面白い。引き込まれる。しかし辛い。
一応専攻としてサイエンスを学んだ身としては、知の探求が許されないというC教の暗黒時代には今更ながら怒りのような感情を覚えるものの、さて現代に生きる我々は本当に自由か?とも考えさせられる。DNA操作など禁忌とされる技術は本当に罪なのか?宗教的に縛られていないか?画一的な価値観に縛られていないか?訳知り顔で道徳を語る自分とコルベの何が違うのか?いろいろとが頭をよぎって混乱する。現代の我々もオクジーやヨレンタと何も変わらないのかもしれない。しかしヨレンタ……
チってタイトルもすごいな。デザインもすごい。この作品は欧米人にも読ませたいが、タイトルについては日本人しか通じないな。
こういう作品が今になっても出てくるから、マンガってのはホントたまらんなあ。
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チ。―地球の運動について―(4) (ビッグコミックス) Kindle版
どれだけ絶望すれば、人は救われるのか?
「天動説」の大家・ピャスト伯から研究を託されたバデーニは、「地動説」証明へとさらに没頭する。一方、オクジーは一連の体験を物語として執筆し続けた。それぞれが希望を胸に行動する中、圧倒的絶望が音も立てずに彼らの元へと忍び寄るーーー
眼を塞げ、耳を塞げ、凡庸であれ。それこそが知性に対抗する唯一の手段だ。
「天動説」の大家・ピャスト伯から研究を託されたバデーニは、「地動説」証明へとさらに没頭する。一方、オクジーは一連の体験を物語として執筆し続けた。それぞれが希望を胸に行動する中、圧倒的絶望が音も立てずに彼らの元へと忍び寄るーーー
眼を塞げ、耳を塞げ、凡庸であれ。それこそが知性に対抗する唯一の手段だ。
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2021/6/30
- ファイルサイズ75214 KB
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カスタマーレビュー
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星5つ中の4.8
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年7月2日に日本でレビュー済み
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39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
緊迫感のある映画を観たような気分で、ハラハラしながら読みました。
1巻冒頭の見開きシーンがどうしても頭をよぎり、悲惨な結末を想像してしまいます。
また、心が熱くなるシーンもありました。
ああ…ついに主人公覚醒したなと感じました。二人の男から想いを託された主人公の行動が熱かったです!
信仰に支配された世界へ抗いながら、信念を貫く人たちの物語。
心が動く漫画を読みたい方、信念を貫くキャラクターがスキな方、ヨーロッパ史に興味がある方へオススメしたい作品です!
1巻冒頭の見開きシーンがどうしても頭をよぎり、悲惨な結末を想像してしまいます。
また、心が熱くなるシーンもありました。
ああ…ついに主人公覚醒したなと感じました。二人の男から想いを託された主人公の行動が熱かったです!
信仰に支配された世界へ抗いながら、信念を貫く人たちの物語。
心が動く漫画を読みたい方、信念を貫くキャラクターがスキな方、ヨーロッパ史に興味がある方へオススメしたい作品です!
ベスト100レビュアー
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主人公聖職者と主人公元代闘人、主人公女性はそれぞれ現代日本の若者のうち、できる男性、あまりできない男性、女性の戯画だ。本巻では3人が揃って協働・努力しそれぞれに変容していく。そして主人公聖職者は地動説における軌道は楕円軌道であることに到達し、主人公元代闘人は命をかけて主人公聖職者を逃がそうとする。そして主人公女性の親子葛藤が明らかになる。
これはある意味で「物語」の王道である。「物語」に「」がついてしまうのはつい「物語批判」という語が頭をかすめてしまうからだ。その上でC教世界は日本における紋切り型的な「全体主義」表現の王道である。共産主義や「宗教的信念」に対する平均的日本人の嫌悪感をそのまま表現していると言って良いのではないか。この嫌悪感は世間=みんなの総意」以外に超越的価値を認めない日本社会の主流的イデオロギーに由来するだろう。世間真理教と言っても良いだろう。このように本作品は俗情と結託しながら物語として王道をゆく。その上で、我々が日常感じる矛盾や葛藤が暗喩として描かれる。そりゃ話題になるわけだが、それだけに留まらないのが次巻か。
これはある意味で「物語」の王道である。「物語」に「」がついてしまうのはつい「物語批判」という語が頭をかすめてしまうからだ。その上でC教世界は日本における紋切り型的な「全体主義」表現の王道である。共産主義や「宗教的信念」に対する平均的日本人の嫌悪感をそのまま表現していると言って良いのではないか。この嫌悪感は世間=みんなの総意」以外に超越的価値を認めない日本社会の主流的イデオロギーに由来するだろう。世間真理教と言っても良いだろう。このように本作品は俗情と結託しながら物語として王道をゆく。その上で、我々が日常感じる矛盾や葛藤が暗喩として描かれる。そりゃ話題になるわけだが、それだけに留まらないのが次巻か。
2021年7月2日に日本でレビュー済み
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最近、好きだった漫画もだいたい完結したり、中だるみでつまらなくなってきて「そろそろマンガ読むのもつらいなー」と思ってたけど、本作は今のところ、巻を重ねるごとに、加速度的に面白さが増している。この作者は、ヒャクエムの時から、人物のスポットライトの当て方と会話の組み立て・言葉選びに卓越したセンスを見せつけていたけど、本作ではそれに加えて、ドラマ作りのうまさが際立っている。そのせいか、本巻では、読みながら、先が知りたくて早くページをめくりたい気持ちと、先を知るのが怖くてページをめくるのをためらう気持ちとが自分の中でせめぎ合って、脳の中に名伏しがたい恍惚感が駆け巡るのを感じた。久しぶりに愉しい読書体験だった。
2021年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地動説についての漫画ですが、様々な『チ』(血、知、地、治…等々)も同時に扱っている本書。
絵やコマ割りは気になる部分もありますが、そんなことより圧倒的な面白さ!!
「不正解は無意味を意味しない」
「この世は最低と言うには魅力的すぎる」
「文字はまるで奇跡ですよ」
「夢っていうのがあるととりあえず一週間くらいは悲劇に耐えられる気がする」
「間違いを永遠の正解だと信じ込むよりマシ」
名言も盛りだくさんで、託される人の『想い』に感動します。
続きはよ!!
絵やコマ割りは気になる部分もありますが、そんなことより圧倒的な面白さ!!
「不正解は無意味を意味しない」
「この世は最低と言うには魅力的すぎる」
「文字はまるで奇跡ですよ」
「夢っていうのがあるととりあえず一週間くらいは悲劇に耐えられる気がする」
「間違いを永遠の正解だと信じ込むよりマシ」
名言も盛りだくさんで、託される人の『想い』に感動します。
続きはよ!!
2021年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やたらと評判のようなので4巻まで読んでみた。
舞台が中世だとか天動説が主流の時代に地動説を唱えるとかテーマは非常に興味深い。
だが肝心の中身はお世辞にも大したことなくて拍子抜け。
まず絵が下手。一見リアル寄りなのかと思いきやギャグ漫画のような崩れた雑なコマもあり、漫画全体にいまいち統一性が無い。背景も白いコマが目立つし建物などもすごく細かく描いてるシーンもあればものすごく雑なところもあり、その落差に少しガッカリした。コマ割りや構図もまだまだ未熟。テーマ同様もっとダイナミックに描いてほしかった。
それとこの漫画の売りらしい「熱」とやらについてだが、5,6ページに一度くらいの頻度で出てくる大コマを使った登場人物たちのキメ顔でのドヤ台詞シーン。作者がここが感動ポイントですよ~!と言わんばかりに登場人物に「それっぽい台詞」を無理矢理に言わせてる感が強くてなんか共感出来ないし「熱」も冷める。たまに出てくるならいいんだけど何度も何度も同じようなパターンでしつこくて飽きる。
ストーリー的にはノヴァクの娘が実は...とか主人公たちの運命やいかに!?といよいよ佳境に迫ってきているのでまったく面白くないわけではないし続きは気になるが...なんにせよ作者の「熱」がこれ以上空回りしないことを祈る。
舞台が中世だとか天動説が主流の時代に地動説を唱えるとかテーマは非常に興味深い。
だが肝心の中身はお世辞にも大したことなくて拍子抜け。
まず絵が下手。一見リアル寄りなのかと思いきやギャグ漫画のような崩れた雑なコマもあり、漫画全体にいまいち統一性が無い。背景も白いコマが目立つし建物などもすごく細かく描いてるシーンもあればものすごく雑なところもあり、その落差に少しガッカリした。コマ割りや構図もまだまだ未熟。テーマ同様もっとダイナミックに描いてほしかった。
それとこの漫画の売りらしい「熱」とやらについてだが、5,6ページに一度くらいの頻度で出てくる大コマを使った登場人物たちのキメ顔でのドヤ台詞シーン。作者がここが感動ポイントですよ~!と言わんばかりに登場人物に「それっぽい台詞」を無理矢理に言わせてる感が強くてなんか共感出来ないし「熱」も冷める。たまに出てくるならいいんだけど何度も何度も同じようなパターンでしつこくて飽きる。
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