グレンの結婚に向けての騒動と決着。サーフェ、ティサリア、アラーニャのみならず、彼女も彼女も名乗りを上げて、・・・。一方、水路街で発見された病は、実はリンド・ヴルムの水源に対するテロ行為でした。その解明に当たったサーフェは何故かグレンに別れを告げて里へ帰ってしまう。いったい何が?
水源に毒を入れたのはグレンやスィウの兄、ソーエンだという噂の中、ソーエンがリンド・ヴルムにやってきます。いけ好かない冷血漢ソーエンの本当の思いも語られる中で、真の犯人追求とサーフェ探しが進みます。
オールスターキャストで盛り上がった上で、あるべきところに落ち着き、祝福に繋がるストーリーは最終巻的な盛り上がりです。が「最終巻じゃないから!」と作者があとがきで言っています。
いまいち胸が高まらなかったのは、グレンが「診療所を休めないから」「もう戻らないと言われたから」という理由で、消えたサーフェをすぐには追わなかったからです。グレンの体温が低いんですよね。とはいえ、終わり良ければ総て良しかな。
サーフェの後に続いて、他のヒロインを救うべくハーレムエンドへの道をつけました。次巻以降、華々しくなりそうです。でも異種族間純愛物語が好きな読者には、この巻で終了がいいかな。
あと、細部にはいくつか腑に落ちない点も。ソーエンが荘園に隠した娘に年に数度しか会えないといいながら、彼女が女中兼秘書としてソーエンの部屋に居るって疑問です。
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