単純にコンシェルジュのシリーズがず~っと好きだったのでこれで
終わってしまうのが凄く悲しいです。介護と言う扱いが難しい題材
だったのでもう少し続けて貰えればより良い話が書けたのではと
残念でしかた有りません。藤栄先生の次回作に期待しつつ今までの
感謝をこめて・・
コンシェルジュインペリアル 7巻 (ゼノンコミックス) Kindle版
藤栄道彦
(著)
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言語日本語
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出版社コアミックス
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発売日2017/11/20
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ファイルサイズ116481 KB
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商品の説明
著者について
■藤栄道彦・・・・・・「週刊コミックバンチ」にて「コンシェルジュ」、「月刊コミックゼノン」にて「コンシェルジュプラチナム」を執筆。コンシェルジュシリーズは連載10年を超える人気作に。現在は、月刊コミックゼノンにて「コンシェルジュインペリアル」、月刊コミック@バンチにて隔月掲載「最後のレストラン」を連載中。
■いしぜきひでゆき・・・・・・漫画原作者、シナリオライターとして活躍。『コンシェルジュ』シリーズを始め、『バイオハザード』『ゼルダの伝説』など有名ゲームタイトルにも携わっている。劇画村塾出身。現、大阪電気通信大学デジタルアート・アニメーション学科教授。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
■いしぜきひでゆき・・・・・・漫画原作者、シナリオライターとして活躍。『コンシェルジュ』シリーズを始め、『バイオハザード』『ゼルダの伝説』など有名ゲームタイトルにも携わっている。劇画村塾出身。現、大阪電気通信大学デジタルアート・アニメーション学科教授。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
7 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長きにわたって連載されてたコンシェルジュシリーズ。
たまにコンシェルジュの過去のメンバーが出てきたりして面白かったんだが、介護ってさすがに重たいテーマだからかなぁ。読んでても結構辛かった。
でも、最終話の政府や行政による忖度があったのかなかったのかの話は、今のモリカケ問題と通じるとこがあってニヤリとしてしまった。
問題提起した民進党も、煽った朝日新聞も毎日新聞も、それにつられた国民も、結局何がどうなってって、何が問題で、どこに落とし所があるのかわからないまま騒ぐしかないってことが、この最終巻では描かれてる。
この作者はコンシェルジュインペリアルの最終巻でも、原発問題のことをさらっと描いていた。
すごいなぁ。
ぜひいつかこのコンシェルジュシリーズの続きを書いて欲しいな
たまにコンシェルジュの過去のメンバーが出てきたりして面白かったんだが、介護ってさすがに重たいテーマだからかなぁ。読んでても結構辛かった。
でも、最終話の政府や行政による忖度があったのかなかったのかの話は、今のモリカケ問題と通じるとこがあってニヤリとしてしまった。
問題提起した民進党も、煽った朝日新聞も毎日新聞も、それにつられた国民も、結局何がどうなってって、何が問題で、どこに落とし所があるのかわからないまま騒ぐしかないってことが、この最終巻では描かれてる。
この作者はコンシェルジュインペリアルの最終巻でも、原発問題のことをさらっと描いていた。
すごいなぁ。
ぜひいつかこのコンシェルジュシリーズの続きを書いて欲しいな
2017年11月21日に日本でレビュー済み
まず、時事ネタをかなり風刺強めに使っているため、
読む人をある程度選ぶ内容です。
まあ、この作者さんは割とメッセージを込める作風ですね。
ずっと追っていたシリーズであり、それなりに綺麗にまとまってますが、
もしかして打ち切りなのかな、少し駆け足での複線、もしくはネタ回収という感もありました。
でも、最終巻として納得の出来になっており、満足です。
長期間のシリーズ、お疲れ様でした。
作者のコメントを見る限りでは一応、コンシェルジュ最終作ということのようですが、
作りがいつでも続きをやれるタイプのものですので、その辺りも期待しつつ。
個人的には二部が一番好きでしたので、彼のその後もまた見たいとか思っております。
読む人をある程度選ぶ内容です。
まあ、この作者さんは割とメッセージを込める作風ですね。
ずっと追っていたシリーズであり、それなりに綺麗にまとまってますが、
もしかして打ち切りなのかな、少し駆け足での複線、もしくはネタ回収という感もありました。
でも、最終巻として納得の出来になっており、満足です。
長期間のシリーズ、お疲れ様でした。
作者のコメントを見る限りでは一応、コンシェルジュ最終作ということのようですが、
作りがいつでも続きをやれるタイプのものですので、その辺りも期待しつつ。
個人的には二部が一番好きでしたので、彼のその後もまた見たいとか思っております。
2018年2月4日に日本でレビュー済み
この巻は、「コンシェルジュ」シリーズの最終巻と書かれています。
2011年のNY同時多発テロに巻き込まれた優菜ちゃんが、「コンシェルジュ」の
最終回で感動の再開を果たし、日本で就職した先が介護の現場!
という設定なのですが、世の中の世相を反映したストーリーが多いこのシリーズ。
老いという人間が避けられないテーマの中で、優菜ちゃんの人間的な成長が
ちゃんと描かれていて、最後まで読み切ることができてよかったです。
将来の介護サービスは、人間が行う高度な(コストのかかる)サービスと、ロボットの
介助を前提とした一般的なサービスに分かれていくとしているこのシリーズ。
実験的取り組みである「NIC」をコントロールタワーにする介助ロボットと見回りロボット
が随所に登場します。
NIC自体も自立したAiを持つロボットカーという位置づけなので、日本語が不慣れな優菜ちゃんを
サポートしつつ、掛け合い漫才もする大事な存在でした。
(今巻では口笛で呼ばれたりもしています)
巻数が続いたことでNICも増車(増機)され、ベースデザインモデルのスバルXVのモデルチェンジに
合わせて二号機、三号機のデザインも新型相当に進化していました。
優菜ちゃんも、最初は日本語がうまくできないから看護士をあきらめて介護士を目指すと言っていたのに
今巻では介護に役立つから看護士の資格を取得したいと言い出すなど、将来が楽しみになっています。
このシリーズが理想としている健幸都市構想がどれだけ現実社会に近づくのか、御子神社長と十津川さん
の関係に進展はあるのか、気になる点は沢山ありますが、外伝や次シリーズの有無と合わせて期待したい
と思います。
2011年のNY同時多発テロに巻き込まれた優菜ちゃんが、「コンシェルジュ」の
最終回で感動の再開を果たし、日本で就職した先が介護の現場!
という設定なのですが、世の中の世相を反映したストーリーが多いこのシリーズ。
老いという人間が避けられないテーマの中で、優菜ちゃんの人間的な成長が
ちゃんと描かれていて、最後まで読み切ることができてよかったです。
将来の介護サービスは、人間が行う高度な(コストのかかる)サービスと、ロボットの
介助を前提とした一般的なサービスに分かれていくとしているこのシリーズ。
実験的取り組みである「NIC」をコントロールタワーにする介助ロボットと見回りロボット
が随所に登場します。
NIC自体も自立したAiを持つロボットカーという位置づけなので、日本語が不慣れな優菜ちゃんを
サポートしつつ、掛け合い漫才もする大事な存在でした。
(今巻では口笛で呼ばれたりもしています)
巻数が続いたことでNICも増車(増機)され、ベースデザインモデルのスバルXVのモデルチェンジに
合わせて二号機、三号機のデザインも新型相当に進化していました。
優菜ちゃんも、最初は日本語がうまくできないから看護士をあきらめて介護士を目指すと言っていたのに
今巻では介護に役立つから看護士の資格を取得したいと言い出すなど、将来が楽しみになっています。
このシリーズが理想としている健幸都市構想がどれだけ現実社会に近づくのか、御子神社長と十津川さん
の関係に進展はあるのか、気になる点は沢山ありますが、外伝や次シリーズの有無と合わせて期待したい
と思います。
2017年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インペリアル1巻にて率直な意見を書いた所、あれやこれやと返信をもらいまして、炎上するのもあほらしいので放っておきました。
そして最終巻、全巻購入して読ましていただきました。さすがに漫画だけあってなるべく面白く綺麗にしてはありますが、やはり題材が老齢介護、どうあがいても暗いテーマに違いはありません。誰もが考えたくもないが、否が応でも訪れる老いという現実、1巻のレビューで自分には要介護5の父がいると書きました。この漫画が連載中に亡くなりました。正直ほっとしています。ただそれだけです。成長も何もありません。回避できるならしたかったが他にできる者がいなくてしょうがなくやっただけの事です。そんな世界です。作者も巻末で語っていたように、同じシリーズで書いていると伸びしろも無くなってくるのもしょうがないと思います。しかしあえてもう一度、扱った題材が悪かった。
好きな漫画家さんなので、是非とも次は別の形で新作を期待しています。
そして最終巻、全巻購入して読ましていただきました。さすがに漫画だけあってなるべく面白く綺麗にしてはありますが、やはり題材が老齢介護、どうあがいても暗いテーマに違いはありません。誰もが考えたくもないが、否が応でも訪れる老いという現実、1巻のレビューで自分には要介護5の父がいると書きました。この漫画が連載中に亡くなりました。正直ほっとしています。ただそれだけです。成長も何もありません。回避できるならしたかったが他にできる者がいなくてしょうがなくやっただけの事です。そんな世界です。作者も巻末で語っていたように、同じシリーズで書いていると伸びしろも無くなってくるのもしょうがないと思います。しかしあえてもう一度、扱った題材が悪かった。
好きな漫画家さんなので、是非とも次は別の形で新作を期待しています。
2018年8月24日に日本でレビュー済み
この最終巻ではモリカケ騒動で騒いでいた人達を揶揄するような政治ネタが漫画の中に盛り込まれています。
この最終巻収録分が描かれたのは2017年だし、コミック自体も2017年に出たので、今現在の世間一般のモリカケ問題に対する認識とはかなり大きなズレが出てしまい、藤栄道彦先生の人生の最大の汚点となった「雷句誠騒動」の時ほどではないけど、結果としてまた一つ消せない残念な汚点となってしまった感じです。
2017年段階ならば、モリカケ問題は「マスコミや左翼が騒いでいるだけ」と思う人もわりと多かったし、実際の世論調査でもモリカケ問題の首相関与を怪しいと思った人は50%行くかどうかみたいな感じでした。
でも、このコミックが出てしばらく経った2018年の二月になって、森友学園問題については急に証拠となるような資料がいくつも出てきてしまい、加計学園問題も行政が残していた面会記録に関する証拠が見つかって疑惑が深まる状態、さらに佐川のいかにも嘘くさい国会答弁や、意地でも第三者による調査を拒否し続ける政府の不自然な姿勢などから、多くの人は「モリカケ問題は怪しい」と感じる人が圧倒的な多数派になってしまいました。
7月に行われた各種マスコミ調査でも、さらにこれを書いてるこの8月に行われた調査でも、「モリカケ問題での関係者や政府の説明で納得するか?」では、多くのマスコミ調査で実に8割くらいの国民が「到底納得できない」と回答している有様です。「納得した」はものすごく少数派でした。
(8月のNHKの世論調査で75%、JNNの世論調査で82%、毎日放送では75%、他の調査でも軒並み8割近くの人が「納得できない」と回答し、「納得できた」と回答したのは一割ちょっとだけ)
まぁ、あのいかにも嘘くさい佐川の証言や、加計学園理事長の「まるで子供が慌てて思いついたようなばればれの嘘」を信じる人はさすがに少数派という事でしょう。あれに騙されるような人は、将来簡単に振り込め詐欺にひっかかるような脳みそからっぽの人だと思います。
最後のレストランでも時々政治ネタを盛り込むのですが、それが国民の多くの認識とあってる場合はともかく、逆に多くの国民の認識とはズレた内容となっていた場合、作品や作者のイメージが悪くなって、今後出すコミックの売り上げも落ちていくだけなので、漫画の中で政治的なネタを盛り込むのは今後の作品ではもうやめておいた方がいいと思います。
モリカケ問題についても、もしこのコミックが色々な証拠資料が出てきた今年2月以降に出版だった場合は内容を修正してなんとか汚点とはならないで済んだとは思うのですが。
コンシェルジュは一作目が特に好きなシリーズだったのでプラチナム、そしてこのインペリアルと追いかけてきました。
(多分他のレビュワーの方にもそういう人が多いかも?)
しかし、いしぜきひでゆきさんがストーリーを担当されていた初代コンシェルジュ時代はキャラもストーリーも実に魅力的で、「何度も読み返したい」と思うようなストーリーだったり、キャラも「キャラが増えたり、回を増すごとにそれぞれのキャラの魅力が増していく」という本当に素晴らしい作品でした。
しかしプラチナムになってストーリーやキャラは藤栄先生が考えるようになってから大幅にパワーダウンし、初代コンシェルジュほど読み返したいようなストーリーや魅力あるキャラになっているとは言い難く、またこのインペリアルも「介護」というテーマ自体は個人的に悪くないと思いましたが、やはりキャラやストーリーの質に疑問を抱くような出来合いのまま、結局コミックもそれほど売れなかったのか終了となってしまいました。
(時々考えさせられる話もあって、全てのエピソードが駄目とは思わないですが)
最後のレストランも、一応掲載誌で全ての話を読んでいますが、多くの話が一度読むだけで十分で「何度も読み返したい」と思うような内容にはなっていません。
政治的なネタを盛り込むのに無駄な時間を使う暇があるなら、ストーリーやキャラクターの質を上げる事に全精力を傾けた方が良いと思います。
先生のブログを見ると、「必死に働いているのに生活が苦しい」みたいな事を書いていますが、売れるコミックというのは、キャラに強烈な魅力があるとか、ストーリーが本当に何度も読み返したくなるほど素晴らしいとか、そういう要素があります。
コンシェルジュも初代はそういう要素があり、実際に初代がそこそこ売れたからこそシリーズでは累計で120万部を突破(この数字の多くは初代の全21巻が占めている)したのですが、プラチナム以降キャラの魅力もストーリーの読み応えもガクンと落ち込んだため、結局コミックの売れ行きも落ち込んでいき、不人気でこのインペリアルは10巻届かずに終了となってしまったと思います。
「まったくキャラの魅力が微塵もない」とか「ストーリーが全然つまらない」というほどひどくはないものの、他の人気漫画と比べてやはりキャラの魅力が欠け、プラチナム以降はストーリーも「一回読むだけで十分」みたいな内容になってしまっている回が多いので、そういう箇所をきちんと改善していかないとやはりコミックの売れ行きは今まで通り、むしろ近年はどの作品もコミックの売れ行きが落ち込んでいってるので、今まで通りどころか先細りとなっていくと思います。
この最終巻収録分が描かれたのは2017年だし、コミック自体も2017年に出たので、今現在の世間一般のモリカケ問題に対する認識とはかなり大きなズレが出てしまい、藤栄道彦先生の人生の最大の汚点となった「雷句誠騒動」の時ほどではないけど、結果としてまた一つ消せない残念な汚点となってしまった感じです。
2017年段階ならば、モリカケ問題は「マスコミや左翼が騒いでいるだけ」と思う人もわりと多かったし、実際の世論調査でもモリカケ問題の首相関与を怪しいと思った人は50%行くかどうかみたいな感じでした。
でも、このコミックが出てしばらく経った2018年の二月になって、森友学園問題については急に証拠となるような資料がいくつも出てきてしまい、加計学園問題も行政が残していた面会記録に関する証拠が見つかって疑惑が深まる状態、さらに佐川のいかにも嘘くさい国会答弁や、意地でも第三者による調査を拒否し続ける政府の不自然な姿勢などから、多くの人は「モリカケ問題は怪しい」と感じる人が圧倒的な多数派になってしまいました。
7月に行われた各種マスコミ調査でも、さらにこれを書いてるこの8月に行われた調査でも、「モリカケ問題での関係者や政府の説明で納得するか?」では、多くのマスコミ調査で実に8割くらいの国民が「到底納得できない」と回答している有様です。「納得した」はものすごく少数派でした。
(8月のNHKの世論調査で75%、JNNの世論調査で82%、毎日放送では75%、他の調査でも軒並み8割近くの人が「納得できない」と回答し、「納得できた」と回答したのは一割ちょっとだけ)
まぁ、あのいかにも嘘くさい佐川の証言や、加計学園理事長の「まるで子供が慌てて思いついたようなばればれの嘘」を信じる人はさすがに少数派という事でしょう。あれに騙されるような人は、将来簡単に振り込め詐欺にひっかかるような脳みそからっぽの人だと思います。
最後のレストランでも時々政治ネタを盛り込むのですが、それが国民の多くの認識とあってる場合はともかく、逆に多くの国民の認識とはズレた内容となっていた場合、作品や作者のイメージが悪くなって、今後出すコミックの売り上げも落ちていくだけなので、漫画の中で政治的なネタを盛り込むのは今後の作品ではもうやめておいた方がいいと思います。
モリカケ問題についても、もしこのコミックが色々な証拠資料が出てきた今年2月以降に出版だった場合は内容を修正してなんとか汚点とはならないで済んだとは思うのですが。
コンシェルジュは一作目が特に好きなシリーズだったのでプラチナム、そしてこのインペリアルと追いかけてきました。
(多分他のレビュワーの方にもそういう人が多いかも?)
しかし、いしぜきひでゆきさんがストーリーを担当されていた初代コンシェルジュ時代はキャラもストーリーも実に魅力的で、「何度も読み返したい」と思うようなストーリーだったり、キャラも「キャラが増えたり、回を増すごとにそれぞれのキャラの魅力が増していく」という本当に素晴らしい作品でした。
しかしプラチナムになってストーリーやキャラは藤栄先生が考えるようになってから大幅にパワーダウンし、初代コンシェルジュほど読み返したいようなストーリーや魅力あるキャラになっているとは言い難く、またこのインペリアルも「介護」というテーマ自体は個人的に悪くないと思いましたが、やはりキャラやストーリーの質に疑問を抱くような出来合いのまま、結局コミックもそれほど売れなかったのか終了となってしまいました。
(時々考えさせられる話もあって、全てのエピソードが駄目とは思わないですが)
最後のレストランも、一応掲載誌で全ての話を読んでいますが、多くの話が一度読むだけで十分で「何度も読み返したい」と思うような内容にはなっていません。
政治的なネタを盛り込むのに無駄な時間を使う暇があるなら、ストーリーやキャラクターの質を上げる事に全精力を傾けた方が良いと思います。
先生のブログを見ると、「必死に働いているのに生活が苦しい」みたいな事を書いていますが、売れるコミックというのは、キャラに強烈な魅力があるとか、ストーリーが本当に何度も読み返したくなるほど素晴らしいとか、そういう要素があります。
コンシェルジュも初代はそういう要素があり、実際に初代がそこそこ売れたからこそシリーズでは累計で120万部を突破(この数字の多くは初代の全21巻が占めている)したのですが、プラチナム以降キャラの魅力もストーリーの読み応えもガクンと落ち込んだため、結局コミックの売れ行きも落ち込んでいき、不人気でこのインペリアルは10巻届かずに終了となってしまったと思います。
「まったくキャラの魅力が微塵もない」とか「ストーリーが全然つまらない」というほどひどくはないものの、他の人気漫画と比べてやはりキャラの魅力が欠け、プラチナム以降はストーリーも「一回読むだけで十分」みたいな内容になってしまっている回が多いので、そういう箇所をきちんと改善していかないとやはりコミックの売れ行きは今まで通り、むしろ近年はどの作品もコミックの売れ行きが落ち込んでいってるので、今まで通りどころか先細りとなっていくと思います。
現時点ではこのメニューの読み込みに問題があります。