作者のファンではあるが、これは連載中に1回だけ読んで、わけがわからず単行本を買わずにいました。今回えいやっと買って読むと、なんと名作ではないか。
絵の中に入り込む、という着想自体は古今東西珍しくもなく(乱歩の「押し絵と旅する男」など)秀作も多い。「吾輩は・・・」を引くまでもなく、猫の擬人化も同様。
しかし、猫が主人公でその猫が章ごとに擬人化されるという漫画ならではの手法と、「絵入り」を信じるものとそうでないものを猫にも人にも存在させ、50年という時の流れを介在させるとなれば、これはもう天才の技と言わねばなるまい。何十巻かけても終わらない漫画が多い昨今、よくぞ上下2巻にまとめ上げたものだ。
大判の色彩画でこそ味わえる部分が多く、ストーリーを楽しめる美術書と考えれば、この厚さでこの値段はむしろ良心的である。2020年夏に買ってもまだ初版が手に入る。迷っているなら是非買うべし!
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ルーヴルの猫 下 (ビッグコミックススペシャル) Kindle版
価格 | 新品 | 中古品 |
ルーヴルで消えた少女の行方は…!!
ルーヴルの夜警マルセルにはアリエッタという姉がいた。絵の声が聞こえるという彼女は、ある日、姿を消す。姉は絵の中に入ったと弟は言ったが誰も信じず、長い月日が流れた…。そして、“絵入り”の不思議な能力を持つ猫・ゆきのこが、アリエッタの声に導かれ、絵の世界に入ると…!?
ルーヴルの夜警マルセルにはアリエッタという姉がいた。絵の声が聞こえるという彼女は、ある日、姿を消す。姉は絵の中に入ったと弟は言ったが誰も信じず、長い月日が流れた…。そして、“絵入り”の不思議な能力を持つ猫・ゆきのこが、アリエッタの声に導かれ、絵の世界に入ると…!?
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2017/10/30
- ファイルサイズ52792 KB
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Kindle Unlimited 読み放題対象の青年マンガ
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カスタマーレビュー
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本の帯に折り目がついてしまっています。プレゼントなので返品交換して貰いたいです
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2020年8月11日に日本でレビュー済み
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7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『日本の兄弟』や『GOGOモンスター』など、松本大洋の短編には
子供の時にしか経験できない、感覚や世界観があって
そういった世界の住人が、たくさん登場していました。
この『ルーブルの猫』にも絵画の中にそういった世界があり、
そこの住人たちがいて、そこの世界は夢のような素敵な世界で。
それに比べて現実の世界は危険で汚くて残酷で。
でもやっぱり現実の世界で生きること選び、そこに希望を見出す
といった展開は、シンプルながらもやっぱり素敵で
良質な映画を見たようないい時間をいただきました。
子供の時にしか経験できない、感覚や世界観があって
そういった世界の住人が、たくさん登場していました。
この『ルーブルの猫』にも絵画の中にそういった世界があり、
そこの住人たちがいて、そこの世界は夢のような素敵な世界で。
それに比べて現実の世界は危険で汚くて残酷で。
でもやっぱり現実の世界で生きること選び、そこに希望を見出す
といった展開は、シンプルながらもやっぱり素敵で
良質な映画を見たようないい時間をいただきました。