ついに、家康は大阪城西の丸に入城するも、
上杉景勝を成敗するため、城を出る。
直江状ですら、家康にとっては想定の範囲内であり、
ゆるりゆるりと北上する。
三成は軍備を整えて、大阪城、伏見城を落とし、
上杉軍との挟撃を開始する。
だが家康は、江戸城にあって動かない。
豊臣恩顧の武将を使って岐阜城を攻め立てる。
時代はいよいよ徳川家による泰平へ、
家康の思惑通り着実に布石されていく。
天下第一の実力者である家康であっても、
戦場にある以上は、大博打でしかない。
家康最後の大博打、賭けるのは人生での辛抱で
培った全てであり、勝てば日本を手中にする。
石田三成が家康憎しで動く中、戦乱の日を終わられる
大志で動く家康。
日本の泰平はまだ遠い。
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徳川家康(17) 軍荼利の巻 (山岡荘八歴史文庫) Kindle版
価格 | 新品 | 中古品 |
石田三成の家康に対する敵意はますますつのった。だが皮肉にも彼は、秀吉子飼いの七将の襲撃を避けるため家康の庇護を受ける羽目に。いったん三成を近江へ帰した家康は、上杉討伐を名目に出兵を決行。と、その留守を狙って三成挙兵、家康はただちに軍を西へ返す。関ケ原前夜、虚々実々の駆け引きが続く!
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1988/2/1
- ファイルサイズ500 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
石田三成の家康に対する敵意はますますつのった。だが皮肉にも彼は、秀吉子飼いの七将の襲撃を避けるため家康の庇護を受ける羽目に。いったん三成を近江へ帰した家康は、上杉討伐を名目に出兵を決行。と、その留守を狙って三成挙兵、家康はただちに軍を西へ返す。関ケ原前夜、虚々実々の駆け引きが続く! --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者について
明治40年1月11日、新潟県小出町に生まれる。本名・山内庄蔵、のち結婚し藤野姓に。高等小学校を中退して上京、逓信官吏養成所に学んだ。17歳で印刷製本業を始め、昭和8年「大衆倶楽部」を創刊し編集長に。山岡荘八の筆名は同誌に発表した作品からである。13年、時代小説『約束』がサンデー毎日大衆文芸に入選、傾倒していた長谷川伸の新鷹会に加わった。太平洋戦争中は従軍作家として各戦線を転戦。戦後、17年の歳月を費した大河小説『徳川家康』は、空前の“家康ブーム”をまきおこした。以来、歴史小説を中心に幅広い活躍をしめし、53年9月30日没した。
--このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
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登録情報
- ASIN : B00AXU4ZWQ
- 出版社 : 講談社 (1988/2/1)
- 発売日 : 1988/2/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 500 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 446ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 61,803位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 7,466位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
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1907~1978。新潟県生まれ。十四歳で上京の後、長谷川伸に師事。昭和13年、懸賞小説に入選し文壇デビュー。昭和25年から新聞に『徳川家康』を 連載開始。十八年がかりで完成したこの大河小説は「経営トラの巻」としても幅広い読者を獲得、五千万部突破という戦後、最大のベストセラーとなる。同作品 で「吉川英治文学賞」を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 新装版 豊臣秀吉(4) (ISBN-13: 978-4063706994)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2011年6月12日に日本でレビュー済み
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2009年11月15日に日本でレビュー済み
家康公が信長、秀吉に膝を屈し、忍従の日々を耐えて来たのは
戦国の世を終息させ、泰平招来の深い祈念があったればこそでした。
豊太閤亡き後、前田中納言も鬼籍に入ればもはや公と
比肩しうる器量人はありません。
空白の国政に堂々と臨まんがため、家康公は伏見に入城します。
その間、腹心の島左近、蒲生備中、大谷義継らと共に、石田三成は
‘関ヶ原’への布石を打ってゆきます。北に上杉の蜂起を画策して
秀頼を擁して、西に挙兵すれば家康公を挟撃できるはず・・・でした。
全てわかった上で、会津・上杉征伐のため東下し、
天下のために、家康公は‘関ヶ原’を決断する・・・・くだりです。
泰平招来は深い痛みを伴う事を家康公は覚悟するわけです。
ところで、‘軍荼利明王’とは悪心を飽きることなく懲らしめ、
阿修羅や悪鬼から人間を守護し、障害を取り除く明王です。
この頃の家康公を山岡先生は‘軍荼利明王’に准えて筆を進めます。
戦国の世を終息させ、泰平招来の深い祈念があったればこそでした。
豊太閤亡き後、前田中納言も鬼籍に入ればもはや公と
比肩しうる器量人はありません。
空白の国政に堂々と臨まんがため、家康公は伏見に入城します。
その間、腹心の島左近、蒲生備中、大谷義継らと共に、石田三成は
‘関ヶ原’への布石を打ってゆきます。北に上杉の蜂起を画策して
秀頼を擁して、西に挙兵すれば家康公を挟撃できるはず・・・でした。
全てわかった上で、会津・上杉征伐のため東下し、
天下のために、家康公は‘関ヶ原’を決断する・・・・くだりです。
泰平招来は深い痛みを伴う事を家康公は覚悟するわけです。
ところで、‘軍荼利明王’とは悪心を飽きることなく懲らしめ、
阿修羅や悪鬼から人間を守護し、障害を取り除く明王です。
この頃の家康公を山岡先生は‘軍荼利明王’に准えて筆を進めます。