山に生き山を守るマタギの少女ツバキ!
このツバキが孤高で強く美しくどこか幼く可愛いです。
とても純粋で魅力的なヒロインですよ。
山や自然への恩恵を忘れてはいけない。
自然破壊と人間の強欲に対するアンチテーゼがテーマとなっている作品だと思いました。全3巻読んでの感想となります。
ツバキが活躍する短編集の構成です。
時代設定は明治から昭和初期でしょうか。
短編集なので読みやすいです。
希望のある短編もあります。
でもとても余韻の悪い短編もあります。
救いのない短編は注意が必要です。
押切先生なので残酷でグロテスクな描写や
ホラー作品のような描写があるので苦手な方はご注意ください。
1巻
ツバキが山を静め山の掟に背く登場人物達と戦う展開が多いです。
この1巻が一番救いのない話が多いかもしれません。余韻の悪い話も多いです。
ツバキの孤独な戦いが展開されます。
2巻
津山事件がモチーフになった作品が収録されています。実際に起きた津山三十人殺しは1938年に起きた事件です。『八墓村』などのモチーフにもなっている凄惨な実話ですね。これはかなり凄惨な描写がある短編なので読者を選びますね。
2巻は山の話より日本の村の因習などが題材となった作品が多く収録されています。
3巻
ツバキがマタギになった父親との過去の短編が収録されています。
これは近代文明と山と自然の共存のテーマの短編が多いです。炭鉱の短編も救いがあります。雪女の少女の短編など切なくても余韻に救いがあります。
またツバキが山で生きていく覚悟を持って完結しています。
孤高で美しいツバキはカッコいいですね!
長文のレビューを読んで頂きありがとうございました。
押切先生のお気に入りのヒロインのツバキの活躍をまた読みたいと思いました。
これだけ自然破壊が進んだ日本でツバキの居場所が難しいからこそ続編を楽しみにしています。
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ツバキ(1) (シリウスコミックス) Kindle版
マタギの少女が撃つは、人か魔か――!! 山に生まれ棲むマタギの少女・椿鬼(ツバキ)。人間たちの醜い所業が山を穢すたび、彼女は村田銃(シロビレ)を手に彼らの前に姿を現す。その瞳に深い哀しみの色を湛えて――。大自然の狭間に生きる人間の業を描く新シリーズ!
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/4/8
- ファイルサイズ109794 KB
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商品の説明
著者について
押切 蓮介
漫画家。東京都出身。
1997年、ヤングマガジン(講談社)にて『マサシ!!うしろだ!!』でデビュー。同誌増刊にて短期連載後、ホラーギャグ『でろでろ』をひっさげてヤングマガジン本誌復帰し、人気を博する。現在は多数の雑誌で活躍中。代表作に、『でろでろ』『ゆうやみ特攻隊』『ミスミソウ』『サユリ』『ツバキ』『ハイスコアガール』『ピコピコ少年』『焔の眼』他多数。
[HP/ブログ]
「カイキドロップ」→ http://www.kinet.or.jp/osikiri/index.htm --このテキストは、comic版に関連付けられています。
漫画家。東京都出身。
1997年、ヤングマガジン(講談社)にて『マサシ!!うしろだ!!』でデビュー。同誌増刊にて短期連載後、ホラーギャグ『でろでろ』をひっさげてヤングマガジン本誌復帰し、人気を博する。現在は多数の雑誌で活躍中。代表作に、『でろでろ』『ゆうやみ特攻隊』『ミスミソウ』『サユリ』『ツバキ』『ハイスコアガール』『ピコピコ少年』『焔の眼』他多数。
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「カイキドロップ」→ http://www.kinet.or.jp/osikiri/index.htm --このテキストは、comic版に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お願いですからぶんか社版の「椿鬼」の1巻(といっても1巻しかない)を再販して欲しいです…
何とか物理で手に入れられましたが、勿論新品で入手することは不可能なので(おそらく絶版)、近所のブックオフに行ったらたまたま見つけまして… Wikipedia で軽く状況を調べた程度ですが…
本作「ツバキ」と僅かに異なり、主人公の方言や口調等に若干の差異があるものの、ホラー的な要素は寧ろ「椿鬼」の方が俄然上と思っています。
特に残虐なシーンは、敢えて分かり難く言えば「ドキュメンタリー映画『東京裁判』における、武満徹氏の音楽」をほうふつとさせる…ストーリーそのものを含めても、それ位には完成度が高いそれだと思っています。
※安心できるポイントも一応あり、単行本の途中、椿鬼のぬりえ原画があったりしておちゃめwww
話は戻りますが、察するに…まぁ『いつもの』出版社間問題…何故ぶんか社→講談社にうまく引き継げなかったのかといった、大人の事情多そうですね… 出来ればそれも含めて4巻構成にして欲しいと常々思うのですが、今日に到るまでそれがなされていない事、大変残念に思います。
(以下ネタバレを含む)
とはいえ、「ツバキ」ではホラー部分は僅かに軽くはなったものの、『過疎地域あるある』な陰湿習慣や、新興宗教論的な…何れにせよ地域的な闇や文化をベースとしたものはもちろん、この後、鉱山や都市部での出来事もあったりする為、良い意味で椿鬼の活動の範囲が広がり、一層楽しめるものになったのも確かです。
また押切蓮介先生自身、次作は出そうと前向きなので(3巻巻末)、一層可愛くなった椿鬼、結末における残忍な描写等々…よりいっそう良くなった次作が出る事を願って止みません。
おまけ)ていうか…なんでハイスコアガールを先にアニメ化したし(それも原作の版権問題が色々アレwww 更にはスクエニ刊からなのか時折ファイナルファンタジーの宣伝と思しき大人の事情的場面があるかもw)
…それってアニメから入った人からこっち系の作品に来た方にとって…壮大なトラップになってしまうのでは…www 押切蓮介先生の商業作品を紐解けば、大半がホライックなのが大半で、ツバキはまだまだそれほどでもないというのに…www
そういう意味でも、バランスの良いツバキをアニメ化してくださいお願いしますwww
何とか物理で手に入れられましたが、勿論新品で入手することは不可能なので(おそらく絶版)、近所のブックオフに行ったらたまたま見つけまして… Wikipedia で軽く状況を調べた程度ですが…
本作「ツバキ」と僅かに異なり、主人公の方言や口調等に若干の差異があるものの、ホラー的な要素は寧ろ「椿鬼」の方が俄然上と思っています。
特に残虐なシーンは、敢えて分かり難く言えば「ドキュメンタリー映画『東京裁判』における、武満徹氏の音楽」をほうふつとさせる…ストーリーそのものを含めても、それ位には完成度が高いそれだと思っています。
※安心できるポイントも一応あり、単行本の途中、椿鬼のぬりえ原画があったりしておちゃめwww
話は戻りますが、察するに…まぁ『いつもの』出版社間問題…何故ぶんか社→講談社にうまく引き継げなかったのかといった、大人の事情多そうですね… 出来ればそれも含めて4巻構成にして欲しいと常々思うのですが、今日に到るまでそれがなされていない事、大変残念に思います。
(以下ネタバレを含む)
とはいえ、「ツバキ」ではホラー部分は僅かに軽くはなったものの、『過疎地域あるある』な陰湿習慣や、新興宗教論的な…何れにせよ地域的な闇や文化をベースとしたものはもちろん、この後、鉱山や都市部での出来事もあったりする為、良い意味で椿鬼の活動の範囲が広がり、一層楽しめるものになったのも確かです。
また押切蓮介先生自身、次作は出そうと前向きなので(3巻巻末)、一層可愛くなった椿鬼、結末における残忍な描写等々…よりいっそう良くなった次作が出る事を願って止みません。
おまけ)ていうか…なんでハイスコアガールを先にアニメ化したし(それも原作の版権問題が色々アレwww 更にはスクエニ刊からなのか時折ファイナルファンタジーの宣伝と思しき大人の事情的場面があるかもw)
…それってアニメから入った人からこっち系の作品に来た方にとって…壮大なトラップになってしまうのでは…www 押切蓮介先生の商業作品を紐解けば、大半がホライックなのが大半で、ツバキはまだまだそれほどでもないというのに…www
そういう意味でも、バランスの良いツバキをアニメ化してくださいお願いしますwww
ベスト1000レビュアー
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マタギの少女椿は山から山へ渡り歩いています。彼女の銃の腕前はすばらしく、命を狩るだけではなく各地で弱者を救う手段としても利用していました。山村で出会う人たちはわずかに善良な者もありますが、大半は愚かで醜い存在ばかりです。強欲で命のありがたみがわからない狩人、自身の欲で風習を変えたロリコン、嫁を欲しがる婆どもが描かれます。...先生が出会った人々の中にはこういった動物もいたのでしょうか?人を襲って生計をたてる集落のお話はすごく怖かったです。
2017年7月29日に日本でレビュー済み
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主人公のツバキは
出会う人々に対し
出来ることなら
穏便に事を済ませようとするが
人という生き物の生き汚さによる
穢れや業が産み出す波乱と激情は
結局のところ避けられない
重たい設定や展開の数々を
これでもかとド直球で投げ込んでくる
作者の押切節が
全面に押し出されている
作者固有の生々しい表現や感性が
読み手に対してビシビシと伝わってくる
大変ガッツと体力を要する作品と言える。
それだけに読み応えがあり
読めば読むほど引き込まれる不思議な作品。
出会う人々に対し
出来ることなら
穏便に事を済ませようとするが
人という生き物の生き汚さによる
穢れや業が産み出す波乱と激情は
結局のところ避けられない
重たい設定や展開の数々を
これでもかとド直球で投げ込んでくる
作者の押切節が
全面に押し出されている
作者固有の生々しい表現や感性が
読み手に対してビシビシと伝わってくる
大変ガッツと体力を要する作品と言える。
それだけに読み応えがあり
読めば読むほど引き込まれる不思議な作品。
ベスト100レビュアー
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流浪の女猟師、椿鬼さんの活躍を描く山岳アクションというかダークファンタジー。
前作の「椿鬼」に比べて少し落ち着いた、むやみに人を殺さないキャラになっています。
撃つべきは人にあらず、人の業。今回もマタギを目指して夢破れる少女とか人身御供にされる
少女とか、最終的に椿鬼が一応のケリはつけるもののやるせない悲劇が多いです。中核の
「一輪花」は負傷した椿鬼自身が窮地(貞操の危機!)に陥る話なのでちょっと趣が違うのと、
彼女を襲うババア軍団がほとんどギャグの域に達しているのでなかなか楽しめます。
椿鬼の4年前の過去話である「咲」は今よりも快活なロリ椿鬼さんが可愛いですが…これも
悲しい結末。
舞台が暗くおぞましい世界であるがゆえに椿鬼の美しさと気高さが際立つ、そんな物語。
前作の「椿鬼」に比べて少し落ち着いた、むやみに人を殺さないキャラになっています。
撃つべきは人にあらず、人の業。今回もマタギを目指して夢破れる少女とか人身御供にされる
少女とか、最終的に椿鬼が一応のケリはつけるもののやるせない悲劇が多いです。中核の
「一輪花」は負傷した椿鬼自身が窮地(貞操の危機!)に陥る話なのでちょっと趣が違うのと、
彼女を襲うババア軍団がほとんどギャグの域に達しているのでなかなか楽しめます。
椿鬼の4年前の過去話である「咲」は今よりも快活なロリ椿鬼さんが可愛いですが…これも
悲しい結末。
舞台が暗くおぞましい世界であるがゆえに椿鬼の美しさと気高さが際立つ、そんな物語。
2011年4月11日に日本でレビュー済み
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『椿鬼』とは別の出版社に移行しての再出発、ということなんでしょうか。
内容が『椿鬼』と被っているのでは…と懸念していたが
全話新作。
『椿鬼』をお持ちの方、必携です。
この『ツバキ』も、『椿鬼』の主人公であったマタギの少女
「椿鬼」が主人公。
背景・設定も全く同じなので、事実上の続編と考えて良いかと思う。
マタギとは言っても、純粋に狩猟で生計を立てているのか
判りかねる不思議な少女ではあるが、今作「ツバキ」では
現在の彼女を形成した過去が少し垣間見られる。
今作も『椿鬼』同様、山に棲む妖や、妖怪以上に面妖な人間と
対峙する。
本来争いや無益な殺生を好まぬ主人公が止むを得ず悲しみながら
人間の欲深さや凄まじい業と果敢に対決する様に惹かれる。
主人公の過去を含め、興味が尽きない。
続巻が待ち遠しい。
内容が『椿鬼』と被っているのでは…と懸念していたが
全話新作。
『椿鬼』をお持ちの方、必携です。
この『ツバキ』も、『椿鬼』の主人公であったマタギの少女
「椿鬼」が主人公。
背景・設定も全く同じなので、事実上の続編と考えて良いかと思う。
マタギとは言っても、純粋に狩猟で生計を立てているのか
判りかねる不思議な少女ではあるが、今作「ツバキ」では
現在の彼女を形成した過去が少し垣間見られる。
今作も『椿鬼』同様、山に棲む妖や、妖怪以上に面妖な人間と
対峙する。
本来争いや無益な殺生を好まぬ主人公が止むを得ず悲しみながら
人間の欲深さや凄まじい業と果敢に対決する様に惹かれる。
主人公の過去を含め、興味が尽きない。
続巻が待ち遠しい。