上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0周 瑜が滅びる
2009年6月13日に日本でレビュー済み
中国の戦国時代、三国志をマンガ化した作品
この巻では、レッドクリフで名を馳せた周瑜が滅んでしまうことと、
戦略家、孔明と並び評される、竜鳳も玄徳に仕えることになる巻です。
14巻で、周瑜の策略で呉の孫権の妹と結婚という理由で玄徳をおびき寄せ
呉で玄徳を亡き者にしようとしていました。この策略を孔明が見抜き
何十にも張り巡らされた罠をかいくぐります。最後に孫権の妹を
配偶者として、自分の領地、荊州へと戻ってくる話があります。
また、次の世代のお話に繋がってゆく、長安の落城もこの巻です。
この本は、三国志をエンターティメントした三国志演義を基に
作られており、周瑜の最後も三国志演義の名台詞で終わっています。
周瑜ファンでもある私としては、この巻はつらい内容ですが
三国志演義に忠実なこのマンガは、良くできているなぁと思います。