ネタバレありかもしれません。
最後は冒頭で死んだはずのラファウが出てきたりして、何が何だかわからないです。
「物語冒頭は15世紀、最終章は1468年だから物語が繋がっていない世界の話だ」ってレビューもありましたし、もしそうであればまだ多少の納得はできたかもしれませんが、そもそも15世紀って1401〜1500年のことですから、繋がっていないとする考察は少々無理があります。
「チ」が知と地と血を表すトリプルミーニングだとして、そのまとめ方があの最終話だというのが正直がっかりでした。
地動説という知を、それぞれが流す血を乗り越えて生きながらえさせるといった、1〜2巻のときの熱さ、トキメキは昇華されずに物語が終わってしまいました。
前作「ひゃくえむ」のときにも思いましたが、ストーリーの最後に理屈っぽい抽象論で終わるのが残念です。
いまおもしろいマンガってなに?と聞かれたら、「チ。がおもしろいよ!」って答えていました。
なかには実際に買ってくれた人もいました。
買ってくれた人たちに申し訳ない気持ちです。
途中まではメチャクチャおもしろいけど、最後は期待しないでね、って勧め方しかできなくなりました。
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チ。―地球の運動について―(8) (ビッグコミックス) Kindle版
真理に命を懸けた者達の物語、堂々完結。
「地動説」出版を目前に、審問官達に追い詰められつつも仲間の犠牲により包囲網を抜け出せたドゥラカとシュミット。しかしノヴァクが迫りくる!!
一縷の望みを懸け、ドゥラカ達が向かう先とは。
「真理」に命を懸けた者達の、そして「地動説」の結末は!?
動かせ。歴史を、心を、運命を、――星を。
「地動説」出版を目前に、審問官達に追い詰められつつも仲間の犠牲により包囲網を抜け出せたドゥラカとシュミット。しかしノヴァクが迫りくる!!
一縷の望みを懸け、ドゥラカ達が向かう先とは。
「真理」に命を懸けた者達の、そして「地動説」の結末は!?
動かせ。歴史を、心を、運命を、――星を。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2022/6/30
- ファイルサイズ123813 KB
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
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カスタマーレビュー
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1,277 件のグローバル評価
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第1話では「15世紀」「P王国」だったのが、最終章(題59話)では「1468年 ポーランド王国」になっているので、これって実はつながっていない世界の話だよね。これまでのストーリーがパラレル的な別世界の話で、最終話だけが現実の歴史につながる内容になっている。
明らかにキリスト教なのに、なぜか「C教」と書いていた理由も、別世界であることを示唆するため?
説明不足でわかりにくく感じる読者もいるかも知れないけど、こんなこといちいち説明してたら、安っぽいSF作品みたいになってしまう。
たいした説明もなくしれっと話をつなげてしまうやり方は斬新であり、とてもかっこいいと思った。評価したい。
明らかにキリスト教なのに、なぜか「C教」と書いていた理由も、別世界であることを示唆するため?
説明不足でわかりにくく感じる読者もいるかも知れないけど、こんなこといちいち説明してたら、安っぽいSF作品みたいになってしまう。
たいした説明もなくしれっと話をつなげてしまうやり方は斬新であり、とてもかっこいいと思った。評価したい。
2022年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1巻を読み早々な主人公の退場、世代交代を経ての地動説をめぐる壮大な歴史物語を期待したんだけど
実際は一人のおっさんの半生というこじんまりとした物語で終わってしまった。
それと作者さんの題材に対し常に逃げ腰な姿勢も気になった。
砕けた言い方をすると「怒られたくない」んだなって。
キリスト教をC教としたところもそうだし所々逃げの姿勢が見える。
今巻も作中でキャラに我々は歴史とは何の関係もございませんと宣言させている。
途中から歴史物じゃ無いことは分かってたけど、
キャラに保険としてそのことを言わせたのはガッカリした。
しかも最後にこの空想のキャラたちが実は歴史を動かすきっかけになったんだよ、誰にも知られていないけどね! という美味しい所取りまでしちゃってるのが、おい!ってなってしまった。
実際は一人のおっさんの半生というこじんまりとした物語で終わってしまった。
それと作者さんの題材に対し常に逃げ腰な姿勢も気になった。
砕けた言い方をすると「怒られたくない」んだなって。
キリスト教をC教としたところもそうだし所々逃げの姿勢が見える。
今巻も作中でキャラに我々は歴史とは何の関係もございませんと宣言させている。
途中から歴史物じゃ無いことは分かってたけど、
キャラに保険としてそのことを言わせたのはガッカリした。
しかも最後にこの空想のキャラたちが実は歴史を動かすきっかけになったんだよ、誰にも知られていないけどね! という美味しい所取りまでしちゃってるのが、おい!ってなってしまった。
2022年6月29日に日本でレビュー済み
このレビューは異端なのかなぁ。少しネタバレありです。初期の一二巻はワクワクできたけど、だんだん惰性で買って読む感じになってしまった。
過去キャラの登場や変化が大きな魅力のひとつだと思うんだけど、肝心のキャラの判別がしづらいよーという人は自分だけじゃない、よね?
誰これ?ってシーンの連続だった(笑)
ストーリーが繋がるぞ、リンクしていくぞ〜!という高揚感を期待していたし、そういうシーンなんだろうなというところはあったけど、読み進めるほどに、得られるワクワクが減っていった。
ラファウが生きてる?人を殺す?うーんよくわからん。地動説を教会が肯定する空気づくりが突貫工事だし、地動説否定派担当はノヴァクだけ説も無茶+雑でしょう。史実としても漫画の中でもずっと組織的に描かれてたじゃない。初期にあった「知るって楽しー!解き明かすって楽しー!」って要素がメインなのかなと期待しちゃったけど、作者が描きたかったのは少し違う事だったんだろうかね。
追記。「いやだからラストはパラレルワールド、もしくはここまでオグジーの本説だって。この傑作の高尚さ、さりげなさがが分からんか、、」という向きの排他的+自己陶酔的な声を聞いたんで追記。まずパラレル説の根拠のひとつとして呼称の違いが挙げられるようだけど、c教表記は単にストレート表記を避ける為。初巻のP王国からのラストポーランド表記は、、うーん、ラスト以外のストーリーが基本フィクションだからじゃないのかね。
そして本題。パラレル説なりを考慮して捉え直しても、わけわからんな、という感想は変わらんですよ。低評価つけた人は同意見と思うけど、パラレルだろうがメタだろうが多少破綻していようが、そんなのはどうでも良くって、面白ければいいのよ。ズバリ言ってしまうと訳が分かろうが分かるまいがつまらなかったのです。
ラファウ復活とか小細工使わずに本筋のストーリーで魅せて欲しいし、メタなりパラレルなりブッ込むならブッ込むで世界観壊す以上に引き付けてほしいのよ。自信なさげに煙を巻くようにするのでなく。
「ここでパラレルって斬新!気付きにくく入れてるのもクール!」と言われてもね、、一見書評のようだけど実は「気付いて肯定してるオレもクールじゃね!?」って主張なんだもんな。
「パラレルラファウは謎が残って良い」という賞賛意見もあった。なるほどそう前向きに捉えることもできるかとも思いましたが。でもやっぱり受け入れがたいよ。ラストでトンデモな謎、伏線張られただけでドヤられてもな。このタイミングで張ること自体は誰でもできるでしょう。問題は読了後に読み手が想像のなかでどう回収して着地するかであって、最後だからどんなトンデモを持ってきてもいい訳じゃあないでしょう、自分はイミフでした。
トリッキーな捻りを無駄に入れたかったようにしか見えないんですよね。ノヴァクの妄想で無いほう、殺しを行うパラレルラファウの受け止め方次第で印象が変わるんだろうけど、自分はハテナ?と冷めただけで気持ちよく無かったよ。繰り返しですが面白ければ何でも良いです 泣。全巻通してどうか?と問われたら自分は人には勧められないです。初期は「発見の喜びと世界がひっくり返る興奮」を追体験できたけど3巻以降は物語が地味〜に描写されているだけという感じで暇つぶしにはなれど興奮は無かった。そこに謎のトンデモ展開が出てくるもんだから、、「なんやて!?」て感じ。
今となってはですが、トンデモ展開を起こさずに一巻から始まったリレーの終わりを淡々と描いてくれたならば、つまらんなぁと思いながらもしみじみ愛せたかも、しれない。
過去キャラの登場や変化が大きな魅力のひとつだと思うんだけど、肝心のキャラの判別がしづらいよーという人は自分だけじゃない、よね?
誰これ?ってシーンの連続だった(笑)
ストーリーが繋がるぞ、リンクしていくぞ〜!という高揚感を期待していたし、そういうシーンなんだろうなというところはあったけど、読み進めるほどに、得られるワクワクが減っていった。
ラファウが生きてる?人を殺す?うーんよくわからん。地動説を教会が肯定する空気づくりが突貫工事だし、地動説否定派担当はノヴァクだけ説も無茶+雑でしょう。史実としても漫画の中でもずっと組織的に描かれてたじゃない。初期にあった「知るって楽しー!解き明かすって楽しー!」って要素がメインなのかなと期待しちゃったけど、作者が描きたかったのは少し違う事だったんだろうかね。
追記。「いやだからラストはパラレルワールド、もしくはここまでオグジーの本説だって。この傑作の高尚さ、さりげなさがが分からんか、、」という向きの排他的+自己陶酔的な声を聞いたんで追記。まずパラレル説の根拠のひとつとして呼称の違いが挙げられるようだけど、c教表記は単にストレート表記を避ける為。初巻のP王国からのラストポーランド表記は、、うーん、ラスト以外のストーリーが基本フィクションだからじゃないのかね。
そして本題。パラレル説なりを考慮して捉え直しても、わけわからんな、という感想は変わらんですよ。低評価つけた人は同意見と思うけど、パラレルだろうがメタだろうが多少破綻していようが、そんなのはどうでも良くって、面白ければいいのよ。ズバリ言ってしまうと訳が分かろうが分かるまいがつまらなかったのです。
ラファウ復活とか小細工使わずに本筋のストーリーで魅せて欲しいし、メタなりパラレルなりブッ込むならブッ込むで世界観壊す以上に引き付けてほしいのよ。自信なさげに煙を巻くようにするのでなく。
「ここでパラレルって斬新!気付きにくく入れてるのもクール!」と言われてもね、、一見書評のようだけど実は「気付いて肯定してるオレもクールじゃね!?」って主張なんだもんな。
「パラレルラファウは謎が残って良い」という賞賛意見もあった。なるほどそう前向きに捉えることもできるかとも思いましたが。でもやっぱり受け入れがたいよ。ラストでトンデモな謎、伏線張られただけでドヤられてもな。このタイミングで張ること自体は誰でもできるでしょう。問題は読了後に読み手が想像のなかでどう回収して着地するかであって、最後だからどんなトンデモを持ってきてもいい訳じゃあないでしょう、自分はイミフでした。
トリッキーな捻りを無駄に入れたかったようにしか見えないんですよね。ノヴァクの妄想で無いほう、殺しを行うパラレルラファウの受け止め方次第で印象が変わるんだろうけど、自分はハテナ?と冷めただけで気持ちよく無かったよ。繰り返しですが面白ければ何でも良いです 泣。全巻通してどうか?と問われたら自分は人には勧められないです。初期は「発見の喜びと世界がひっくり返る興奮」を追体験できたけど3巻以降は物語が地味〜に描写されているだけという感じで暇つぶしにはなれど興奮は無かった。そこに謎のトンデモ展開が出てくるもんだから、、「なんやて!?」て感じ。
今となってはですが、トンデモ展開を起こさずに一巻から始まったリレーの終わりを淡々と描いてくれたならば、つまらんなぁと思いながらもしみじみ愛せたかも、しれない。
ベスト500レビュアー
Amazonで購入
この言葉を聞いて反応は大きく2つある。
1つは「ビスマルクはそんなこと言ってないよ」としたり顔でせせら笑う
もう1つは「なぜ経験に学ぶのが愚者なのか?経験に学ぶのは立派なことだろう!」と息巻く
まず、「誰が言ったことなのか」なんてどうでもいいことだ。個人的にはこの日本語訳はビスマルクの本意を捉えた名訳だと思うが、別にビスマルクがこの通りのことを言ったかどうかなんてどうでもいい。
そして「なぜ経験に学ぶのが愚者なのか」は、自分の経験というごくごく限られたものに縛られるのが愚だということだ。
私は幸か不幸かこの作品を実際に読んだのはつい先月であり、とあるセールで1巻から7巻まで読んだのでこれから先の展開をワクワクしながら待っていたが、まさかこの巻で完結とは・・・ちょっと読み終わって茫然としたが、潔いといえば潔い。
おそらくこの構成は最初から決まっていたのだろう。
7巻までだと「真理に至らんとする者を宗教がいかに弾圧してきたか、そして真理の探究はそれでいかにして途絶えずになされたか」という内容だったが、
この作品は「C教正統派」と言っていて「キリスト教正統派」とは確かに書いていない。
実際、この巻での肝心なところは「キリスト教正統派」のものだとは思えない(何しろガリレオ・ガリレイが正式にキリスト教的に名誉を回復したのは1992年のことなのだ)。
そして冒頭の言葉に戻るが、この作品を読んで「自分には直接関係ないな」と思うのはまさしく愚者である。
なぜならば、今まさにこの日本で「マスク真理教」という宗教が猛威を振るっているからである。
一体何のために・どういうご利益があってマスクをするのか?
酷暑日で汗をダラダラかいて、蒸れ蒸れのマスクがどれだけ不衛生か?あまつさえ時々顎までずり下げてそれをまた戻したり、というのを見ると汚さでこちらまで気分が悪くなる。
電力供給が逼迫している中で、ほぼ全ての建物は「入館にはマスク着用」と書いており、館内放送はのべつまくなしに「館内ではマスクの着用を」とがなり立てる。
ちなみにこの宗教が猛威を振るっているのがほぼ日本と中国ぐらいというのがもう絶望的に情けない。
嘘だと思うなら、今ちょうどTVで「ウィンブルドン選手権」をやっているから見てみたらいい。念のために言えばウィンブルドンは「あの」イギリスで行われている。「あの」というのは、人口百万人あたりの新コロ死亡者が日本の10倍以上("worldmeter"で最新2022/06/28のデータを確認)だからである。
選手はもちろん、大会関係者も観客も誰一人マスクなどしていない。
無論、「マスク真理教」はマスクをしていない者をC教正統派のように拷問に掛けたり火刑にしたりはしない。だが「迫害」という点では、そして「デマを信じるな」という言い方で「考えさせない」というところは全く同じである。
「マスク真理教」よりももっと質の悪い宗教については"Our World in Data"を上記の"worldmeter"と併せて「自分の目で見て」確認されたい。
この作品を真に理解することにより、一日も早く醜いマスクが一掃されることを祈念する。
<追記 2022/7/6>
ここ数日で「新規陽性者(相変わらずマスゴミは「感染者」というけど)」が増えたことにより、マスク真理教団がにわかに活気づいているようである。
「気の緩みでマスクをしない不届き者のせいだ!」みたいにね
でも外に出てもマスク率って99%ぐらいだろ 1%でそんなに増えるって凄いね!
根本的に考えがおかしい、ということに気づこう。
なぜ日本・中国以外の国はマスクをはじめとする規制をなくしたのか?
それは「オミクロン株(ステルスオミクロンとやらも含む)など、もはや特別扱いする必要はない」というのが世界の共通認識になってきたということだ。
でもコロナの死亡してますよって?
ただの風邪(common cold)では人は死なないとでも思ってるのかな?
既往症のない老人の一番ポピュラーな死亡というのは「風邪をこじらせて肺炎で死亡」というものだ。
このあたりを理解するには皮肉なことに当の厚生労働省が公表している「人口動態統計」を見ればよい。
日本人が毎年どれだけ死亡していて、その死因は何なのか。
このような基礎データを「自分で」読むことにより、実態は理解できる。
『チ。ー地球の運動についてー』の世界に比べれば、データへのアクセスは禁じられていないんだから実態を理解するのに本来困難はないはずだ。
あとは「C教主流派」のような「感染症専門家」をはじめとする一団の言うことを一旦忘れて自分の目で一次データを読むことができれば呪縛から解放されるのだ。
1つは「ビスマルクはそんなこと言ってないよ」としたり顔でせせら笑う
もう1つは「なぜ経験に学ぶのが愚者なのか?経験に学ぶのは立派なことだろう!」と息巻く
まず、「誰が言ったことなのか」なんてどうでもいいことだ。個人的にはこの日本語訳はビスマルクの本意を捉えた名訳だと思うが、別にビスマルクがこの通りのことを言ったかどうかなんてどうでもいい。
そして「なぜ経験に学ぶのが愚者なのか」は、自分の経験というごくごく限られたものに縛られるのが愚だということだ。
私は幸か不幸かこの作品を実際に読んだのはつい先月であり、とあるセールで1巻から7巻まで読んだのでこれから先の展開をワクワクしながら待っていたが、まさかこの巻で完結とは・・・ちょっと読み終わって茫然としたが、潔いといえば潔い。
おそらくこの構成は最初から決まっていたのだろう。
7巻までだと「真理に至らんとする者を宗教がいかに弾圧してきたか、そして真理の探究はそれでいかにして途絶えずになされたか」という内容だったが、
この作品は「C教正統派」と言っていて「キリスト教正統派」とは確かに書いていない。
実際、この巻での肝心なところは「キリスト教正統派」のものだとは思えない(何しろガリレオ・ガリレイが正式にキリスト教的に名誉を回復したのは1992年のことなのだ)。
そして冒頭の言葉に戻るが、この作品を読んで「自分には直接関係ないな」と思うのはまさしく愚者である。
なぜならば、今まさにこの日本で「マスク真理教」という宗教が猛威を振るっているからである。
一体何のために・どういうご利益があってマスクをするのか?
酷暑日で汗をダラダラかいて、蒸れ蒸れのマスクがどれだけ不衛生か?あまつさえ時々顎までずり下げてそれをまた戻したり、というのを見ると汚さでこちらまで気分が悪くなる。
電力供給が逼迫している中で、ほぼ全ての建物は「入館にはマスク着用」と書いており、館内放送はのべつまくなしに「館内ではマスクの着用を」とがなり立てる。
ちなみにこの宗教が猛威を振るっているのがほぼ日本と中国ぐらいというのがもう絶望的に情けない。
嘘だと思うなら、今ちょうどTVで「ウィンブルドン選手権」をやっているから見てみたらいい。念のために言えばウィンブルドンは「あの」イギリスで行われている。「あの」というのは、人口百万人あたりの新コロ死亡者が日本の10倍以上("worldmeter"で最新2022/06/28のデータを確認)だからである。
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無論、「マスク真理教」はマスクをしていない者をC教正統派のように拷問に掛けたり火刑にしたりはしない。だが「迫害」という点では、そして「デマを信じるな」という言い方で「考えさせない」というところは全く同じである。
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この作品を真に理解することにより、一日も早く醜いマスクが一掃されることを祈念する。
<追記 2022/7/6>
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「気の緩みでマスクをしない不届き者のせいだ!」みたいにね
でも外に出てもマスク率って99%ぐらいだろ 1%でそんなに増えるって凄いね!
根本的に考えがおかしい、ということに気づこう。
なぜ日本・中国以外の国はマスクをはじめとする規制をなくしたのか?
それは「オミクロン株(ステルスオミクロンとやらも含む)など、もはや特別扱いする必要はない」というのが世界の共通認識になってきたということだ。
でもコロナの死亡してますよって?
ただの風邪(common cold)では人は死なないとでも思ってるのかな?
既往症のない老人の一番ポピュラーな死亡というのは「風邪をこじらせて肺炎で死亡」というものだ。
このあたりを理解するには皮肉なことに当の厚生労働省が公表している「人口動態統計」を見ればよい。
日本人が毎年どれだけ死亡していて、その死因は何なのか。
このような基礎データを「自分で」読むことにより、実態は理解できる。
『チ。ー地球の運動についてー』の世界に比べれば、データへのアクセスは禁じられていないんだから実態を理解するのに本来困難はないはずだ。
あとは「C教主流派」のような「感染症専門家」をはじめとする一団の言うことを一旦忘れて自分の目で一次データを読むことができれば呪縛から解放されるのだ。