった事を家康公は後悔しますが、2代将軍秀忠とその側近は
既定の事として、事後処理を清々と進めます。大御所の開府の精神と共に
幕府の権威や施政を根付かせる事を専らに考え実行に移すわけです。
思えば、ここが信長、秀吉政権との大きな違いですね。秀忠は立派な後継者でした。
家康公も将軍秀忠と幕閣の緻密な連携に実は満足だったことでしょう。
筋目を正しく、民治はあたたかく、武は厳しく・・・・・。
これを全うする為、同時にもうひとつ悲劇がおこります。上総介忠輝の処遇です。
違背は身内にこそ厳しく。これが家康公のけじめでした。
次巻でついに完結。この壮大な物語の結末や如何・・・・?
天正年間に太閤が築城し難波の殷賑のもと、絢爛たる安土桃山の象徴として
30有余年・・・・秀頼母子も自刃し名実ともに豊太閤の時代は終焉を迎えました。
大坂夏の陣ですが、後藤又兵衛、木村重成、と討ち死し、天王寺では大御所本陣に
肉薄し、‘あわや’というところまで追い詰めた真田の赤備え・・・・・
殊に幸村はその神出鬼没の用兵で‘日本一の兵’と讃えられつつ、
後の世に名将ぶりとその面目を施して余りあるものでした。
秀頼母子を救出できなかった事を家康公は後悔しますが、2代将軍秀忠とその側近は
既定の事として、事後処理を清々と進めます。大御所の開府の精神と共に
幕府の権威や施政を根付かせる事を専らに考え実行に移すわけです。
思えば、ここが信長、秀吉政権との大きな違いですね。秀忠は立派な後継者でした。
家康公も将軍秀忠と幕閣の緻密な連携に実は満足だったことでしょう。
筋目を正しく、民治はあたたかく、武は厳しく・・・・・。
これを全うする為、同時にもうひとつ悲劇がおこります。上総介忠輝の処遇です。
違背は身内にこそ厳しく。これが家康公のけじめでした。
次巻でついに完結。この壮大な物語の結末や如何・・・・?