ついに下級生の学園リーグに決着がつきます。結果だけみるなら予想通りという感じです。
少年漫画のようなバトル展開と心のやり取りが8割ほど続くのですが、バトル的展開を文字でそんなにあるのは正直くどくて重く感じました。
バトルそのものは見所ありで悪くないのですが、似たようなパターンでくどさが増します。
そのあたりはバトルは多かったものの、違うパターンがあった前巻と評価が変わった理由です。
いうなれば、今回は肉肉肉にたいし、前回は、刺身唐揚げ肉みたいな違いでしょうか。
そして残り1割ほどで、カティが関わる新展開の引きが描かれています。
バトルやって引きと連載漫画もような構成で、長期シリーズやアニメ化をみこしてのやりかただとはわかるのですが、
上級生リーグや生徒会長選挙も決着がついていないのに、平行して新しい要素をいれて、話をひろげていくスタイルはどうかな?と私は思いました。
バトルの合間に恋愛要素とかいれるなど個々でみたら悪くはなく、そこはベテランラノベ作家らしくうまいと思うのですが、
話を綺麗におとしていくのではなく、ひろげていくこれが月刊「グイン・サーガ」みたいな方向にいくのか?と懸念してしまいます。
電撃はとりあえず売れたものを長期シリーズさせているのが多いのですが、これもそれ狙いなのかもしれませんが。
今のところ私はどっちとも評価できないのですが、今後の展開しだいで評価がぶれそうな予感を感じました。
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七つの魔剣が支配するIX (電撃文庫) Kindle版
決闘リーグがいよいよ終盤へと突入し、激闘を勝ち残った四チームによる決勝戦が幕を開ける。オリバーたちの初戦の相手はヴァロワ隊。リーダーのユルシュル=ヴァロワが操る理解不能のクーツ流が三人を苦しめ、その剣戟はやがて、彼女が抱える異常なまでの憎悪を浮き彫りにしていく。
一方、優勝候補の一角であるアンドリューズ隊とコーンウォリス隊が対戦。アンドリューズとステイシーの熾烈な呪文戦から始まった戦いは序盤から二転三転し、それぞれの想いを乗せたぶつかり合いの果てに、予想外の結末を迎える。
そんな中、珍しく観戦に現れた天文学の教師デメトリオ。教師殺しの犯人を探る哲人の眼差しが、オリバーたちを鋭く見据える──。
一方、優勝候補の一角であるアンドリューズ隊とコーンウォリス隊が対戦。アンドリューズとステイシーの熾烈な呪文戦から始まった戦いは序盤から二転三転し、それぞれの想いを乗せたぶつかり合いの果てに、予想外の結末を迎える。
そんな中、珍しく観戦に現れた天文学の教師デメトリオ。教師殺しの犯人を探る哲人の眼差しが、オリバーたちを鋭く見据える──。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2022/3/10
- ファイルサイズ24870 KB
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商品の説明
著者について
●宇野 朴人:2010年に「神と奴隷の誕生構文」(電撃文庫)でデビュー。「スメラギガタリ」シリーズ(メディアワークス文庫)、「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」シリーズ(電撃文庫)を刊行。
●ミユキ ルリア:「神話伝説の英雄の異世界譚」 (オーバーラップ文庫)、「黒鋼の魔紋修復士」 (ファミ通文庫)等、イラスト担当多数。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
●ミユキ ルリア:「神話伝説の英雄の異世界譚」 (オーバーラップ文庫)、「黒鋼の魔紋修復士」 (ファミ通文庫)等、イラスト担当多数。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B09SYLJZN3
- 出版社 : KADOKAWA (2022/3/10)
- 発売日 : 2022/3/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 24870 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 311ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 28,018位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 233位電撃文庫
- - 4,583位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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2022年4月3日に日本でレビュー済み
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やっと下級生決闘リーグが終わり次は上級生ですね楽しみ❤️
そして恐ろしい終わり方してましてそちらも気になりますね。
そしてオリバー君の次の標的は誰だ!
気になる事だらけでワクワク。
そして恐ろしい終わり方してましてそちらも気になりますね。
そしてオリバー君の次の標的は誰だ!
気になる事だらけでワクワク。
2022年3月11日に日本でレビュー済み
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本シリーズ一巻にて、いわば「チュートリアル編の悪役」として登場した、リチャード・アンドリュース。
しかし一巻の事件にて驕りを打ち砕かれ、以降は心を入れ替え、謙虚に再起を図っていきます。
そんな彼の努力が、ようやくクライマックスへと至るのが今巻。
主役たちは、成長するものです。
しかし、脇役が成長する物語は少ない。
多くの物語で、たとえプロの作品であっても、脇役は「その場面ごとで都合の良い舞台装置」でしかない事が多い。
が、リチャード君は挫折から学び、きちんと成長して、その結果をこの巻で遺憾なく発揮してくれます。
カキワリの舞台装置ではない、確固たる一人のキャラクターとして。
という一点だけでこの巻は読むべきですが、しかし残念な点もあります。
他の方も描かれていますが、この巻の大半は戦闘シーンです。
テーマ上、戦闘それ自体をカットできないのは、しかたないでしょう。
また大きく分けて三つある戦闘シーンのいずれも、これまでの伏線の回収と、今後に繋がる情報を様々含んでおり「アタマから不要だったか?」といえばNo。
しかし、間違いなくこの巻のメインディッシュであるvsリチャード戦は濃密な描写を割くにしても、他の二つはもっと軽くてよかったのでは?と思えてしまいます。
これは、この三戦が同じルール、かつ、顔ぶれもお馴染みの面々で行われてしまうが故の「変化の乏しさ」に起因しています。
オリバーvs新チーム、シェラvsリチャード、からの、オリバーvsリチャードで、新顔のチームは最初にオリバーと当たる1チームだけ。
であるのに、どの戦いも実に濃密に描写されています。一戦一戦、手に汗を握るレベルで書いてあると思います。
しかし残念ながらこれは褒めるポイントではありません。
「変化の乏しい状況で、文章で、濃密な描写を読む」と、どうしても疲れてしまい、飽きてしまいます。
そのため、今巻のみならず一巻から通算してのクライマックスの一つでもあるはずの、オリバーvsリチャードが、せっかくの決着が、やや印象が薄くなってしまっています。
更には、戦闘描写が大半を占めるせいでそれ以外の「世界観の描写」もあまりに少ない。
目的を果たした後のサイラス・リヴァーモアはどうしたのでしょうか?
一巻でキンバリーの魔人として登場した彼が、等身大に「人生の大目的」を果たしたのが前巻。
その、最大の重荷からいったん解放された彼を見られることを、楽しみにしていたのですが……
等々、残念な点も多く、★は3か4とも思ったのですが。
リチャードのエピソードに一区切りがきちんとついたことは、このシリーズを最初から追ってきたファンにとっては補って余りあると思う故に、最終的には★5をつけました。
リチャード・アンドリュースのために読む価値がある巻、だと思います。
しかし一巻の事件にて驕りを打ち砕かれ、以降は心を入れ替え、謙虚に再起を図っていきます。
そんな彼の努力が、ようやくクライマックスへと至るのが今巻。
主役たちは、成長するものです。
しかし、脇役が成長する物語は少ない。
多くの物語で、たとえプロの作品であっても、脇役は「その場面ごとで都合の良い舞台装置」でしかない事が多い。
が、リチャード君は挫折から学び、きちんと成長して、その結果をこの巻で遺憾なく発揮してくれます。
カキワリの舞台装置ではない、確固たる一人のキャラクターとして。
という一点だけでこの巻は読むべきですが、しかし残念な点もあります。
他の方も描かれていますが、この巻の大半は戦闘シーンです。
テーマ上、戦闘それ自体をカットできないのは、しかたないでしょう。
また大きく分けて三つある戦闘シーンのいずれも、これまでの伏線の回収と、今後に繋がる情報を様々含んでおり「アタマから不要だったか?」といえばNo。
しかし、間違いなくこの巻のメインディッシュであるvsリチャード戦は濃密な描写を割くにしても、他の二つはもっと軽くてよかったのでは?と思えてしまいます。
これは、この三戦が同じルール、かつ、顔ぶれもお馴染みの面々で行われてしまうが故の「変化の乏しさ」に起因しています。
オリバーvs新チーム、シェラvsリチャード、からの、オリバーvsリチャードで、新顔のチームは最初にオリバーと当たる1チームだけ。
であるのに、どの戦いも実に濃密に描写されています。一戦一戦、手に汗を握るレベルで書いてあると思います。
しかし残念ながらこれは褒めるポイントではありません。
「変化の乏しい状況で、文章で、濃密な描写を読む」と、どうしても疲れてしまい、飽きてしまいます。
そのため、今巻のみならず一巻から通算してのクライマックスの一つでもあるはずの、オリバーvsリチャードが、せっかくの決着が、やや印象が薄くなってしまっています。
更には、戦闘描写が大半を占めるせいでそれ以外の「世界観の描写」もあまりに少ない。
目的を果たした後のサイラス・リヴァーモアはどうしたのでしょうか?
一巻でキンバリーの魔人として登場した彼が、等身大に「人生の大目的」を果たしたのが前巻。
その、最大の重荷からいったん解放された彼を見られることを、楽しみにしていたのですが……
等々、残念な点も多く、★は3か4とも思ったのですが。
リチャードのエピソードに一区切りがきちんとついたことは、このシリーズを最初から追ってきたファンにとっては補って余りあると思う故に、最終的には★5をつけました。
リチャード・アンドリュースのために読む価値がある巻、だと思います。