クロウリー師の漫画化と読んだ。文の背後にある観念を思考力で獲得するのが(まともな)活字本とすれば、ムーア師のスタイルは文字数がソリッドされてるぶん、想像力によって観念を獲得できる余地がある。説明不足はグラフィックによって官能的に補助されるだろうし、読者次第では却って明晰だろう。
たぶん日本の「漫画原作者」様と対談しても、ほとんど話が通じないと思う。(なんともいえない妙な空気が流れそうなので、悪意ある企画として是非やってほしい)
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プロメテア 2 (ShoPro Books) 単行本(ソフトカバー) – 2018/10/18
アラン・ムーア (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
18世紀の叙事詩、新聞連載漫画、パルプ雑誌、都市伝説……歴史上のさまざまな語りの中に登場し、痕跡を残してきた女神プロメテア。ひょんなことからプロメテアに変身する能力を得た女子高生ソフィーは、魔の眷属との闘いで命を落とした先代プロメテア、バーバラの後を追い、死後の世界へと足を踏み入れる。死後の世界でのさまざまな出会いを通し、プロメテアとして新たな学びを得てゆくソフィーだったが、一方、現世では、ソフィーの親友として新装プロメテアとなったステーシアが魔の眷属と一騎打ちになり……。
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館集英社プロダクション
- 発売日2018/10/18
- 寸法25.7 x 18.2 x 2 cm
- ISBN-104796877258
- ISBN-13978-4796877251
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
18世紀の叙事詩、新聞連載漫画、パルプ雑誌、都市伝説…歴史上のさまざまな語りの中に登場し、痕跡を残してきた女神プロメテア。ひょんなことからプロメテアに変身する能力を得た女子大生ソフィーは、魔の眷族との闘いで命を落とした先代プロメテア、バーバラの後を追い、死後の世界へと足を踏み入れる。死後の世界でのさまざまな出会いを通し、プロメテアとして新たな学びを得てゆくソフィーだったが、一方、現世では、新装プロメテアとなったソフィーの親友ステーシアが魔の眷属と一騎打ちになり…?2001年にアイズナー賞、2006年にハーベイ賞を受賞したアラン・ムーアの新たな代表作、待望の第2巻!!
著者について
●アラン・ムーア[作]……1953年、イギリス・ノーザンプトン生まれ。『ウォッチメン』『フロム・ヘル』『Vフォー・ヴェンデッタ』などの著作で知られるアメコミ界稀代の名ライター。魔術や幻想世界への強い関心でも知られており、本作『プロメテア』は、ムーアが信奉する蛇神グライコンの召喚儀式を通じて得たインスピレーションによって書かれた。 ●J・H・ウィリアムズIII[画]……1994年、『Deathwish』でコミックアーティストデビュー。その後順調にキャリアを重ね、代表作として『Chase』『Desolation Jones』などがある。 ●柳下毅一郎[訳]……1963年生まれ。英米翻訳家、映画評論家。訳書にJ・G・バラード『クラッシュ』(東京創元社)、エディ・キャンベル&アラン・ムーア『フロム・ヘル』(みすず書房)、著書に『皆殺し映画通信』などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ムーア,アラン
1953年生まれ。『ウォッチメン』『Vフォー・ヴェンデッタ』『フロム・ヘル』『ミラクルマン』『スワンプシング』などの著作で数々の賞を受賞し、グラフィック・ストーリーの分野で名声をほしいままにする。イングランド中部在住
ウィリアムズ,3,J.H.
1991年からコミック業界に足を踏み入れ、DCコミックスで『DEATHWISH』『CHASE』などの作品を手がけ、順調にキャリアを重ねる。1999年からアラン・ムーアと組んで『プロメテア』を発表すると、2001年にアイズナーのBest Single Issue賞、2006年にハーベイのBest Artist賞を受賞した。カリフォルニア州在住
柳下/毅一郎
1963年生まれ。英米翻訳家、映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1953年生まれ。『ウォッチメン』『Vフォー・ヴェンデッタ』『フロム・ヘル』『ミラクルマン』『スワンプシング』などの著作で数々の賞を受賞し、グラフィック・ストーリーの分野で名声をほしいままにする。イングランド中部在住
ウィリアムズ,3,J.H.
1991年からコミック業界に足を踏み入れ、DCコミックスで『DEATHWISH』『CHASE』などの作品を手がけ、順調にキャリアを重ねる。1999年からアラン・ムーアと組んで『プロメテア』を発表すると、2001年にアイズナーのBest Single Issue賞、2006年にハーベイのBest Artist賞を受賞した。カリフォルニア州在住
柳下/毅一郎
1963年生まれ。英米翻訳家、映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 小学館集英社プロダクション (2018/10/18)
- 発売日 : 2018/10/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 344ページ
- ISBN-10 : 4796877258
- ISBN-13 : 978-4796877251
- 寸法 : 25.7 x 18.2 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 520,073位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 5,296位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 236,359位コミック
- カスタマーレビュー:
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著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月21日に日本でレビュー済み
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5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近代アメコミを代表するイギリス人の漫画原作者アランムーア。本人は漫画原作の傍ら、マジシャンであり蛇神グライコンを信奉するアナーキストであると主張し、ありとあらゆる権力と名のつくものに対し反抗することでも有名。
それは作品からも漂ってくる、LSDドラッグを服用したときに生じるトリップ感。性や生の本質を描き出すヒッピー的な感覚が読むものにカウンターカルチャーの本質を魅せてくれます。
非常に宗教的、教義的、オカルト的で読む人を選ぶとは思いますが、個人的にはアランムーアの頭の中を覗いている気がして楽しめました。
それは作品からも漂ってくる、LSDドラッグを服用したときに生じるトリップ感。性や生の本質を描き出すヒッピー的な感覚が読むものにカウンターカルチャーの本質を魅せてくれます。
非常に宗教的、教義的、オカルト的で読む人を選ぶとは思いますが、個人的にはアランムーアの頭の中を覗いている気がして楽しめました。
2018年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直言って、カバラやタロット、黒魔術などはよくわからないのですが、それを知らなくても楽しく読めます。ただし読み応え充分で、通読するのは骨が折れます。なのでちょびちょび読んでいる途中です。
個人的にツボだったのが、ほら吹き男爵が「わしは代理による〜」と言ったところです。思わず大笑いしてしまいました。MSBPを知らなければ何のことかわからないと思いますが、この台詞のための登場かと腑に落ちました。訳者の柳下さんも適切な訳と用語解説で、いい仕事されています。
1巻と2巻の表紙がそっくりですぐには見分けがつかないのはなんとかしてほしいですが。
個人的にツボだったのが、ほら吹き男爵が「わしは代理による〜」と言ったところです。思わず大笑いしてしまいました。MSBPを知らなければ何のことかわからないと思いますが、この台詞のための登場かと腑に落ちました。訳者の柳下さんも適切な訳と用語解説で、いい仕事されています。
1巻と2巻の表紙がそっくりですぐには見分けがつかないのはなんとかしてほしいですが。
ベスト500レビュアー
よくハードSFや衒学的ミステリについて、「難解だと思われがちだが、骨子はシンプルなエンターテイメントである」とか何とかいうワケのわからない評価がなされることがありますが、骨子だけ読むことは出来ないので、結局エンターテイメントとして楽しむことは不可能な場合が殆どです。また、シンプルなエンターテイメントでいいなら普通に娯楽作品を読むわけで、敢えて迂遠で晦渋な作品を読む理由がありません。
しかし、本書の場合、単に文章が多くて読む気がしないだけで、腰を据えて読めば分かりにくい内容ではありません。むしろ、よく言われているように、魔術や物語創造の入門という印象です。
そして何より、「判りやすくても、腰を据えるのすら嫌だ」という人であっても、斜め読みしても面白い本だということが重要な部分です。メタフィクション的要素やユーモア、魔術バトルなどが盛り込まれており……更にいうと、それすら読む必要が無いのです。
乱暴なことを言うと、文章を全部飛ばしても(翻訳者様、申し訳ありません)実験的で豪快・大胆なアートとコマ割りが全開なので、絵だけ見ても十分すぎるほど圧倒されます。しかも、ちゃんと意味があるのです。これだけでも一読の価値はあると思います。
それにしても、魔術について学び始める1巻から、より深く学んでいく2巻への流れは判りますが、この先、3巻はどうなるのでしょう?今後、邦訳予定があるとのことなので、楽しみです。
しかし、本書の場合、単に文章が多くて読む気がしないだけで、腰を据えて読めば分かりにくい内容ではありません。むしろ、よく言われているように、魔術や物語創造の入門という印象です。
そして何より、「判りやすくても、腰を据えるのすら嫌だ」という人であっても、斜め読みしても面白い本だということが重要な部分です。メタフィクション的要素やユーモア、魔術バトルなどが盛り込まれており……更にいうと、それすら読む必要が無いのです。
乱暴なことを言うと、文章を全部飛ばしても(翻訳者様、申し訳ありません)実験的で豪快・大胆なアートとコマ割りが全開なので、絵だけ見ても十分すぎるほど圧倒されます。しかも、ちゃんと意味があるのです。これだけでも一読の価値はあると思います。
それにしても、魔術について学び始める1巻から、より深く学んでいく2巻への流れは判りますが、この先、3巻はどうなるのでしょう?今後、邦訳予定があるとのことなので、楽しみです。