世田介のことを自分自身もずっとわかっていなかった
この巻でより深く、世田介の絶望に触れ、涙が止まらず、
一番泣いてしまった巻でした。
絵を描くことの孤独、描けるが故の苦悩、
できる人はいいよね、と言われ勝手に妬まれ疎まれてゆく、離れていく人々、
絵を描かない人も感じてしまう、
人生の葛藤と孤独を思い知らされました。
自分と向き合うことの大変さ、
向き合ったことによって気づいてしまう恐ろしさ。
だって気付いてももう保守的に生きすぎて、実行できるだけの気迫がない。
その恐ろしさから目を背け心を殺していく。
日々働いて時間を浪費していく今この現代で、どれだけの人が自分の「本心」と向き合えているのか。
心を殺さず生きているのか。
非常に考えさせられる作品でした。
9.10巻ととてつもないものに触れ、ここまで心を震わせる作品に生きてて出会えたこと、感謝してもしたりません。
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ブルーピリオド(10) (アフタヌーンコミックス) Kindle版
高2で絵を描くことの楽しさに目覚めた矢口八虎の新しい生活が始まった。
新しい仲間たちと受ける講義、課題、講評は厳しく…。凹んでモチベーションすら無くす日々は
八虎を成長させるのか、それとも…。そしてそれは八虎のライバルの世田介にも訪れる。
猫屋敷教授から厳しい指摘を受けた世田介。自信をなくしてほしくない八虎は
世田介くんには才能があるから…と励ますが「才能」と「努力」の考え方の違いでさらに険悪な空気に。
2人の会話を聞いていた鉢呂から客観的な意見を聞いた八虎は自分の視野の狭さを痛感する。
そこで改めて世田介と向き合うため「絵は好きか」と問うが……。
2020年数々の漫画賞を受賞し、2021年TVアニメ化が決定した超話題作のスポ根美術漫画最新刊登場!!
新しい仲間たちと受ける講義、課題、講評は厳しく…。凹んでモチベーションすら無くす日々は
八虎を成長させるのか、それとも…。そしてそれは八虎のライバルの世田介にも訪れる。
猫屋敷教授から厳しい指摘を受けた世田介。自信をなくしてほしくない八虎は
世田介くんには才能があるから…と励ますが「才能」と「努力」の考え方の違いでさらに険悪な空気に。
2人の会話を聞いていた鉢呂から客観的な意見を聞いた八虎は自分の視野の狭さを痛感する。
そこで改めて世田介と向き合うため「絵は好きか」と問うが……。
2020年数々の漫画賞を受賞し、2021年TVアニメ化が決定した超話題作のスポ根美術漫画最新刊登場!!
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2021/5/21
- ファイルサイズ101746 KB
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商品の説明
著者について
山口 つばさ
東京都出身。東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、 「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい! 2019」(宝島社)オトコ編第4位、「みんなが喜ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位、「マンガ大賞2020」第1位、講談社漫画賞総合部門を受賞。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
東京都出身。東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、 「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい! 2019」(宝島社)オトコ編第4位、「みんなが喜ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位、「マンガ大賞2020」第1位、講談社漫画賞総合部門を受賞。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月20日に日本でレビュー済み
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50人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いやータイトルになっているシーンを読んだだけで本当に感動しまいsた。読んでよかったです。これはよたすけがうさぎの絵を描いて矢口がそれに対して「このうさぎめっちゃよたすけくんのこと好きじゃん」というシーンです。よたは自分だけがうさぎを好きで、でもその好きが結局搾取的なものでしかないのではないか、もしくは結局うさぎは自分のことはなんとも思っていないのではないか、とおもって不安になっていました。自分と同じようにうさぎとたわむれる子供に親近感を覚えていたのに、その子供は「うさぎは友達じゃない。友達には餌をやらない」と断言し、その子供と自分の断絶、または自分の欺瞞をつきつけられてしまうのです。ところが、まさに彼の卓越した技術が、知らないところで「うさぎの彼に対する好意」を捉えていたんです。それを矢口が指摘したことでよたすけは涙を流します。こんなシーン描けますか? マジで素晴らしいですね。本当に感動しました。
それにしても彼のママは典型的な毒親でビビります。「お前のためを思って」「これしかできないんだから」「わたしがやってあげなかったら何もできない」この全てが相手を支配するための呪いです。よたの抑圧を考えると他人のふりはできません。絵がうまいひとでこういう抑圧と戦っている人を何人もみてきました。藝大のリアルなのかもしれません。とても写実的です。
関係ないですが本作の読者なら、本作を単なるマンガではなくて「うまいコマ割り」「構図設定」の実例として読めるのではないかと思いました。見てみるととにかく人物が「こちら側」を見ていて、カメラというか視点がぎゅんぎゅん交代しています。人物の後ろ側から撮るような第三者のカットが意外と少なく、だから人物の背中が描写されることもあまりありません。とてもめずらしくあも先生が世田介くんを詰めているシーンくらいです。たまに斜め上とかから俯瞰で見たりはありますが、基本人物がこちらを見てきます。横向き(で人物全身が風景の中に描かれる)シーンなどは完全に心象風景という感じ。むしろ横向きのシーンの使い方が完全に論理的に定義されている感じがして勉強になります。でもカラーページの全員集合のイラストがみんなデッサン狂ってる感じで違和感を覚えたな。わざとなんだろうけど違和感の戦略が理解できない。
それとあも先生はいいことを言っているのですが、現代アートがなにをすべきかはこの作品の外側の問題なので、いうなれば『響』で芥川賞と直木賞同時受賞の傑作すごい!って触れ込みだけで出しても絶対に肝心の文章は出せないということで、この作品でもなかなか「なにものか」を示すことはできないでしょう。学生の作品が作例になっているのもありますし、実際には矢口は藝大の院生の作品が凄そうと言っているわけですがそうでもないんですよね(相対的にはすごいけど)。
だからこそ商業アートと美大の中の美術の違いみたいなもののギャップがこの巻でも描かれていたと思うのですが、いずれにしても美術は官僚性ではないので、年次が進めば、院生になれば、博士になれば、すごいというわけではありません。極端にいえば教授がすごいというわけでもない。というか教授とかは別にすごくないんですよね。ほんとうにすごいのなら教授である必要がないし、教授でいることの必然性が物語になるわけだから。そのアイロニーも含めて読むと、緊張感と、「毒親」的支配磁場の問題をより強く感じるのでした。
それにしても彼のママは典型的な毒親でビビります。「お前のためを思って」「これしかできないんだから」「わたしがやってあげなかったら何もできない」この全てが相手を支配するための呪いです。よたの抑圧を考えると他人のふりはできません。絵がうまいひとでこういう抑圧と戦っている人を何人もみてきました。藝大のリアルなのかもしれません。とても写実的です。
関係ないですが本作の読者なら、本作を単なるマンガではなくて「うまいコマ割り」「構図設定」の実例として読めるのではないかと思いました。見てみるととにかく人物が「こちら側」を見ていて、カメラというか視点がぎゅんぎゅん交代しています。人物の後ろ側から撮るような第三者のカットが意外と少なく、だから人物の背中が描写されることもあまりありません。とてもめずらしくあも先生が世田介くんを詰めているシーンくらいです。たまに斜め上とかから俯瞰で見たりはありますが、基本人物がこちらを見てきます。横向き(で人物全身が風景の中に描かれる)シーンなどは完全に心象風景という感じ。むしろ横向きのシーンの使い方が完全に論理的に定義されている感じがして勉強になります。でもカラーページの全員集合のイラストがみんなデッサン狂ってる感じで違和感を覚えたな。わざとなんだろうけど違和感の戦略が理解できない。
それとあも先生はいいことを言っているのですが、現代アートがなにをすべきかはこの作品の外側の問題なので、いうなれば『響』で芥川賞と直木賞同時受賞の傑作すごい!って触れ込みだけで出しても絶対に肝心の文章は出せないということで、この作品でもなかなか「なにものか」を示すことはできないでしょう。学生の作品が作例になっているのもありますし、実際には矢口は藝大の院生の作品が凄そうと言っているわけですがそうでもないんですよね(相対的にはすごいけど)。
だからこそ商業アートと美大の中の美術の違いみたいなもののギャップがこの巻でも描かれていたと思うのですが、いずれにしても美術は官僚性ではないので、年次が進めば、院生になれば、博士になれば、すごいというわけではありません。極端にいえば教授がすごいというわけでもない。というか教授とかは別にすごくないんですよね。ほんとうにすごいのなら教授である必要がないし、教授でいることの必然性が物語になるわけだから。そのアイロニーも含めて読むと、緊張感と、「毒親」的支配磁場の問題をより強く感じるのでした。
2021年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さぁ、10巻ともなりました。
今巻は、3回目くらいの
なんか権力ある人にネチネチ言われて、傷ついてたけど
トモダチと遊んで絵画を見たら
「うほっ、良い絵描きたい」モードになってなんか解決。となります。
ただ、上記のネチネチ言って来た権力者には変わらずネッチネチ言うので
本人が「うしゃ、わいはわいが描きたい物描くんや」ていう自己満足で解決という問題の先延ばしで終わるので
多分12巻くらいで
また、落ち込んで、また2人で遊んで
今度はウサギ小屋にでも2人で行って
「よしゃ、描きたいもん描くで‼ 」みたいになると思います。
そんな
マンガです。
今巻は、3回目くらいの
なんか権力ある人にネチネチ言われて、傷ついてたけど
トモダチと遊んで絵画を見たら
「うほっ、良い絵描きたい」モードになってなんか解決。となります。
ただ、上記のネチネチ言って来た権力者には変わらずネッチネチ言うので
本人が「うしゃ、わいはわいが描きたい物描くんや」ていう自己満足で解決という問題の先延ばしで終わるので
多分12巻くらいで
また、落ち込んで、また2人で遊んで
今度はウサギ小屋にでも2人で行って
「よしゃ、描きたいもん描くで‼ 」みたいになると思います。
そんな
マンガです。
2021年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「世田介くん、絵を描くの好き?」
という八虎の問いかけで終わった前巻。
受験絵画を乗り越え、藝祭で皆で協作するという経験もして、ついに原点回帰ともいうべき問題に立ち戻った感があります。
思えば、一巻でサッカーの試合を見てガッツポーズをかましながら「他人の努力の結果で酒飲むなよ。これは俺の感動じゃない」と冷めた視点で距離を置きつつも、高校の先輩の絵と出会ったことで、「美術は面白いよ。文字じゃない言語だから」、「その時生まれて初めてちゃんと人と会話できた気がした」と、絵を描くことで、表現することの意義を見出だしたーー
そんな八虎が、絵ではなく、言葉でもって、世田介に近づきます。
他人と調子合わせることで、むしろ人を遠ざけていた八虎と、他人と合わないことで、絵だけを近くに置いてきた世田介ーー真逆の生き方をしてきた二人は、最終的に八虎のホームともいうべき渋谷を共に歩み、観て、飲んで、そうして早朝、
「何も言わなくても、世田介くんの目が青く染まっていたことだけが嬉しかった」
と、人と作品に向き合う思いを新たにしていくーーまさしく青春時代(ブルーピリオ
ド)に相応しい、節目となる十巻。
これまでになく、八虎も、世田介も、追い込まれてキツいシーンもありましたが(世田介がまるでウサギのように家で飼育されているシーンとか)、何はともあれ、本当に、最高に、素晴らしい巻でした。
ーーーーー
さて。細かいところだと、小野冴夏さん。どんだけ強キャラかと思ったらポンコツかわいいってのがツボでした。
あと、前巻で最も目を引いたバーソロミューくま教授……全然出番がなかった!(てかもう出番ない?)
それと、巻末の描き下ろしは珍しく恋バナ。
というか、本作って恋愛要素が欠片もないところが良いというか、テーマにストイックというか……まあ、よくよく考えてみたら、最初に出てきた龍二は男の娘だし、マキは藝大落ちるし、きねみは表紙になるポテンシャルはあるもののあまりに良い人すぎるし、ねこあもに至ってはむしろ人外の妖怪だし……何というか、二十巻あたりで八虎がキャンバスに女の子を描いて愛でていてもおかしくない気がする今日この頃……
続巻も楽しみにしています。
という八虎の問いかけで終わった前巻。
受験絵画を乗り越え、藝祭で皆で協作するという経験もして、ついに原点回帰ともいうべき問題に立ち戻った感があります。
思えば、一巻でサッカーの試合を見てガッツポーズをかましながら「他人の努力の結果で酒飲むなよ。これは俺の感動じゃない」と冷めた視点で距離を置きつつも、高校の先輩の絵と出会ったことで、「美術は面白いよ。文字じゃない言語だから」、「その時生まれて初めてちゃんと人と会話できた気がした」と、絵を描くことで、表現することの意義を見出だしたーー
そんな八虎が、絵ではなく、言葉でもって、世田介に近づきます。
他人と調子合わせることで、むしろ人を遠ざけていた八虎と、他人と合わないことで、絵だけを近くに置いてきた世田介ーー真逆の生き方をしてきた二人は、最終的に八虎のホームともいうべき渋谷を共に歩み、観て、飲んで、そうして早朝、
「何も言わなくても、世田介くんの目が青く染まっていたことだけが嬉しかった」
と、人と作品に向き合う思いを新たにしていくーーまさしく青春時代(ブルーピリオ
ド)に相応しい、節目となる十巻。
これまでになく、八虎も、世田介も、追い込まれてキツいシーンもありましたが(世田介がまるでウサギのように家で飼育されているシーンとか)、何はともあれ、本当に、最高に、素晴らしい巻でした。
ーーーーー
さて。細かいところだと、小野冴夏さん。どんだけ強キャラかと思ったらポンコツかわいいってのがツボでした。
あと、前巻で最も目を引いたバーソロミューくま教授……全然出番がなかった!(てかもう出番ない?)
それと、巻末の描き下ろしは珍しく恋バナ。
というか、本作って恋愛要素が欠片もないところが良いというか、テーマにストイックというか……まあ、よくよく考えてみたら、最初に出てきた龍二は男の娘だし、マキは藝大落ちるし、きねみは表紙になるポテンシャルはあるもののあまりに良い人すぎるし、ねこあもに至ってはむしろ人外の妖怪だし……何というか、二十巻あたりで八虎がキャンバスに女の子を描いて愛でていてもおかしくない気がする今日この頃……
続巻も楽しみにしています。
2021年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
相変わらず胃がきりきりする漫画ですが、八虎くんたちの大学一年時の締めくくりとして、ここまで読んできた読者にとっても、感慨深い一巻でした。
八虎くんと世田介くんがどうしてもフィーチャーされがちになりますが、他の人物たちも見逃せません。
冴夏さんの知られざる一面は、よくあるキャラな感じですけど、この漫画らしく、作品に対しては一本筋が通った意見を持っている人物ですね。
今回出てきた藍沢さんの作品を見て、よりいっそう思ったんですけど、きねみちゃんと藍沢さんの関係って、一歩踏み間違えば互いに致命傷になる関係じゃないだろうか。こわい。
「好き」と「嫌い」という、これ以上ないくらいわかりやすい対比も出てきたし。
一年時では爆発しなかったので、爆発するとすればまただいぶ先になるのかなと予想。
鈴木さんがドSという耳よりな情報もありました。
あと何より10巻においては「岡本くん」、このキャラの出し方、やばい。うますぎる。
ドラマの展開の「転」で本格登場して、
結局うやむやにはなったが、岡本くん、化物級の人材である可能性を残していった。
「人に興味がある」八虎が、それに気づくときが来るのか……。
つづく冬休み編では、橋田と桑名さんが再登場するでしょうし、その辺も楽しみ。
八虎くんと世田介くんがどうしてもフィーチャーされがちになりますが、他の人物たちも見逃せません。
冴夏さんの知られざる一面は、よくあるキャラな感じですけど、この漫画らしく、作品に対しては一本筋が通った意見を持っている人物ですね。
今回出てきた藍沢さんの作品を見て、よりいっそう思ったんですけど、きねみちゃんと藍沢さんの関係って、一歩踏み間違えば互いに致命傷になる関係じゃないだろうか。こわい。
「好き」と「嫌い」という、これ以上ないくらいわかりやすい対比も出てきたし。
一年時では爆発しなかったので、爆発するとすればまただいぶ先になるのかなと予想。
鈴木さんがドSという耳よりな情報もありました。
あと何より10巻においては「岡本くん」、このキャラの出し方、やばい。うますぎる。
ドラマの展開の「転」で本格登場して、
結局うやむやにはなったが、岡本くん、化物級の人材である可能性を残していった。
「人に興味がある」八虎が、それに気づくときが来るのか……。
つづく冬休み編では、橋田と桑名さんが再登場するでしょうし、その辺も楽しみ。
ベスト1000レビュアー
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なにかにつまづいて誰かに助けられたり足を引っ張ったり他人にとってはゴミでも貴方にとっては宝物なのかもって何処かの歌い手さんをパクってみたり。
この漫画の面白いのが進んでるのか止まってるのかが結構主役の視点で描くことが多く見えないので展開されるものからは些細なことだったりするのにとあるキャラからみると雷が落ちたのかと言う程の天啓だったりね。
そのくせままならない出自と言うか先天的環境。まぁ、それすらも個性となるんだろうがこういう地味な展開の時の方が少年共が輝く面白い作品。
とは言えヨタ的には地味でもなんでもなく人生変える瞬間のラッシュでとんでもねー時間だったろうなぁ
ヨタ頑張れ
この漫画の面白いのが進んでるのか止まってるのかが結構主役の視点で描くことが多く見えないので展開されるものからは些細なことだったりするのにとあるキャラからみると雷が落ちたのかと言う程の天啓だったりね。
そのくせままならない出自と言うか先天的環境。まぁ、それすらも個性となるんだろうがこういう地味な展開の時の方が少年共が輝く面白い作品。
とは言えヨタ的には地味でもなんでもなく人生変える瞬間のラッシュでとんでもねー時間だったろうなぁ
ヨタ頑張れ