1巻からずーっと明るく元気に楽しく!と太陽のごとく踊って来た潤平だが、同時に彼の中にはバレエのために生まれてバレエのために生きている流鶯の衝撃が消せないでいる。そして、その「オレは流鶯に勝てない」を乗り越える局面が別方向からやってきた。
しかし壁への向き合い方があくまで等身大。小さい頃かたバレエが好きだったのに父親をガッカリさせたくなくて秘密にしたこと、まったく面白くない映画をお愛想で見ていたこと、無理矢理に「いいとこもあったよ」と納得していたこと、そう、潤平はお調子者だけど基本的にみんな仲良く誰も傷つけたくないいいやつなんだ。でも「いいやつ」でいるために笑顔の裏に隠してきたモヤモヤがある。思春期なら誰もが感じるような嫉妬や薄汚い感情、でも大人になったら消化できるはずのものと正面から向き合いはじめる。
さらに巻末では気になる彼も顔見せして、いいところで終わる。はたして16巻はどうなるのか!?
話は変わって中村先生はいい指導者だ。岩井先生も生方先生もすごい人だ。でも子供の指導者としては中村先生みたいな人は必要だよなあ。生徒を信じて、正しい方向に導いて、でも生徒がマジになったら馬鹿みたいなことでも一緒になって支えてくれる、良いキャラだ。
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ダンス・ダンス・ダンスール(15) (ビッグコミックス) Kindle版
魂ヒリつくドラマチック・バレエ・ロマン!
YAGP(ユースアメリカグランプリ)本選へ向けレッスンに励む潤平。
しかし、岩井先生に「自分が舞台に立つ理由」を
問われるも答えられず、
それを突き詰めようとする余り
踊れなくなってしまう。
果たして潤平は答えを見つけることができるのか…
かつてない重圧を背負ったまま、
いざ決戦の地、N・Yへ!!
YAGP(ユースアメリカグランプリ)本選へ向けレッスンに励む潤平。
しかし、岩井先生に「自分が舞台に立つ理由」を
問われるも答えられず、
それを突き詰めようとする余り
踊れなくなってしまう。
果たして潤平は答えを見つけることができるのか…
かつてない重圧を背負ったまま、
いざ決戦の地、N・Yへ!!
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2019/12/12
- ファイルサイズ54144 KB
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カスタマーレビュー
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ベスト50レビュアー
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ベスト500レビュアーVINEメンバー
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コンテンポラリーでナカナカ良い踊り!・・・と悦に入った潤平を奈落に落とす座頭市先生><。
自分に足りないもの、カザフスタンのライバル(サシュコー・エレメント)や流鶯にあって自分にないもの?
happyダンサー潤平が自分の中の暗闇と向き合う苦しさが見事に描かれています。
大好きだった父が映画監督としては二流で終ったこと、母子家庭でも明るい家庭を演出するために?
潤平が封印していた不安、過渡期の青年なら誰でもが持つであろう不安に真っ向から★
そしてそして!必ず登場するであろうと期待していたブランコがとうとう登場✨
太陽のごとき伊達男だった彼が脚切断というダンサー生命の死を意味する逆境から
サシュくんの陣営?経由で潤平とどう関わっていくのか!?
あああ、次巻が待ち遠しすぎる!!!
自分に足りないもの、カザフスタンのライバル(サシュコー・エレメント)や流鶯にあって自分にないもの?
happyダンサー潤平が自分の中の暗闇と向き合う苦しさが見事に描かれています。
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そしてそして!必ず登場するであろうと期待していたブランコがとうとう登場✨
太陽のごとき伊達男だった彼が脚切断というダンサー生命の死を意味する逆境から
サシュくんの陣営?経由で潤平とどう関わっていくのか!?
あああ、次巻が待ち遠しすぎる!!!
2019年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1ページ毎に、ひきこまれて、同じコマを何度も何度も読みます。じっくり慎重に丁寧に、そこに描かれていることを味わう他ありません。読み終わりたくなくて…めくるのがもったいなくて、そんな漫画です。紙媒体でも買おうと思います。本当に、素晴らしい。
ベスト100レビュアー
本巻は前巻に引き続きYAGP本選への準備から本番始まりまでが描かれる。これまで本作品はバレエの伝統と形式の重みと主人公個人の天才性の葛藤を軸に展開してきた。しかし主人公が脇役にまわった感のある眠り姫オーディション編までで、そういう葛藤はだいたい止揚されてしまった。ここで物語が失速しないところが本作品の強みだ。YAGP本選におけるコンテンポラリーの発表に関して本巻では描かれるのは表現行為と表現者個体の葛藤である。。ここで振付師老大家やバンダナ先生の人生の物語も閃光を放ちつつ主人公は試行錯誤・右往左往するわけだ。しかしこういう話を年取ってから読むと主人公が劣等感を抱く前年優勝者の人生のわかりやすく数奇な物語も、主人公自身が希薄と思ってしまう自分の人生の(実は天才ゆえに結構やっかいな)物語も、その世間的幸福度が大きく違っていたとしても有限の「物語」であることに関しては同等で、これは例えば1センチメートルの線分も1キロメートルの線分も初めと終わりがある線分であることにおいて同等であるということに似ている。しかし物語と線分が違っているのは、物語にはそれを産生する「表現者個体」があり、「表現者個体」を言い換えて「人間存在」が「表現しようと動機付けられている」ことである。回りくどく偉そうに述べてしまったが、前年優勝の彼も主人公も「生きていて表現しようとする人間」であることに変わりはないということだ。これは原罪とか一切衆生悉有仏性みたいな話とも繋がるかもしれない。そう思って読んでいたらバンダナ先生がそのものズバリ言ってくれてしまった。ここまで抽象的なもったいぶった表現でごまかしてきておいてこれをここで書いてしまうとひどいネタバレになってしまうのかもしれないが、書かずにおれない。
引用 全身全霊で魂を燃やしきるためだ…! 生きる、豊かさを…愛をもって伝えるためだ…!‼︎
これは表現者としての作者の地声でもあるだろう。あらゆる(芸術的)表現の拠って立つ所がここにある。もっと広く解釈すればやはりなんらかの生業(いわゆる稼働的労働に限定しない。例えば「価値生産労働」)に携わる私たち自身にも反響するはずだ。主人公の「表現」を受け取ったバンダナ先生が自分の人生垣間見ちゃったように。あらゆる(芸術的)表現の存在意義がここにある。筆者が知らないだけで、こういうことを表現し得た漫画作品は他にもあるのかもしれないが、バレエという重みのある世界をモチーフにこのような表現がなされ、それを享受できたことを喜びたい。
これだけハードルを上げたところでの「表現されたもの」を連載では読んでしまったのだけれど、次巻でまたまとめて読めるのが楽しみ。
引用 全身全霊で魂を燃やしきるためだ…! 生きる、豊かさを…愛をもって伝えるためだ…!‼︎
これは表現者としての作者の地声でもあるだろう。あらゆる(芸術的)表現の拠って立つ所がここにある。もっと広く解釈すればやはりなんらかの生業(いわゆる稼働的労働に限定しない。例えば「価値生産労働」)に携わる私たち自身にも反響するはずだ。主人公の「表現」を受け取ったバンダナ先生が自分の人生垣間見ちゃったように。あらゆる(芸術的)表現の存在意義がここにある。筆者が知らないだけで、こういうことを表現し得た漫画作品は他にもあるのかもしれないが、バレエという重みのある世界をモチーフにこのような表現がなされ、それを享受できたことを喜びたい。
これだけハードルを上げたところでの「表現されたもの」を連載では読んでしまったのだけれど、次巻でまたまとめて読めるのが楽しみ。
2019年12月14日に日本でレビュー済み
この作者のティーンを主人公に据えた作品はどれも好きですが、この連載が一番好きです。
今回の巻も圧巻でした。
もう5回くらい通しで読みましたが、読み返すたびに前に気が付かなかったところ、実はこうなんじゃないかとか、どんどん想像と心が膨らんで、そして登場人物それぞれの葛藤、人生。
本当に何度読んでも涙がボロボロと出ます。
「芸術というものは、心病む者には救いになり、心健やかな者には問題提起になる。」という岩井先生セリフそのままの本作。
アートとは、表現とは何か。
常にそれに真摯に向き合って書いてきたジョージ朝倉氏ならではの表現が胸に迫ります。
それにしても、潤平はここまでこの年で来てしまって、作者もここまで書いてしまって、でも、まだまだ更に先に展開があるように見えます…。
作者がどこをゴールに見据えて物語を展開しているのか、王道なのに全く先が見えない常識外れの面白さ。恐るべし。
ああ、ただただ、続きが楽しみです。
今回の巻も圧巻でした。
もう5回くらい通しで読みましたが、読み返すたびに前に気が付かなかったところ、実はこうなんじゃないかとか、どんどん想像と心が膨らんで、そして登場人物それぞれの葛藤、人生。
本当に何度読んでも涙がボロボロと出ます。
「芸術というものは、心病む者には救いになり、心健やかな者には問題提起になる。」という岩井先生セリフそのままの本作。
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それにしても、潤平はここまでこの年で来てしまって、作者もここまで書いてしまって、でも、まだまだ更に先に展開があるように見えます…。
作者がどこをゴールに見据えて物語を展開しているのか、王道なのに全く先が見えない常識外れの面白さ。恐るべし。
ああ、ただただ、続きが楽しみです。