英雄達の総決算ですが、神話的な壮大さが徹頭徹尾駆け抜けるこの作品は、ページを繰る手を止めさせませんでした。
個人的に、ある瀑布の如き光景の中で立つ二人のヒーローの姿に惚れました。
※巻中に挟まれたリーフレットが情報濃度が高く、これだけでも一読の価値があります。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
バットマン/ダークナイト:マスター・レイス (ShoPro Books) 単行本(ソフトカバー) – 2019/2/21
フランク・ミラー
(著),
ブライアン・アザレロ
(著),
アンディ・キューバート他
(イラスト),
吉川 悠
(翻訳)
&
1
その他
吉川 悠 (翻訳) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
購入を強化する
1986年、『ダークナイト・リターンズ』は、アメリカンコミックに後戻りができないほどの衝撃を与えた。2001年、『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』によって、バットマンは未来へと受け継がれるキャラクターになった。そして、生きる伝説フランク・ミラーとブライアン・アザレロは、本作『バットマン/ダークナイト:マスターレイス』によって、バットマンを現代の神話として再構築した。現代アメコミの礎となる古典的大傑作が、ついに邦訳化!
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館集英社プロダクション
- 発売日2019/2/21
- 寸法25.7 x 18.2 x 2 cm
- ISBN-104796877681
- ISBN-13978-4796877688
この商品を見た後に買っているのは?
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
1986年『ダークナイト・リターンズ』は、アメリカンコミックスに後戻りができないほどの衝撃を与えた。2001年『ダークナイト・ストライクス・アゲイン』は、ヒーローコミックスの既成概念を覆すことに挑んだ。そして、生きる伝説フランク・ミラーとブライアン・アザレロの本作『バットマン/ダークナイト:マスター・レイス』で、暗黒の騎士はみたび現代に挑戦する!現代アメコミの礎となる傑作が、ついに邦訳化!
著者について
●フランク・ミラー[作]……『ダークナイト・リターンズ』によって、それまでのコミックスの概念を覆し、アメコミ3大ライターの1人に数えられる巨匠。 ●ブライアン・アザレロ[作]……『100ブリッツ』で人気を博した当代きっての人気ライター。 ●アンディ・キューバート[画]……ニュー52!の『バットマン』シリーズ(小社刊)を手がけた人気アーティスト。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ミラー,フランク
アメコミ3大ライターの1人に数えられる巨匠
アザレロ,ブライアン
『100バレッツ』で人気を博した当代きっての人気ライター
キューバート,アンディ
『バットマン』シリーズ(小社刊)を手がけた人気アーティスト
吉川/悠
翻訳家、ライター。アメコミ関連の執筆をしつつ海外コミックの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
アメコミ3大ライターの1人に数えられる巨匠
アザレロ,ブライアン
『100バレッツ』で人気を博した当代きっての人気ライター
キューバート,アンディ
『バットマン』シリーズ(小社刊)を手がけた人気アーティスト
吉川/悠
翻訳家、ライター。アメコミ関連の執筆をしつつ海外コミックの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Kindle化リクエスト
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : 小学館集英社プロダクション (2019/2/21)
- 発売日 : 2019/2/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 392ページ
- ISBN-10 : 4796877681
- ISBN-13 : 978-4796877688
- 寸法 : 25.7 x 18.2 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 380,351位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 3,798位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 196,546位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
16 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ベスト500レビュアー
フランク・ミラーが(今回はブライアン・アザレロと共著で)ライティングするところの、ダークナイト第三弾です。
第二作「ストライクス・アゲイン」の直接の続編なので、第一作は勿論、第二作も読んでないと判らないところがあります。しかし、その第二作といえば、絵が極端に酷いのは置いといても、脚本も何だか荒れているし、「第一作の後で、こうなってほしくなかった」という展開も多い、問題作でした。ですが、この第三作ではキャリーは変なコスチュームを着ないで正統な後継者として成長&活躍しますし、パチンコも復活しますし、ナヨナヨしたことも言わない活発なヒロインに戻っていますし、それ以外にも第一作のオマージュも多く(バットタンクやアーマードバットマンも出てきます。今回はアーマードスーパーマンも!)、読者の期待するような「みんなの、その後」も描かれており、むしろ「DKR」の後日談として真っ当な内容になっています。まあ「ホーリーテラー」の作者であるミラーが2001年の時点で描いた以上、「ストライクス・アゲイン」が荒ぶってても仕方ないのかもしれませんし、2015年になって、なおかつ共著者がいたからこそ「マスター・レイス」を生み出せたのかもしれませんが……いったい、「ストライクス・アゲイン」とは何だったのか?
とにかく、真っ当な続編なので、「DKR」が好きな人にはオススメです。ニュースやモブの会話で間接的に語る手法も健在。ブルース配下の自警団も引き続き登場しますし、インデル本部長もカッコイイ!
本編のペンシラーはアンディ・キューバート、挿話はミラー自身の他にジョン・ロミータJrなども描いてますが、みんなミラーに絵柄を寄せています。「オールスター:バットマン&ロビン」ほどではありませんが、ミラーらしく乱暴で正義狂のブルースとキャリーも見られます。アマゾン族の戦闘シーンは「300」みたいですし、ミラーファンの琴線に触れる要素が多いです。というかスタッフがミラーファンなのだと思います。
本国ではどうだか知りませんが邦訳では久しぶりに見るキャンダーシティですとか、クリプトニアンの一人が「緑の車」を持ち上げながら「鳥だ!飛行機だ!」と言ったりするなど、スーパーマンファンにも楽しいです。ガジェットやお遊びだけでなく、ちゃんとスーパーマンも大活躍します。そもそもクリプトニアンの邪教集団が敵であり、そちら側にラーラ(クラークの娘)が組してしまうという物語なので、半ばスーパーマンが主役の物語とも言えます。
ワンダーウーマン、アトム、グリーンランタン、フラッシュ、アクアマンたちにも見せ場があり、いいのか悪いのか民衆が立ち上がったり、エピローグも前向きで、わりと陽性の作品のように思いました。
「DKR」と並び称される「ウォッチメン」が、「ヒーローものなのにヒーロー不在」なのに対し、ミラーの「シンシティ」などが「ヒーロー不在なのにヒーローもの」なことからも察せられるとおり、基本的にはミラー作品はヒーロー賛歌なんだと思います。
なお、小プロさんやヴィレッジさんのアメコミを買う楽しみの一つが解説を読むことなのですが、本書は注釈が少なめで物足りないかわり、作品そのもの・シリーズそのものへの解説が小冊子5ページ半も書かれています。そこでは背景やミラー自身の見解なども記載してあるので、とても面白いです。本作や「DKR」の意味や位置づけに悩んだら、これを読めば問題なしです。原作者はアンチテーゼだと思われたくないらしい。評論家の先生たち、どうするんだろ。
また、小冊子にはシリーズ前日談があることや、ミラーが複数の作品を予告していることなどが記載されており、本国・邦訳とも、今後の展開が期待されます。「オールスター:バットマン&ロビン」も完結させてほしい……。
第二作「ストライクス・アゲイン」の直接の続編なので、第一作は勿論、第二作も読んでないと判らないところがあります。しかし、その第二作といえば、絵が極端に酷いのは置いといても、脚本も何だか荒れているし、「第一作の後で、こうなってほしくなかった」という展開も多い、問題作でした。ですが、この第三作ではキャリーは変なコスチュームを着ないで正統な後継者として成長&活躍しますし、パチンコも復活しますし、ナヨナヨしたことも言わない活発なヒロインに戻っていますし、それ以外にも第一作のオマージュも多く(バットタンクやアーマードバットマンも出てきます。今回はアーマードスーパーマンも!)、読者の期待するような「みんなの、その後」も描かれており、むしろ「DKR」の後日談として真っ当な内容になっています。まあ「ホーリーテラー」の作者であるミラーが2001年の時点で描いた以上、「ストライクス・アゲイン」が荒ぶってても仕方ないのかもしれませんし、2015年になって、なおかつ共著者がいたからこそ「マスター・レイス」を生み出せたのかもしれませんが……いったい、「ストライクス・アゲイン」とは何だったのか?
とにかく、真っ当な続編なので、「DKR」が好きな人にはオススメです。ニュースやモブの会話で間接的に語る手法も健在。ブルース配下の自警団も引き続き登場しますし、インデル本部長もカッコイイ!
本編のペンシラーはアンディ・キューバート、挿話はミラー自身の他にジョン・ロミータJrなども描いてますが、みんなミラーに絵柄を寄せています。「オールスター:バットマン&ロビン」ほどではありませんが、ミラーらしく乱暴で正義狂のブルースとキャリーも見られます。アマゾン族の戦闘シーンは「300」みたいですし、ミラーファンの琴線に触れる要素が多いです。というかスタッフがミラーファンなのだと思います。
本国ではどうだか知りませんが邦訳では久しぶりに見るキャンダーシティですとか、クリプトニアンの一人が「緑の車」を持ち上げながら「鳥だ!飛行機だ!」と言ったりするなど、スーパーマンファンにも楽しいです。ガジェットやお遊びだけでなく、ちゃんとスーパーマンも大活躍します。そもそもクリプトニアンの邪教集団が敵であり、そちら側にラーラ(クラークの娘)が組してしまうという物語なので、半ばスーパーマンが主役の物語とも言えます。
ワンダーウーマン、アトム、グリーンランタン、フラッシュ、アクアマンたちにも見せ場があり、いいのか悪いのか民衆が立ち上がったり、エピローグも前向きで、わりと陽性の作品のように思いました。
「DKR」と並び称される「ウォッチメン」が、「ヒーローものなのにヒーロー不在」なのに対し、ミラーの「シンシティ」などが「ヒーロー不在なのにヒーローもの」なことからも察せられるとおり、基本的にはミラー作品はヒーロー賛歌なんだと思います。
なお、小プロさんやヴィレッジさんのアメコミを買う楽しみの一つが解説を読むことなのですが、本書は注釈が少なめで物足りないかわり、作品そのもの・シリーズそのものへの解説が小冊子5ページ半も書かれています。そこでは背景やミラー自身の見解なども記載してあるので、とても面白いです。本作や「DKR」の意味や位置づけに悩んだら、これを読めば問題なしです。原作者はアンチテーゼだと思われたくないらしい。評論家の先生たち、どうするんだろ。
また、小冊子にはシリーズ前日談があることや、ミラーが複数の作品を予告していることなどが記載されており、本国・邦訳とも、今後の展開が期待されます。「オールスター:バットマン&ロビン」も完結させてほしい……。