フルメタルパニックシリーズ初の上下巻構成。
上巻でこれでもかと投げかけられた問題を1つ1つ乗り越えていくスピード感がたまらなく快感です。
この作品を通してソウスケは自分の変化を自覚し、未来を選択していく重要性を感じるという、フルメタシリーズの象徴的な話であります。
是非是非購読あれ。
![[5巻] フルメタル・パニック! 5 終わるデイ・バイ・デイ 下 新装版](https://m.media-amazon.com/images/I/61XFZpTFP8L.jpg)
[5巻] フルメタル・パニック! 5 終わるデイ・バイ・デイ 下 新装版
Audible版
– 完全版
密林を、二機のASが駆け抜ける。深い緑に白と黒のコントラストが踊る。メリダ島基地に帰還した宗介に上官クルーゾーがAS戦を挑んだ。白の超兵器アーバレストと漆黒のM9。圧倒的なまでの技術の差。だが、勝負は宗介の完膚なきまでの敗北に終わった。「“存在しない技術”が制御できない!」憤る宗介を挑発するように、さまざまな思惑を秘めテロリストが破壊の行進を開始した! 一方、東京。残されたかなめは、正体不明の尾行者の影に怯えていた。気配は、第二の護衛[レイス]か? それとも新たな暗殺者のものか? 不安と絶望に蝕まれた彼女の心に、あまりにも危険すぎる決意が生まれようとしていた! 宗介とかなめに、試練の時が訪れる。彼らは、ふたたび出会えるのか? 人気シリーズ、待望の最新刊!!
©2001 Shouji Gatou,Shikidouji/Fujimishobo (P)- KADOKAWA
- 再生時間7 時間 4 分
- 配信日(Audible)2018/8/26
- 言語日本語
- ASINB07GBXX59J
- バージョン完全版
- フォマットオーディオブック

- Audible会員は定額聴き放題
- 12万以上の対象作品が聴き放題に
- 30日間の無料体験後は月額 ¥1,500。いつでも退会できます
ボタンを押すと注文が確定し、
Audibleの利用規約
に同意したものとみなされます。
Audibleが販売・配信します。
AudibleはAmazonの関連会社です。
AudibleはAmazonの関連会社です。
このタイトルをチェックした人はこんなタイトルもチェックしています
ページ 1 / 1最初に戻るページ 1 / 1
- Audible版
- Audible版
- Audible版
- Audible版
- Audible版
登録情報
再生時間 | 7 時間 4 分 |
---|---|
著者 | 賀東 招二 |
ナレーター | 松本 忍, 松嵜 麗 |
配信日(Audible.co.jp) | 2018/8/26 |
制作 | KADOKAWA |
フォマット | オーディオブック |
バージョン | 完全版 |
言語 | 日本語 |
ASIN | B07GBXX59J |
Standard Japanese | |
Amazon 売れ筋ランキング | - 4,766位Audibleブック・オリジナル (の売れ筋ランキングを見るAudibleブック・オリジナル) - 420位ティーン向け: ライトノベル(ラノベ) - 440位ティーン向け: 文学・フィクション・ライトノベル - 31,670位ライトノベル (本) |
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.8
星5つ中の4.8
25 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年7月31日に日本でレビュー済み
先が気になって仕方ない終わり方をした上巻。下巻では、「宗助は、もういない」という現実を受け止めて、自力で身を守るのかと思いきや、自力で宗助を連れ戻しに行こう!と、一般人である、かなめが決意する、という展開です。上巻で髪の毛を切っていた時、宗助が眠ってしまったことに気づいていたこと。自分が宗助を好きなんだ、と認めたこと。好意の自覚は、かなめの方が先だったんですね。アニメでは、そこは描かれなかったので、細かい描写に嬉しくなると同時に、切なくなりました。
それから、宗助側の問題であるアーバレストの謎。そこもアニメでは描かれなかったので、納得しました。アルの自己学習機能と、あの個性は、ここから始まったのですね。
かなめの傍へ帰れなくった現状を受け入れられない宗助が、だんだんと壊れて行く様も、小説の方がアニメよりも上手に表現されており。
かなめが、どうやって香港まで来たのかも、納得いきました。
ファーストキスを見知らぬ男に奪われても立ち直り、命懸けの駆け引きで、宗助のところまで辿り着いてしまうタフで意志の強いヒロイン。
宗助が、かなめでなくてはならない理由は、これでハッキリしました。ライバルである艦長のテッサは、「私のことを分かってよ!」と泣きじゃくり、心配こそすれ、言葉も掛けられず、宗助に求めるばかり。宗助は、もう十分、TDDに尽くしているというのに。
宗助にとって、かなめは、初めて触れる母性だったのだろうと思います。そのままの宗助を受け入れ、ダメなことはダメとぶったたいてでも教え、イイところはイイと褒め、栄養のある食事を与え、分からない勉強を教え、困っているところに手を差し伸べ、愛情を注ぐ。宗助からの見返りなど期待していない。(ちょっとは、ロマンスを期待してるようではありますが(笑))
それが、宗助に居心地の良さを感じさせ、失いたくない気持ちにさせたのだと思います。この下巻で、短いですが明らかになってくる宗助のカシム時代だった頃の話を読めば、圧倒的に母性による無償の愛に飢えているのは、察して余りあると思います。
確かな愛情を与えられて、宗助がラムダドライバを発揮できるようになる所など、作者様は、本当によく人間の心理を上手く展開に利用していると感心しました。
それから、宗助側の問題であるアーバレストの謎。そこもアニメでは描かれなかったので、納得しました。アルの自己学習機能と、あの個性は、ここから始まったのですね。
かなめの傍へ帰れなくった現状を受け入れられない宗助が、だんだんと壊れて行く様も、小説の方がアニメよりも上手に表現されており。
かなめが、どうやって香港まで来たのかも、納得いきました。
ファーストキスを見知らぬ男に奪われても立ち直り、命懸けの駆け引きで、宗助のところまで辿り着いてしまうタフで意志の強いヒロイン。
宗助が、かなめでなくてはならない理由は、これでハッキリしました。ライバルである艦長のテッサは、「私のことを分かってよ!」と泣きじゃくり、心配こそすれ、言葉も掛けられず、宗助に求めるばかり。宗助は、もう十分、TDDに尽くしているというのに。
宗助にとって、かなめは、初めて触れる母性だったのだろうと思います。そのままの宗助を受け入れ、ダメなことはダメとぶったたいてでも教え、イイところはイイと褒め、栄養のある食事を与え、分からない勉強を教え、困っているところに手を差し伸べ、愛情を注ぐ。宗助からの見返りなど期待していない。(ちょっとは、ロマンスを期待してるようではありますが(笑))
それが、宗助に居心地の良さを感じさせ、失いたくない気持ちにさせたのだと思います。この下巻で、短いですが明らかになってくる宗助のカシム時代だった頃の話を読めば、圧倒的に母性による無償の愛に飢えているのは、察して余りあると思います。
確かな愛情を与えられて、宗助がラムダドライバを発揮できるようになる所など、作者様は、本当によく人間の心理を上手く展開に利用していると感心しました。
2011年5月11日に日本でレビュー済み
またまた登場したしつこい悪役ガウルンもいよいよ最期の時でしょうか。
ホントに人間の暗い部分をむき出しにしたような敵役、好きでした。
そしてガウルンを助けるのはアニメ版では姉妹でしたが、原作では姉弟だったとは。
となれば、龍と鳳凰とまで讃えられる龍鳳胎だったのでしょうか。
縁起が良いと言われる双子の男女であれば、ガウルンに尽くすのがなおさら悲劇的です。
アニメ版で姉妹になったのは、やはり大人の事情でしょうか。
アーバレストのAIが製作者の死を知って、製作者のメッセージを流すと言うのもなかなか凝った演出で気に入りました。
ラスト近くでソースケが上官にタンカを切るシーンがあるのですが、あとがきによれば作者はかなり苦労した模様です。
そうは見えず、全く自然に描かれています。
アニメのTSRではここまでが描かれていましたので、次巻以降が楽しみです。
ホントに人間の暗い部分をむき出しにしたような敵役、好きでした。
そしてガウルンを助けるのはアニメ版では姉妹でしたが、原作では姉弟だったとは。
となれば、龍と鳳凰とまで讃えられる龍鳳胎だったのでしょうか。
縁起が良いと言われる双子の男女であれば、ガウルンに尽くすのがなおさら悲劇的です。
アニメ版で姉妹になったのは、やはり大人の事情でしょうか。
アーバレストのAIが製作者の死を知って、製作者のメッセージを流すと言うのもなかなか凝った演出で気に入りました。
ラスト近くでソースケが上官にタンカを切るシーンがあるのですが、あとがきによれば作者はかなり苦労した模様です。
そうは見えず、全く自然に描かれています。
アニメのTSRではここまでが描かれていましたので、次巻以降が楽しみです。