人工知能を搭載した車と一緒に事件を解決していくというのは作者が劇中車再現するほど好きな米国のドラマ『ナイトライダー』であり、介護職版『ナイトライダー』という内容。介護という現実だとつらくしんどく重くて救いようのない話をSF的ガジェットと機転で解決していくというのが毎回の流れです
漫画『コンシェルジュ』『コンシェルジュ プラチナム』の続編ですが、それぞれ独立した作品なのでこの作品から入っても楽しめるようになってます
「介護の現場はこんなに綺麗じゃない」という意見はごもっともなのだけれど、相当取材されたんだろうなと思わせられる描写があり、せめて漫画の中でも救いを描きたいという作者の優しさなんじゃないかなと思います。この作品をジャンル分けするなら「介護福祉漫画」よりも「SF漫画」「トラブル解決漫画」「頑張る女の子の成長物語漫画」という要素の方が主軸で、特に「頑張る女の子の成長物語漫画」要素が強いなというのは社長の手の話で主人公が叱責されるセリフが象徴的で、介護の話とか興味ない人でも「女の子が仕事を頑張って成長する話」がお好きなら楽しめるんじゃないでしょうか
漫画『コンシェルジュ』ではなんでも魔法のように解決してくれるコンシェルジュが中心人物として出てきます。『コンシェルジュ プラチナム』は人の心を魔法のように見透かす人が話を解決させます。でも本作には魔法のような能力は出てきません。ガッツのある女の子と現実よりちょっと進んだ先端技術しかありません。確かに人工知能やロボットは非現実的だけど、前2作に登場した「なんでも解決できる人」や「なんでもお見通しの人」レベルの力は持っておらず基本は「無力だけど、折れない強い心を持った少女」が考えて、解決する。そんな漫画です。公式サイトで第1話が無料公開されてるのでそれ読んで気に入っていただけたなら単行本買ってもいいんじゃないかな
あと普通に話の作り方が上手いです。動画再生前にCMが流れるっていうギャグが伏線になってたのには感心した
コンシェルジュインペリアル 1巻 (ゼノンコミックス) Kindle版
藤栄道彦
(著)
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発売日2015/4/1
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ファイルサイズ93770 KB
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商品の説明
著者について
「週刊コミックバンチ」にて「コンシェルジュ」、「月刊コミックゼノン」にて「コンシェルジュプラチナム」を執筆。コンシェルジュシリーズは連載10年を超える人気作に。現在は、月刊コミックゼノンにて「コンシェルジュインペリアル」、月刊コミック@バンチにて隔月掲載「最後のレストラン」を連載中。
漫画原作者、シナリオライターとして活躍。『コンシェルジュ』シリーズを始め、『バイオハザード』『ゼルダの伝説』など有名ゲームタイトルにも携わっている。劇画村塾出身。現、大阪電気通信大学デジタルアート・アニメーション学科教授。 --このテキストは、comic版に関連付けられています。
漫画原作者、シナリオライターとして活躍。『コンシェルジュ』シリーズを始め、『バイオハザード』『ゼルダの伝説』など有名ゲームタイトルにも携わっている。劇画村塾出身。現、大阪電気通信大学デジタルアート・アニメーション学科教授。 --このテキストは、comic版に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
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2018年11月25日に日本でレビュー済み
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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事関係で、認知症の家族がいるお客さんがどれほど地獄を見ているか、
そこに巻き込まれる介護士の人達がどれほど苦労しているか知っているので、
なんというか楽しんで読めるものではない。
とくに親の介護とか、もはやぼけて壊れてゆくだけで回復することは
あり得ないだけに、その苦悩は計り知れない。
のんきな老人は「子供の世話にはならない、いざとなれば施設に」などと
軽く考えているが、そんな判断をいつまでできることやら。
さらに相続が絡み始めると、とてつもない憎悪が周辺を巻き込むようになる。
などと、個人的には楽しく読めなかったが、漫画としての完成度は高い。
優菜ちゃんがカワイイので救われている。
この手の話を気軽に読める人は読んでみるのがいいのですよ。
そこに巻き込まれる介護士の人達がどれほど苦労しているか知っているので、
なんというか楽しんで読めるものではない。
とくに親の介護とか、もはやぼけて壊れてゆくだけで回復することは
あり得ないだけに、その苦悩は計り知れない。
のんきな老人は「子供の世話にはならない、いざとなれば施設に」などと
軽く考えているが、そんな判断をいつまでできることやら。
さらに相続が絡み始めると、とてつもない憎悪が周辺を巻き込むようになる。
などと、個人的には楽しく読めなかったが、漫画としての完成度は高い。
優菜ちゃんがカワイイので救われている。
この手の話を気軽に読める人は読んでみるのがいいのですよ。
2015年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「コンシェルジュ」シリーズの三作目が、このインペリアルです。
「コンシェルジュ」は、アメリカのホテルで働いていた最上拝(優菜の父親)がもともとの主人公だったお話です。
2001年の同時多発テロで家族を失い(のちに娘の優菜が生きていることが判明→今回のストーリーにつながる)
失望に暮れていたところに、先代の松岡オーナーから「日本に本当のサービスを」と呼ばれたことで
クインシーホテルのコンシェルジュとして働き始めるところから物語が始まります。
「コンシェルジュ」は、新米コンシェルジュとして最上の下に配属された川口涼子の成長劇として進んでいったので
最上の存在は見守り役となっていったのですが、最終回での優菜との再会は主人公の存在を感じさせてくれました。
前作のプラチナムでは、心理士でもある九音饗也と最上の妹弟子である十津川主任が出てくるのですが、
そこに訪ねてきた優菜に対し、九音から「あまり乗り気の仕事じゃないとか?」と問いかけるシーンがあります。
それに対し、優菜は「本当は看護師になりたかったが漢字が難しくて・・・」と感情を吐露しています。
九音は「君はこれから始まるんだ」と励ますのですがそれがどういう伏線になるのかが楽しみな部分です。
今作は介護が舞台ということで、(それまでのホテルとは違い)老いやからだが自由に動かないもどかしさとといった
暗い話題ばかりです。
優菜もそんな現場を目の当たりにして、「あたしの心だってそのうちすり切れる・・・」と悲観的なっています。
そして担当する梅原さんの失踪。
途方にくれる優菜の前に現れたのが、N.I.C(ナーシングインフォメーションコンシェルジュ)でした。
このN.I.Cは、ナイトライダー好きらしい作者の影響を強く受けていて、すました受け答えといい
自尊心が強いところといいK.I.T.Tを知っている人だと楽しめるシーンがたくさんあります。
N.I.Cとコンビを組んだ優菜がこの後どんな活躍を見せるのか?
介護が高い創造性の求められる仕事であることを証明し、敬意と賞賛を受けられる時代となるよう
このストーリーも進んでいってほしいなと思います。
自分の祖母も要介護3の認定をもらって、デイケアの週2回のお風呂を楽しみにしているそうです。
いろいろなトラブルはありましたが、ケアマネージャーさんの尽力のおかげで今があると聞きますし
ケアマネージャーさんと優菜がぶつかる話は見たいですね。
あとは、父親と一緒にアメリカに行って、コンシェルジュの2話目にでてきたパン屋さんを訪ねるとか
九音と漢字の話で盛り上がるといった話を期待しています。
「コンシェルジュ」は、アメリカのホテルで働いていた最上拝(優菜の父親)がもともとの主人公だったお話です。
2001年の同時多発テロで家族を失い(のちに娘の優菜が生きていることが判明→今回のストーリーにつながる)
失望に暮れていたところに、先代の松岡オーナーから「日本に本当のサービスを」と呼ばれたことで
クインシーホテルのコンシェルジュとして働き始めるところから物語が始まります。
「コンシェルジュ」は、新米コンシェルジュとして最上の下に配属された川口涼子の成長劇として進んでいったので
最上の存在は見守り役となっていったのですが、最終回での優菜との再会は主人公の存在を感じさせてくれました。
前作のプラチナムでは、心理士でもある九音饗也と最上の妹弟子である十津川主任が出てくるのですが、
そこに訪ねてきた優菜に対し、九音から「あまり乗り気の仕事じゃないとか?」と問いかけるシーンがあります。
それに対し、優菜は「本当は看護師になりたかったが漢字が難しくて・・・」と感情を吐露しています。
九音は「君はこれから始まるんだ」と励ますのですがそれがどういう伏線になるのかが楽しみな部分です。
今作は介護が舞台ということで、(それまでのホテルとは違い)老いやからだが自由に動かないもどかしさとといった
暗い話題ばかりです。
優菜もそんな現場を目の当たりにして、「あたしの心だってそのうちすり切れる・・・」と悲観的なっています。
そして担当する梅原さんの失踪。
途方にくれる優菜の前に現れたのが、N.I.C(ナーシングインフォメーションコンシェルジュ)でした。
このN.I.Cは、ナイトライダー好きらしい作者の影響を強く受けていて、すました受け答えといい
自尊心が強いところといいK.I.T.Tを知っている人だと楽しめるシーンがたくさんあります。
N.I.Cとコンビを組んだ優菜がこの後どんな活躍を見せるのか?
介護が高い創造性の求められる仕事であることを証明し、敬意と賞賛を受けられる時代となるよう
このストーリーも進んでいってほしいなと思います。
自分の祖母も要介護3の認定をもらって、デイケアの週2回のお風呂を楽しみにしているそうです。
いろいろなトラブルはありましたが、ケアマネージャーさんの尽力のおかげで今があると聞きますし
ケアマネージャーさんと優菜がぶつかる話は見たいですね。
あとは、父親と一緒にアメリカに行って、コンシェルジュの2話目にでてきたパン屋さんを訪ねるとか
九音と漢字の話で盛り上がるといった話を期待しています。
ベスト1000レビュアー
あの『コンシェルジュ』の最上拝の娘が介護業界に就職。新しい理想の介護を探し求める。
9・11の時に幼女だった人がもう働く年なんですねぇ。。。
確かに介護というのはその人が最後に受ける究極のサービス業なのかもしれない。ただ、その難易度はとても高い。
久々に読んだ『コンシェルジュ』はやはり面白かった。それ以上に、介護という今最も大事な仕事を選んだところがこの漫画の特筆すべきところでしょう。
9・11の時に幼女だった人がもう働く年なんですねぇ。。。
確かに介護というのはその人が最後に受ける究極のサービス業なのかもしれない。ただ、その難易度はとても高い。
久々に読んだ『コンシェルジュ』はやはり面白かった。それ以上に、介護という今最も大事な仕事を選んだところがこの漫画の特筆すべきところでしょう。
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