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ブルーピリオド(12) (アフタヌーンKC) コミック – 2022/5/23
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高2で絵を描くことの楽しさに目覚め東京藝大に合格した矢口八虎に2回目の春が訪れる。
課題や講評で芽生えた、自分の才能や大学への疑問や不安は美術への情熱を曇らせたまま悶々とした日々を送る八虎。
2年生になり、新しい講師や教授との出会い、そして予備校時代の級友に藝大で再会した八虎は、美術への情熱を取り戻せるか。
「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。
新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。
アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、
今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!
課題や講評で芽生えた、自分の才能や大学への疑問や不安は美術への情熱を曇らせたまま悶々とした日々を送る八虎。
2年生になり、新しい講師や教授との出会い、そして予備校時代の級友に藝大で再会した八虎は、美術への情熱を取り戻せるか。
「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。
新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。
アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、
今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2022/5/23
- 寸法13 x 1.5 x 18.3 cm
- ISBN-104065274184
- ISBN-13978-4065274187
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商品の説明
著者について
山口 つばさ
東京都出身。東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、 「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい! 2019」(宝島社)オトコ編第4位、「みんなが喜ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位、「マンガ大賞2020」第1位、講談社漫画賞総合部門を受賞。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。
東京都出身。東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、 「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい! 2019」(宝島社)オトコ編第4位、「みんなが喜ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位、「マンガ大賞2020」第1位、講談社漫画賞総合部門を受賞。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。
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著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.8
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年5月23日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
八虎の視点からは確実に前向きな方向に進んでいるのに、客観的には破滅に向かってる印象。続きが気になる。
44人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト1000レビュアー
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御存知の通り、作者の山口つばさ先生も現役で藝大に合格された猛者です。そんな彼女だからこそ、あんなに秀逸な藝大受験物語が描けたのでしょうが、更に凄いのは、そこでピークで終わらず入学後に「藝大に通う意義」や「藝大教授の人間性や指導の妥当性」を問うような展開にしてきたことです。
主人公の八虎の家はそれほど裕福でもなく、八虎母も、息子に高卒で就職せずとも一般的な大学に入って良い企業に務めて欲しいという願いがあったはずです。そんな母がいつしか八虎を応援するようになったのはとても泣ける私のお気に入りのシーンの一つでしたが、周囲の支えもあってめでたく合格。
…しかし入学後、藝大は授業のコマ数も登校する生徒も比較的少ない事が判明。八虎もガツガツと絵に取り組んでいたときの気持ちが薄れてあまり描かなくなり、同時に変人奇人ばかりの藝大の教授陣に惑わされていき自分を見失っていたところで、かろうじて進級できたというのが1年生編でした。
救いが有ったとしたら同じ藝大の同級生達との絡みです。油画科の同級生はみんな個性と魅力を兼ね備えた素晴らしいキャラクター達ばかりで、(相対的に)芸術に深い訳でも技術に長けてる訳でもない八虎を導いてくれているように感じます。
そして2年生編。ここに来て、ますます八虎の迷いと違和感は表面化していきます。「教授のその指導は酷いよ」「大学では学べないこともあるよ」などの意見もいよいよキャラ達を通じて出てきました。
何のために藝大に通うのか?
周囲の反対を押し切って進学して正解だったのか?
もう退学してもいいのではないか?
八虎がどういう答えを出すのかは今後の楽しみですが、いずれにしろ、山口先生も在学中は少なからず似たような悩みや葛藤を抱えた事もあったのかもしれません。そういう意味では、藝大卒業生の作者だからこそ描ける青い時期の話ですね。
主人公の八虎の家はそれほど裕福でもなく、八虎母も、息子に高卒で就職せずとも一般的な大学に入って良い企業に務めて欲しいという願いがあったはずです。そんな母がいつしか八虎を応援するようになったのはとても泣ける私のお気に入りのシーンの一つでしたが、周囲の支えもあってめでたく合格。
…しかし入学後、藝大は授業のコマ数も登校する生徒も比較的少ない事が判明。八虎もガツガツと絵に取り組んでいたときの気持ちが薄れてあまり描かなくなり、同時に変人奇人ばかりの藝大の教授陣に惑わされていき自分を見失っていたところで、かろうじて進級できたというのが1年生編でした。
救いが有ったとしたら同じ藝大の同級生達との絡みです。油画科の同級生はみんな個性と魅力を兼ね備えた素晴らしいキャラクター達ばかりで、(相対的に)芸術に深い訳でも技術に長けてる訳でもない八虎を導いてくれているように感じます。
そして2年生編。ここに来て、ますます八虎の迷いと違和感は表面化していきます。「教授のその指導は酷いよ」「大学では学べないこともあるよ」などの意見もいよいよキャラ達を通じて出てきました。
何のために藝大に通うのか?
周囲の反対を押し切って進学して正解だったのか?
もう退学してもいいのではないか?
八虎がどういう答えを出すのかは今後の楽しみですが、いずれにしろ、山口先生も在学中は少なからず似たような悩みや葛藤を抱えた事もあったのかもしれません。そういう意味では、藝大卒業生の作者だからこそ描ける青い時期の話ですね。
2022年5月23日に日本でレビュー済み
これだけの話しでいろいろ考えさせられることある?!
って内容でした。いや、ほんとにすごい作品です。
勝手ながら、矢虎の『若い状態』での目線を、作者様が経験された感覚をベースに描かれたのかと推察します。
と言うかここまで若い目線をキープして描けんのはヤバいの一言。
今回登場した『ノーマークス』。
これって学生を経験された方ならきっと似たようなものを目にしたことがあるはず。
こんな組織があって、学生の中でもカリスマ的存在を持つ人がいて、居心地がいい。
学生ならではの楽しさがありつつ、全能感に満たされるようなところ。
でも、これって社会に出ると甘さを実感するところでもある。
だからこそ、その場は認めてくれる優しい空間であり、
読んでて、うわー、矢虎どうなるんだろって思っちゃうんですよね〜。
結局そこのリーダーがすごいわけであって、そのリーダーも上手い言い方をするわけで、
取り巻きは実はただ自分の甘さに気づいていない。
その場を助かりたい一心で、自分を誤魔化してる。
(だから大学の意味って何って疑問もすげーわかるけど、実は甘さからきている)
※多分、ノーマークス代表(代表。この肩書きもそれっぽいなぁと)不二さんも、
反社会的な行動でウケてるだけで、大人には食い物にされているだけかもしれない。
何より、不二さんは『美術はありがたいものじゃなくて私たちの日常の大事な一部でいてほしい』と言っている。
これは明らかな学生目線で、絵で飯を食っている人からしたらとんでもない話じゃないかなと思うんです。
逆に、絵だけでご飯を食べてくことは昔からありえない話しで、
だからこそ王宮を相手に付加価値をつけてぼったくらないと食えないわけでしょ。
(ってか不二さんもそこわかってるんじゃないの…?)
それを自ら日常に当てはめたらそれこそめちゃくちゃじゃないかと。
だから、学生目線。
夢を自由に語れる。
しかもそれでうまくいってるから強く言える。
と思うんです。
だから、猫屋敷さんについてどーのこーの言えるし、
あの人はあの人なりの戦略で成功している、
それはとんでもなくすごいことなんですよ。
ノーマークスの取り巻きごときが、ひどかったねあれ、なんて言える立場じゃないんですよ。
先生達は美大の立場だから厳しく、そして現実的な立場でなければならない。
だから先生は、
『どこの美大出ているんですか?』とか聞いてしまう。
矢虎の作品に対していろいろコメントしてしまう。
(お客さん相手にする教授の目線からしたら矢虎の自分の自信のなさを表現したものを評価してもらうなんておこがましいんじゃないかな)
※でも、矢虎はほんとに偉くて、自分の作品は評価するに値しないと思ったらお偉いさんにも作品を見せませんでした。
普通、お偉いさんを目にしたら、ワンチャン自分の作品を評価してくれるんじゃないかって熱にうかされて
見せちゃうものだけど、そこは芯を感じました。
でも学生だからこそ、そんな想像出来ないし、できたら達観しすぎている。
そんなところをフラットな目線で描けているこの作品はいやーすごいなって思っちゃうんです。
私も学生の時、大人はみんななんでサラリーマンになって
つまらない商売をしているんだろうって舐めた目線で生きてました。
だから創作した経験もあるし、熱に浮かされそうになった経験もあります。
(つーか、いまの創作関係の人は若者の熱をバカにし過ぎ。食い物としか見てない。
安く、それなりとしか扱わないから今のコンテンツが死んできてると強く言いたい)
そんな自分はアラサーでサラリーマンとして生きてます。
今の自分の立場も否定できないし、熱に浮かされる若者も否定しません。
ただ、必死になってがむしゃらに闘う人間だけはどうかそのまま頑張って欲しいです。
その場のノリで、簡単に諦めたり、挫折したりしてほしくないと、切に願います。
とにかく、みんな頑張りましょ。
なーんて、改まっておもっちゃった作品です。
って内容でした。いや、ほんとにすごい作品です。
勝手ながら、矢虎の『若い状態』での目線を、作者様が経験された感覚をベースに描かれたのかと推察します。
と言うかここまで若い目線をキープして描けんのはヤバいの一言。
今回登場した『ノーマークス』。
これって学生を経験された方ならきっと似たようなものを目にしたことがあるはず。
こんな組織があって、学生の中でもカリスマ的存在を持つ人がいて、居心地がいい。
学生ならではの楽しさがありつつ、全能感に満たされるようなところ。
でも、これって社会に出ると甘さを実感するところでもある。
だからこそ、その場は認めてくれる優しい空間であり、
読んでて、うわー、矢虎どうなるんだろって思っちゃうんですよね〜。
結局そこのリーダーがすごいわけであって、そのリーダーも上手い言い方をするわけで、
取り巻きは実はただ自分の甘さに気づいていない。
その場を助かりたい一心で、自分を誤魔化してる。
(だから大学の意味って何って疑問もすげーわかるけど、実は甘さからきている)
※多分、ノーマークス代表(代表。この肩書きもそれっぽいなぁと)不二さんも、
反社会的な行動でウケてるだけで、大人には食い物にされているだけかもしれない。
何より、不二さんは『美術はありがたいものじゃなくて私たちの日常の大事な一部でいてほしい』と言っている。
これは明らかな学生目線で、絵で飯を食っている人からしたらとんでもない話じゃないかなと思うんです。
逆に、絵だけでご飯を食べてくことは昔からありえない話しで、
だからこそ王宮を相手に付加価値をつけてぼったくらないと食えないわけでしょ。
(ってか不二さんもそこわかってるんじゃないの…?)
それを自ら日常に当てはめたらそれこそめちゃくちゃじゃないかと。
だから、学生目線。
夢を自由に語れる。
しかもそれでうまくいってるから強く言える。
と思うんです。
だから、猫屋敷さんについてどーのこーの言えるし、
あの人はあの人なりの戦略で成功している、
それはとんでもなくすごいことなんですよ。
ノーマークスの取り巻きごときが、ひどかったねあれ、なんて言える立場じゃないんですよ。
先生達は美大の立場だから厳しく、そして現実的な立場でなければならない。
だから先生は、
『どこの美大出ているんですか?』とか聞いてしまう。
矢虎の作品に対していろいろコメントしてしまう。
(お客さん相手にする教授の目線からしたら矢虎の自分の自信のなさを表現したものを評価してもらうなんておこがましいんじゃないかな)
※でも、矢虎はほんとに偉くて、自分の作品は評価するに値しないと思ったらお偉いさんにも作品を見せませんでした。
普通、お偉いさんを目にしたら、ワンチャン自分の作品を評価してくれるんじゃないかって熱にうかされて
見せちゃうものだけど、そこは芯を感じました。
でも学生だからこそ、そんな想像出来ないし、できたら達観しすぎている。
そんなところをフラットな目線で描けているこの作品はいやーすごいなって思っちゃうんです。
私も学生の時、大人はみんななんでサラリーマンになって
つまらない商売をしているんだろうって舐めた目線で生きてました。
だから創作した経験もあるし、熱に浮かされそうになった経験もあります。
(つーか、いまの創作関係の人は若者の熱をバカにし過ぎ。食い物としか見てない。
安く、それなりとしか扱わないから今のコンテンツが死んできてると強く言いたい)
そんな自分はアラサーでサラリーマンとして生きてます。
今の自分の立場も否定できないし、熱に浮かされる若者も否定しません。
ただ、必死になってがむしゃらに闘う人間だけはどうかそのまま頑張って欲しいです。
その場のノリで、簡単に諦めたり、挫折したりしてほしくないと、切に願います。
とにかく、みんな頑張りましょ。
なーんて、改まっておもっちゃった作品です。
2022年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若者よ道を踏み外さないでくれ頼む!!と悶えながら次巻を待つことになりそうです。
「お前が今持ってるのはお前が思ってる以上に尊いモノなんだよ」ってオッサンは説教くさい事を言いたくなっちゃいますね・・・若い人が読むと違うんだろうか?
若かりし頃に感じる学歴や出自に対する反発、ちょっと変わった事言うアウトローな大人への憧れ、世間への警戒心の薄さなんかがリアルに描かれてて心が痛いです。
それだけキャラクラーに感情移入できるということは良い作品で、文句なく☆5
でもつらい・・・
「お前が今持ってるのはお前が思ってる以上に尊いモノなんだよ」ってオッサンは説教くさい事を言いたくなっちゃいますね・・・若い人が読むと違うんだろうか?
若かりし頃に感じる学歴や出自に対する反発、ちょっと変わった事言うアウトローな大人への憧れ、世間への警戒心の薄さなんかがリアルに描かれてて心が痛いです。
それだけキャラクラーに感情移入できるということは良い作品で、文句なく☆5
でもつらい・・・
2022年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまで、踏み込んで欲しいと思うところ(ユカちゃんがバイであるとか、小学生の燃え尽きとか)を確実に描写してくる漫画なので、今回の「アートは西洋美術史が本流」という権威対反権威の話になってワクワクしています。
代表は何か雌の匂いをプンプンさせてるんですけどこれはやとらワンチャンあるのか…?
ちなみに作中で描かれている通り、代表は既に作品を売って美術で食えている人であり、集まっているメンバーにも芸術関連の社会人(写真家とMac使ってるからデザイナー?のカップル)がいます。あもひで~と評している人です。
多分現実で村上隆ひで~と評するのと似たノリでしょう。
西洋美術に対して美術史上の流れに沿ってコンセプトを打ち出し商業的に成功してるけど作品自体はどうなんこれ~みたいなことかと受け取りました。あも先生のラッピングはそこまでコンセプチュアルだと描かれていないと思うし、海外ウケというより国内ポップカルチャー路線という感じなのかと思いましたが。
代表もなんかスタンス上の反権威で食ってる感じします。
で。
マッチで動物そっくりに作るという、ちょうど私が嫌いな工作アートに対しての言及が登場しました。
代表はそれを「ねこかわいい~」でスルーしました。確かに、目の前に工作として出されて製作者にコメントするとしたらすごーい、カワイイ、という文脈で対応するのが正解で、いちいち嫌いだとかこれは芸術じゃないとか一説ぶつ必要は無いわけです。ちやほや有り難がられていること自体が気に入らないだけで製作の努力は確かにありますから。
正解の対応をするのが得意なキャラが主人公に与える「正解」って何なんでしょうね。気になります。
やとらが将来的に何者になるかと想像してみたんですが、漫画家ありそうですよね。『童夢』(好きと言うことによって漫画通ぶるための小道具)出てきたし。
枚数描ける、人物ドローイング500こなした、オタッキーな趣味もあり。美術に関わる人間たちの漫画を描いちゃったりして。
サブカルチャーが商業的にアートに侵されていくという状況が今あると思うんですが、先生の肌感で語られていったら楽しみです。
代表は何か雌の匂いをプンプンさせてるんですけどこれはやとらワンチャンあるのか…?
ちなみに作中で描かれている通り、代表は既に作品を売って美術で食えている人であり、集まっているメンバーにも芸術関連の社会人(写真家とMac使ってるからデザイナー?のカップル)がいます。あもひで~と評している人です。
多分現実で村上隆ひで~と評するのと似たノリでしょう。
西洋美術に対して美術史上の流れに沿ってコンセプトを打ち出し商業的に成功してるけど作品自体はどうなんこれ~みたいなことかと受け取りました。あも先生のラッピングはそこまでコンセプチュアルだと描かれていないと思うし、海外ウケというより国内ポップカルチャー路線という感じなのかと思いましたが。
代表もなんかスタンス上の反権威で食ってる感じします。
で。
マッチで動物そっくりに作るという、ちょうど私が嫌いな工作アートに対しての言及が登場しました。
代表はそれを「ねこかわいい~」でスルーしました。確かに、目の前に工作として出されて製作者にコメントするとしたらすごーい、カワイイ、という文脈で対応するのが正解で、いちいち嫌いだとかこれは芸術じゃないとか一説ぶつ必要は無いわけです。ちやほや有り難がられていること自体が気に入らないだけで製作の努力は確かにありますから。
正解の対応をするのが得意なキャラが主人公に与える「正解」って何なんでしょうね。気になります。
やとらが将来的に何者になるかと想像してみたんですが、漫画家ありそうですよね。『童夢』(好きと言うことによって漫画通ぶるための小道具)出てきたし。
枚数描ける、人物ドローイング500こなした、オタッキーな趣味もあり。美術に関わる人間たちの漫画を描いちゃったりして。
サブカルチャーが商業的にアートに侵されていくという状況が今あると思うんですが、先生の肌感で語られていったら楽しみです。
2022年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あれだけ熱心に美大を目指した八虎。
「美大合格」というわかりやすい目標があり、そこに向けてただ、全力で走ればよかった。
今までは。
「美大」に入り、ある程度「自由」を与えられたことによって、自分の本当にやりたいことや本質をなかなか見つけられない。
「自由」というのは響きがとても良いけれど、
自由すぎると人は
「自分は何がしたいんだろう」
「自分の生きがいはなんだろう」
「自分のやりたいことは」
という自問自答に誰でもぶつかる。
これ(12巻)は次の八虎の人生に続く大事な話と伏線が散りばめられているとおもいます。
今の日本、若い子でもやりたいことがない人が圧倒的に多い。
八虎が自分の心と腹を割って対話しない限り、八虎の「やりたいこと」「美術」に辿り着けない。
次回の巻でより深く手繰り寄せられていくストーリーに期待です。
「美大合格」というわかりやすい目標があり、そこに向けてただ、全力で走ればよかった。
今までは。
「美大」に入り、ある程度「自由」を与えられたことによって、自分の本当にやりたいことや本質をなかなか見つけられない。
「自由」というのは響きがとても良いけれど、
自由すぎると人は
「自分は何がしたいんだろう」
「自分の生きがいはなんだろう」
「自分のやりたいことは」
という自問自答に誰でもぶつかる。
これ(12巻)は次の八虎の人生に続く大事な話と伏線が散りばめられているとおもいます。
今の日本、若い子でもやりたいことがない人が圧倒的に多い。
八虎が自分の心と腹を割って対話しない限り、八虎の「やりたいこと」「美術」に辿り着けない。
次回の巻でより深く手繰り寄せられていくストーリーに期待です。
2022年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回出てきたノーマクス。
自分が学生の時にこういう団体にあったらたまらなく惹かれていただろうな〜笑と読んでて思ったのと、同時に年をとったからなのか何か危うさもあるな〜と思いました。
具体的にそれが何なのかは分かりませんが作中にもあった「誰か俺の人生を運んでくれないか」は学生の時自分も感じていたことでした。
それはそれでいいのかもしれませんが今の自分にはそこに何かしらの危うさを感じてしまう自分がいます。
他の方も書いていらっしゃいますが、フジさんが面白い立ち位置にいると思います。
カリスマ性もあってこの人と一緒に何かしたい、力になりたいと思うのは当然だと思うんですけど何か違和感を感じずにはいられません。
そして今回のラスト。とても気になって次巻が待ち遠しいです。
作品は今まで読んだ中で一番面白くて評価も本当は☆5もつけたいところなんですが、昔の自分を見ているようで直視するのが少しきつくて自尊心故にマイナス1とさせていただきました笑
主観ありありの評価ですが本当に面白い作品だと思います。
自分が学生の時にこういう団体にあったらたまらなく惹かれていただろうな〜笑と読んでて思ったのと、同時に年をとったからなのか何か危うさもあるな〜と思いました。
具体的にそれが何なのかは分かりませんが作中にもあった「誰か俺の人生を運んでくれないか」は学生の時自分も感じていたことでした。
それはそれでいいのかもしれませんが今の自分にはそこに何かしらの危うさを感じてしまう自分がいます。
他の方も書いていらっしゃいますが、フジさんが面白い立ち位置にいると思います。
カリスマ性もあってこの人と一緒に何かしたい、力になりたいと思うのは当然だと思うんですけど何か違和感を感じずにはいられません。
そして今回のラスト。とても気になって次巻が待ち遠しいです。
作品は今まで読んだ中で一番面白くて評価も本当は☆5もつけたいところなんですが、昔の自分を見ているようで直視するのが少しきつくて自尊心故にマイナス1とさせていただきました笑
主観ありありの評価ですが本当に面白い作品だと思います。