ウシジマ君の後半からそうですが、なんかこの作者って最近コマ割りなどがおかしくないですかね…。妙にキャラの動きに躍動感がなかったり、会話と描かれてる内容が噛み合ってないと感じることが増えました。
顔の向きとかいつも一緒だし、同じ横顔のコマが連続したりするのも違和感に拍車をかけてます。…というかよく見ると、コピーして口元だけ変えたりしてますよね。背景も写真から変換してるせいか人物が浮いていたり、素材ありきの構図になってたりと悪いこと尽くしです。
内容面ですが、最初のエピソードは胸糞ながら極めて面白かったです。悪徳(?)弁護士が主人公ということでウシジマくんとは毛色の異なる新機軸の展開の予感がしましたし、とりあえず暫くは一話完結の法廷劇のお話が読めるのではないかと期待してページを進めました。
…ところが、次の麻薬売人編からはいきなり7話連続の話になり、一気にウシジマくん色が出てきます。そして主人公も変わります。吃音もしくは知的障害持ちのキャラだったのに途中から完全に健常者のように会話していたりとキャラ設定が速攻でぶれているのも難です。
思い返すと「闇金ウシジマくん」は途中から丑嶋馨が狂言回しに徹して殆ど登場しない話も増えてきて、その代わりにフリーター、OL、営業、タクシー運転手、風俗嬢など多彩なバックグラウンドを持つ主人公が別に設定されていました。そこが醍醐味であり長期連載の原動力だったのも事実でしょう。
しかし、この作品も同様に今後九条弁護士の出番が減っていきリーガル・サスペンスの要素が薄れていくのであれば、それはもう「闇金ウシジマくん2」同然になってしまうのではないでしょうか。
ウシジマくんの続編を読みたい方には手放しでお勧めできる作品ですが、素晴らしく出来の良かった第一話の路線を貫いて欲しかったと思っている私にとっては、少し先行きが不安にも思える初巻でした。
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九条の大罪(1) (ビッグコミックス) Kindle版
法とモラルの極限ドラマ、開幕!
国民的ダークヒーロー漫画『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平、最新作!
なぜか厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。
鼻炎持ちのバツイチで、ビルの屋上で
テント生活をしている偏屈な弁護士だ。
主な顧客は、半グレ、ヤクザ、前科持ちなど、きな臭い人だらけ!?
ネットでは悪徳弁護士と罵られながらも、
イソ弁の烏丸(からすま)と共に、依頼人の擁護に務める。
ある日、飲酒して轢き逃げをした半グレが、
先輩の壬生に連れられて、九条のもとを訪ねる。
そこで九条が授けた策は、弁護士にはあるまじき教唆で――!?
交通事故ひとつですら、常識がひっくり返る。
知ってるだけで、人生が変わる。
神か悪魔か弁護士・九条!
法とモラルの極限ドラマ、ここに開幕!
国民的ダークヒーロー漫画『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平、最新作!
なぜか厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。
鼻炎持ちのバツイチで、ビルの屋上で
テント生活をしている偏屈な弁護士だ。
主な顧客は、半グレ、ヤクザ、前科持ちなど、きな臭い人だらけ!?
ネットでは悪徳弁護士と罵られながらも、
イソ弁の烏丸(からすま)と共に、依頼人の擁護に務める。
ある日、飲酒して轢き逃げをした半グレが、
先輩の壬生に連れられて、九条のもとを訪ねる。
そこで九条が授けた策は、弁護士にはあるまじき教唆で――!?
交通事故ひとつですら、常識がひっくり返る。
知ってるだけで、人生が変わる。
神か悪魔か弁護士・九条!
法とモラルの極限ドラマ、ここに開幕!
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2021/2/26
- ファイルサイズ98271 KB
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ベスト1000レビュアー
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183人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年2月26日に日本でレビュー済み
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ウシジマくんの作者の新作漫画です。電子版のオマケイラストで本作の主人公とウシジマくんのふたりが描かれております。ようやくスピリッツ漫画が電子版にもカバー裏などを収録するようになったようで、そこにある作者コメントを読むことも出来ます。
内容は弁護士が半グレみたいな人たちを専門に弁護する、というような話です。語彙が小学生並みでスイマセン。ウシジマくんでも描かれていた「無知な一般市民や社会的弱者を食い物にする裏社会の人間たち」という構造は本作でも引き継がれております。
この1巻には第1話の短編と、数話からなる中編のふたつが収録されております。第1話では主人公の九条がどうしようもない男のひき逃げの弁護を引き受けるという話で極めて胸糞がわるいです。で、その次の中編であるドラッグの運び屋を弁護する話を読むと、普通の弁護士ではどうにもならない倫理の通用しない世界が存在し、第1話のように何の罪のない被害者がわりをくうような事をやっている「悪徳弁護士」がある種の必要悪として存在しないと守れないものがある、というストーリーになってるので、単純な話として、単行本の構成も良く出来ており、漫画としても面白い、と思います。
では面白いから楽しめるのか、と言われるとこれについては色んな意見があるでしょうが、そういう弁護士が存在しないといけないような、この国のもっと大きなソーシャルな構造の方には、すくなくとも1巻の時点では、この作者は目を向けません。これはウシジマくんも同じでしたが、現実に存在する構造のなかでどうドラマを作っていくか、という考えに基づいており、それを変えるために何をすべきかという問題提起には至りません。読者と対話するというよりは現実を一方的に描いて投げつけてくるだけ、とでもいうべき作劇です。
そしてこの作者はその現実を可能な限り冷徹に捉えようとします。「外見からしていかにも性格のわるそうなヤンキーが親切にしてくれた」みたいな話は現実でも多数あると思いますが、この作者は「外見からしていかにも性格のわるそうなヤンキーは実際に極めて性格がわるい、完。」と描くのが多いです。要は性善説の逆なのですが、そういうドラマを読むのがしんどい、という問題があります。
ウシジマくんと本作の最大の違いは、漫画の内容ではなく、現実の日本のドン詰まり具合が増している、という事ではないかと思います。この漫画の中で描かれるものより現実のほうが胸糞案件が多いし、ウシジマくんが連載されていた頃よりも未来に夢も希望もなくなっていっとるわけです。個人的にもメンタルがだいぶまいっており向精神薬が手放せませんが、そんな中で「無知は罪ですね」なんて台詞が出てくる漫画を読むのは、しんどいです。
小難しい法律の細部に無知な人間が無知なままでも安定して暮らしていけるような福利厚生の行き届いた社会でなくてはならず、そのために居るはずの為政者が市井の民のために仕事をしないからこそ現実がこの惨状になってる中で、その悲惨な現実を舞台に、その現実を生み出している側への批判的視座を持たずに、その中で冷徹に振り切ったドラマを描き、登場人物が「無知は罪」と言う漫画を楽しむ余力は、かなり無くなっております。
ウシジマくんの宇津井がハッピーエンドっぽく終わってましたが実際は両親ともども自己破産、腰を痛めた状態で低賃金の介護職と夜勤バイトを掛け持ち、祖母は認知症がすすんでいるらしい、という全然ハッピーじゃない結末で、10年後の宇津井を想像するだけで嫌になってきますが、この作者がご都合主義なハッピーエンドを描くことはないだろうとは理解した上で、作者の作劇の視座がウシジマくんのときよりももっと上に向くことに期待したい、というかそうでないと読むのが精神的にしんどいかなーと思いました。
内容は弁護士が半グレみたいな人たちを専門に弁護する、というような話です。語彙が小学生並みでスイマセン。ウシジマくんでも描かれていた「無知な一般市民や社会的弱者を食い物にする裏社会の人間たち」という構造は本作でも引き継がれております。
この1巻には第1話の短編と、数話からなる中編のふたつが収録されております。第1話では主人公の九条がどうしようもない男のひき逃げの弁護を引き受けるという話で極めて胸糞がわるいです。で、その次の中編であるドラッグの運び屋を弁護する話を読むと、普通の弁護士ではどうにもならない倫理の通用しない世界が存在し、第1話のように何の罪のない被害者がわりをくうような事をやっている「悪徳弁護士」がある種の必要悪として存在しないと守れないものがある、というストーリーになってるので、単純な話として、単行本の構成も良く出来ており、漫画としても面白い、と思います。
では面白いから楽しめるのか、と言われるとこれについては色んな意見があるでしょうが、そういう弁護士が存在しないといけないような、この国のもっと大きなソーシャルな構造の方には、すくなくとも1巻の時点では、この作者は目を向けません。これはウシジマくんも同じでしたが、現実に存在する構造のなかでどうドラマを作っていくか、という考えに基づいており、それを変えるために何をすべきかという問題提起には至りません。読者と対話するというよりは現実を一方的に描いて投げつけてくるだけ、とでもいうべき作劇です。
そしてこの作者はその現実を可能な限り冷徹に捉えようとします。「外見からしていかにも性格のわるそうなヤンキーが親切にしてくれた」みたいな話は現実でも多数あると思いますが、この作者は「外見からしていかにも性格のわるそうなヤンキーは実際に極めて性格がわるい、完。」と描くのが多いです。要は性善説の逆なのですが、そういうドラマを読むのがしんどい、という問題があります。
ウシジマくんと本作の最大の違いは、漫画の内容ではなく、現実の日本のドン詰まり具合が増している、という事ではないかと思います。この漫画の中で描かれるものより現実のほうが胸糞案件が多いし、ウシジマくんが連載されていた頃よりも未来に夢も希望もなくなっていっとるわけです。個人的にもメンタルがだいぶまいっており向精神薬が手放せませんが、そんな中で「無知は罪ですね」なんて台詞が出てくる漫画を読むのは、しんどいです。
小難しい法律の細部に無知な人間が無知なままでも安定して暮らしていけるような福利厚生の行き届いた社会でなくてはならず、そのために居るはずの為政者が市井の民のために仕事をしないからこそ現実がこの惨状になってる中で、その悲惨な現実を舞台に、その現実を生み出している側への批判的視座を持たずに、その中で冷徹に振り切ったドラマを描き、登場人物が「無知は罪」と言う漫画を楽しむ余力は、かなり無くなっております。
ウシジマくんの宇津井がハッピーエンドっぽく終わってましたが実際は両親ともども自己破産、腰を痛めた状態で低賃金の介護職と夜勤バイトを掛け持ち、祖母は認知症がすすんでいるらしい、という全然ハッピーじゃない結末で、10年後の宇津井を想像するだけで嫌になってきますが、この作者がご都合主義なハッピーエンドを描くことはないだろうとは理解した上で、作者の作劇の視座がウシジマくんのときよりももっと上に向くことに期待したい、というかそうでないと読むのが精神的にしんどいかなーと思いました。
ベスト1000レビュアー
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弁護士という職業柄、対立するAとBのいずれかの弁護をしなければならないのは当然だし、自分が弁護する側の最大限の利益を図ろうとするのも当たり前。ただし、社会の無責任な目から見てそれが善悪として語られる場合、悪とされた方につく弁護士が被るマイナスイメージがあるものまた当たり前。しかしそれはそういう仕事だと理解するしかないし、この部分をもってその弁護士を悪徳弁護士だと言うのは間違い。
問題は弁護活動が犯罪を覆い隠す方向に作用してしまうこと。本作第一話なら、独り言としているスマホ等に対する指示の部分が弁護士による犯罪行為にあたる。この部分をもって、主人公は十分悪徳弁護士だと言える(ただし立証はほぼ不可能)。
漫画として、今時の絵に合わせようとしているのか、作画が崩壊している部分があるのが否めない。登場人物の目、女性の大きすぎる胸など。
犯罪者のウシジマくんと弁護士の本作では事件に対して違う入り口になるわけだが、でも結局は同じ部分を描くんだろうと予想。
一応は弁護士漫画なわけだが、人を殺しまくっている壬生君は最終的にどうなるのかが気になる。
問題は弁護活動が犯罪を覆い隠す方向に作用してしまうこと。本作第一話なら、独り言としているスマホ等に対する指示の部分が弁護士による犯罪行為にあたる。この部分をもって、主人公は十分悪徳弁護士だと言える(ただし立証はほぼ不可能)。
漫画として、今時の絵に合わせようとしているのか、作画が崩壊している部分があるのが否めない。登場人物の目、女性の大きすぎる胸など。
犯罪者のウシジマくんと弁護士の本作では事件に対して違う入り口になるわけだが、でも結局は同じ部分を描くんだろうと予想。
一応は弁護士漫画なわけだが、人を殺しまくっている壬生君は最終的にどうなるのかが気になる。
2021年3月10日に日本でレビュー済み
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いろんなクズ人間やゴミ人間が出てくるが、さて現実にそういう存在に出くわしたとして、また何らかの関わりを持ったとして、自分ならどうするか?
九条や壬生のような力と哲学を持たない凡人である自分は、結局何もしないし、できないだろう。そんな凡人代表として凡人なりの正義をふりかざす巨乳弁護士は、浅いが、それもまた人間なのだろう。
曽我部のように知力と勇気を振り絞って一歩踏み出した者は凡人の域を超えたと言えるかもしれない。その先に待つのはやはり暗闇であったとしても。
人間て面白い。真鍋作品を読むといつもそう思う。
九条や壬生のような力と哲学を持たない凡人である自分は、結局何もしないし、できないだろう。そんな凡人代表として凡人なりの正義をふりかざす巨乳弁護士は、浅いが、それもまた人間なのだろう。
曽我部のように知力と勇気を振り絞って一歩踏み出した者は凡人の域を超えたと言えるかもしれない。その先に待つのはやはり暗闇であったとしても。
人間て面白い。真鍋作品を読むといつもそう思う。
2021年12月4日に日本でレビュー済み
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考えさせられる。話も面白い。
絵は、作者本人も発言されているが、写真をフォトショで加工して線をいれたりして背景に使ってるらしい。あと最初にキャラの服装データをつくりこんで、加工・合成したり。その弊害がやや出てて読みにくいところはある。
デジタルツールを用いることで作業時間が手描きより短くなり、その分、今まで時間が使えなかった小物類のディティールに時間を使うなどができるようになったとのことなので、
それはいいし、どんどん活用したらいいと思うのだが、気になった点が少し。
・写真の加工であろう部分が、とても分かりやすい。
デフォルメされてないだけに情報量が多すぎるて見づらいと感じるところがある。
ベタと白のコントラストが強すぎたり、何の絵なのかすぐわかりづらい。
たとえばハンバーグの写真が出てくるが、黒すぎて最初すぐ判別できなかった。
そのため、目が疲れる感じがある。
手描きだともう少し情報量が削られ、デフォルメされて、見やすさ、分かりやすさがあったんだろうなと思う。
デジタルツールを使うのは大いによいなあと思うのですが、見やすさにも今後気を使ってもらえたら自分はより読みたくなるなと思う。
おそらくはフォトショの加工時に白黒?にしてるから、トーンで済むような中間色がなく目が疲れるのかと…?
・他の方のレビューにもある通り、人物の絵の使いまわしがわかりやすすぎる。
驚いているであろう場面、考えているであろう場面などでも、表情が同じで変化がない。
そこで少し醒める。
没入感がそがれるというか、読み進めるうえで不自然なのでノイズのように感じる。
こことここ、まんまコピペだろうなーと分かってしまう所があるのは残念。
コピペはいいんだけど、物語の内容に合わせた絵にはしてほしい。
・好みかもしれないが、登場人物の唇が全員分厚すぎるのはなぜ?
気になってしまってこれもノイズに感じる。
といっても、美麗な絵を求めて読んでる漫画ではなく(十分うまいとは思う)、
話自体が面白く、真鍋先生でないと描けない漫画だと思うので続きが楽しみです。
プラス、絵も見やすくなっていったら一読者としては最高です。
絵は、作者本人も発言されているが、写真をフォトショで加工して線をいれたりして背景に使ってるらしい。あと最初にキャラの服装データをつくりこんで、加工・合成したり。その弊害がやや出てて読みにくいところはある。
デジタルツールを用いることで作業時間が手描きより短くなり、その分、今まで時間が使えなかった小物類のディティールに時間を使うなどができるようになったとのことなので、
それはいいし、どんどん活用したらいいと思うのだが、気になった点が少し。
・写真の加工であろう部分が、とても分かりやすい。
デフォルメされてないだけに情報量が多すぎるて見づらいと感じるところがある。
ベタと白のコントラストが強すぎたり、何の絵なのかすぐわかりづらい。
たとえばハンバーグの写真が出てくるが、黒すぎて最初すぐ判別できなかった。
そのため、目が疲れる感じがある。
手描きだともう少し情報量が削られ、デフォルメされて、見やすさ、分かりやすさがあったんだろうなと思う。
デジタルツールを使うのは大いによいなあと思うのですが、見やすさにも今後気を使ってもらえたら自分はより読みたくなるなと思う。
おそらくはフォトショの加工時に白黒?にしてるから、トーンで済むような中間色がなく目が疲れるのかと…?
・他の方のレビューにもある通り、人物の絵の使いまわしがわかりやすすぎる。
驚いているであろう場面、考えているであろう場面などでも、表情が同じで変化がない。
そこで少し醒める。
没入感がそがれるというか、読み進めるうえで不自然なのでノイズのように感じる。
こことここ、まんまコピペだろうなーと分かってしまう所があるのは残念。
コピペはいいんだけど、物語の内容に合わせた絵にはしてほしい。
・好みかもしれないが、登場人物の唇が全員分厚すぎるのはなぜ?
気になってしまってこれもノイズに感じる。
といっても、美麗な絵を求めて読んでる漫画ではなく(十分うまいとは思う)、
話自体が面白く、真鍋先生でないと描けない漫画だと思うので続きが楽しみです。
プラス、絵も見やすくなっていったら一読者としては最高です。