作品自体は２０００年ごろらしいので、これと行って新しい雰囲気ではありませんし、今でこそ幅広い画風が主流になってますが、当時としては斬新だったと思われます。MAD LOVEとかもカッコよかったですもんね。
ダーウィン・クック氏の作品は僕もこれが初めてなんですが、アニメ調のようでアニメ調でない、しかしやはりカートゥーン調だ、といった一筋縄ではいかない印象をうけました。アニメ調なのにダークなんですよ。躍動感も凄いです。
タイトル作の「エゴ」の主題は、もはやバットマンといえばの語り尽くされた永遠の難題にして、これまたブルース自身の答えも同じというもはや様式美のような話題であります。
アプローチも一見新しいようでやはり新しくない。
まるでのび太くんのテスト０点→ドラえもんの道具→調子にのる→失敗→オチ
の如く様式美です。
作品としては非常に面白いしクオリティも高いのですが、僕自身はまぁまずまずといったところでした。
初心者、というよりはバットマンのことを最低４、５回は噛み砕いてバットマンという作品と生涯契約を結んだような、玄人向けの作品です。
かく言う自分もその口ですが、決して悪い作品ではないし、むしろいろんな人に読んでもらいたい作品ではあります。
アメコミ原作勢が一時期MCU映画だけ見たぞ勢にうざがられたり、肩身の狭いギーク的な扱いを受けてしまうようなこんな世の中にて、バットマンだけはバットマンまま貫いていってほしい、そしてバットマンファンの僕達はこのままこの闇の騎士の活躍を喜んで追いかけ、楽しもうじゃないか！
読んでいてそんな事を、考えてしまいました。
要するに、凄くバットマンな作品だとおもうのです。
大衆向けのようで大衆向けではないバットマン＝ブルース、これからも大好きです。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
よく一緒に購入されている商品
- +
- +
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品を見た後に買っているのは？
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
