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田村由美

ミステリと言う勿れ（９） (フラワーコミックスα) Kindle版

田村由美 (著) 形式: Kindle版

4,971個の評価

第 9 巻 (全 11 巻): ミステリと言う勿れ

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主演・菅田将暉　フジテレビ系月9枠にて2022年1月放送です。

入れ替わりを続ける双子の姉妹の「見分け」を依頼された整。
しかし彼の気づきが、鳩村家に潜む危険な事実をあぶりだす――！！
双子編完結の第9巻！

言語

日本語
出版社

小学館
発売日

2021/7/9
ファイルサイズ

72491 KB
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出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2021/7/9)
発売日 ‏ : ‎ 2021/7/9
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田村由美

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上位レビュー、対象国：日本

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コヒさん

「殺人は犯罪だから問題作です」とかおっしゃるんでしょうか

2021年7月15日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

虐待とか催眠暗示が問題だとかおっしゃってる方って、江戸川乱歩を読んだらなんと言うんでしょうか。

作中で子供の一人を隠すことを勧めていたり催眠暗示を推奨していれば問題かもしれませんが、決してそういったことはなく、怪しい精神科医が怪しいことをしているわけですからなにが問題なのかよくわかりません。作中の登場人物の法律違反、モラル逸脱を問題にしだしたら、それをあばく探偵も警察も必要なくなってしまいませんか？

江戸川乱歩を読んで「殺人は犯罪だから問題作です」とかなってしまうと寂しい話です。

※以下ネタバレあり注意

それはともかく、双子の見分けを依頼したが実は三つ子だったというのは意外性があってよかったと思います。

いくつか疑問があるとすれば叔父は自分の殺人現場を見てしまった有紀子（当時4歳）を殺したかったわけですが、今度は残りの二人（と使用人夫婦とフワフワ）の失踪の現場を今はもっと大きくなった一人に見せている。大人3人と双子（と思われている）の片方がいなくなれば大騒ぎになるし、その現場を見せる方が危なくないですか？
どう考えても悪手。

まず何より、「当時から入れ替わっていたかもしれない」ことに気づかないのはあまりにも納得しかねる。

だって、見分けがつかない子供が3人いて、そのうち2人だけが表に出てきていて入れ替わり遊びしてるんですよ。俺だったら「見分ける人数が増えた！」ってがっかりすると思う。

それに一人息子を事故で亡くしている人物に対して「その事故を仕組んだのは自分」って言わないでしょ。あの事故の原因は違うとは言ってますが、それなら最初から「君の息子の事故は違う」と言うくらいの気はつかっていい。

作中の登場人物の行為が問題なのではなくて、その行為を読者が納得できるかどうかが問題だと思います。ちょっとこの叔父さんあまりにも行動に甘さがあり、納得できなかった。

細かいところで言うと、伝書鳩の使い方が無理。伝書鳩は｢帰巣本能｣はあるが、それは｢どこで離しても家に帰る｣ものであって、A地点B地点を行ったりきたりするものでは無い。ミステリと言うなかれと言いつつ、ミステリなので、細かい間違いがあると信頼性が薄らいでしまうので残念なところ。

後半の誘拐事件についてはまだ始まったばかりなので、次巻以降に期待。

97人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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一気に失速かつ誤解を招きかねない

2021年7月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

問題作です。悪い意味で。
　母親が三つ子に入れ替わりを強いるのは虐待では？
　「怖いおじさん」が誰で何をしたかわかっているのになぜ放置した？さっさと警察に通報していればすんだ話だし、自社のスキャンダルを隠蔽するのは危機管理としては最悪です。
　精神科医とカウンセラーは同義ではありません。両方の資格を持っている人もいるかもしませんが、専門分野としては別と考えた方がいいです。
　母親が受けたセラピーはセラピーではありません。記憶の改竄を誘導する危険な催眠暗示で、専門家が決してやってはいけないことです。話の途中のため医師だかカウンセラーだかただの山師だか立ち位置がはっきりしない人が行っているのがまっとうなセラピーだと誤認する可能性があります。
　知識が少ない年齢でディベートをさせようとするのは(未来の)教育者としてどうかと思います。欧米型手法を礼賛する前に、思考するにはベースとなる知識を身につけなければなりませんから。
　やたらと語るキャラクターは物語が続けば続くほど魅力を失いがちで、寡黙で、計画は慎重で行動は大胆な我路くんは登場シーンが少なくても存在感が増しています。
　星座記号を刻印したアクセサリーの話がずーっと続いていますが、既刊本で一番評価が高いのは1巻ではないでしょうか。
　小洒落た短編連作が面白かったのに、風呂敷がどこまで広がるのかわからない(そして風呂敷を畳めるのかもわからない)作品になってきています。
　それでも続きが読みたいので次巻も買うと思います。

91人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazonカスタマー

胸が痛く苦しくなる回

2021年7月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

一つ難が去りまた一難

少し今回の巻のネタバレになってしまいますが
毎年行方不明になってる10代までの子どもの数は4桁〜5桁
ゾッとしますがこれが現実です。
事件なのか事故なのか分かりませんが、怖い世の中
ですね。そしてこれだけ行方不明になっているにも関わらずあまり報道で話題にならないのは何故だろう、少子化という割には犯罪から子どもを守る対策、犯罪者への厳しい法律がないのは何故だろう？と矛盾している世の中だなと思いました。だからこそ他人事でなく我が子を犯罪から守るために親は真剣に考えて動かねばなりませんね。

青砥さんの冷静に対応したいのに心中掻き回されて何かしていないと、何か話していないとその事ばかり悪い事ばかりで頭の中一杯になって居ても立っても居られなくなる情景が同じ親として胸を打たれました。
整くんが助けてくれるといいな
次回も楽しみです

39人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazonカスタマー

わたしにはミステリがまったく解けない。予想できないから面白い。

2021年7月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

８巻終わりで、双子のお母さんの誕生石がアレキサンドライトとか、実戸って地名が“さねと”じゃなく“さんと”と読むとか、“実都子”を“さんと”って読んだら？とか、整くんが双子じゃないって気付いたヒントがかなり散りばめられていたのに考えてもまったく答えに気付けませんでした。田村先生の発想の飛ばし方は見事です。双子が（双子じゃないけど）入れ替わるようになった理由も思いがけなかったです。幼い頃にトラウマを負ったお母さんの愛ゆえで、亡くなる瞬間まで固執した母の愛が切ないです。この一件にも謎の“先生”の影がちらつきます。
そして、とうとう“先生”らしき人物の顔が登場しました。それは、６巻の『羽喰十斗』編で我路たちが十斗から訊き出した“鳴子巽”先生。月刊flowers本誌では番外編として描かれてたこの話はepisode12.5なので時系列では双子の話より前の出来事です。本誌掲載時は下書きのままペン入れ殆どしてない状態だったので驚きましたがコミックでは完成してました。本誌2021年3月号のほぼ下書き状態のはレアなのでどうぞ一度ご覧になって見て下さい。
新章の誘拐事件は、９巻の続きを本誌で追って読んでるのですが“してんちょう”が何を意味するのかまだ全く分かりません。またしても少しも想像できない予想外の結末になるのだろうなと思うと楽しみ。

29人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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さくら

「オレと一緒に行かない？」最高か

2021年7月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

まさかここで、あの冤罪事件をもってくるとは！！！
なんか急に出てきた我路くんはやべぇとこにいるし、先生は何か勘づいてそうだし…！
うわぁ気になる…！10巻も絶対買います！

26人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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イスティク

今巻は元気なときに読んだほうが良い

2021年7月9日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

今巻はいつもよりストーリー重め。

とくに後半は一巻から引っ張ってきた元エリート眼鏡刑事メインのお話になります。
いつもと違って非常に重さを感じるのは何故なのかなと考えたら、今回は登場人物が少ないせいかなと。
いつもは横にポジティブキャラがいて、そこで笑いや和みを提供するコマが差し挟まれたりするのですが、今回は事件が事件だけに、ずっと重い展開が続きます。

この重さも作者の計算の内、次巻はきっとGood展開になる……と信じたい。

21人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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「エピソード14」の話のつづきが気になるなあ。次巻、はよはよ。

2021年7月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

主人公・久能整（くのうととのう）くんのキャラがユニークかつ印象的で、話の転がり方が予想外でわくわくしちゃう、これは実に面白いミステリ・マンガです。毎度、じっくりと読みふけってしまい、「早いとこ、次の巻が読みたいわあ」と、首を長くして待つことになります。今回も、そう。「第14話、まだ序盤じゃん。予想はしてたつもりやけど、ここで終わっちゃうのか。あちゃー」と、本巻の最後で、ため息つくしかなかったです。

前の第8巻から話がはじまる第13話。早速、第8巻を引っ張り出して、第13話（エピソード13）の前半を再読してから、本巻に入りました。で、このシリーズをこれから読んでいくぞおって方がいましたら、ぜひとも、最初の第１巻から通して読んでくださいね！と、それは言っておきたいです。と言うのも、それぞれの話を貫いて流れている話が、どうもあるみたいだから。この巻にしても、第１巻に出てきている登場人物がひょっこり、顔を出してたりしますから。

それと、本巻の最後のほうにちょびっと引用される詩のタイトル、調べてみました。谷川俊太郎さんの「祝婚断章」て詩のなかの言葉なんですね。この言葉をつぶやく○○さんも○○さんなら、この文句を訊いてすぐに「谷川俊太郎‥‥？」と反応する整（ととのう）くんも整くんだな。

さて、気になる次の第10巻の発売なんだが、年内に出るのだろうか、うーむ。
はよ、来い＞『ミステリと言う勿れ　10』

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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めけ

作者凄い！もはや偉人レベル

2021年7月11日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ネタバレにならないように。いやー三つ子の話も面白いし次の刑事の話も続きが気になり過ぎます。星座の指輪を色んな人に渡してる人も見つけたしなんか気になるー続きが早く読みたいです。

13人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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