文章とはまた違ったインパクトがありました。
両方読むとよいです。
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ケーキの切れない非行少年たち 5 (BUNCH COMICS) コミック – 2022/7/7
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精神科医の六麦は、少年院で知能に問題がある少年少女を見てきた。ある一定の傾向があり、問題を抱えながら更生を進めている。小平恵は、彼が小さい頃から市中の精神科で診ていた患者で、境界知能であった。学校に馴染めず友達もできない彼女は様々な問題を起こすのだった……少年院を出た少年への「特別な配慮」のお願いの話も!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2022/7/7
- 寸法12.8 x 1.3 x 18.2 cm
- ISBN-104107725154
- ISBN-13978-4107725158
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著者について
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漫画家。株式会社BLUEDOG代表。
静岡県出身。京都精華大学芸術学部テキスタイルコース卒。
代表作に『ケーキの切れない非行少年たち』『「子供を殺してください」という親たち』 『マトリズム』『ダンダリン一〇一』『無頼侍-ぶらざむらい-』など。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
217 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作の「ケーキの切れない非行少年たち1・2」を読んだ後,コミックの1~5巻を読んだ感想です。
1巻は読み放題の無料だったので,まあ読んでみるかという感じでした。やはり話の続きが気になり2巻も読みます。kindleだったら,ぽちっとやるだけで完了です。そして,あっという間に5巻まで読みました。
この話は,境界知能の子どもが主人公です。境界知能の子どもというのは中途半端な存在です。IQが明らかに低かったら,「しょうがない」とか「あきらめた」となるでしょう。境界知能の子どもは,ぎりぎり学校でついていけるという位置なので「やればできるのに」「やらないからできない」と努力不足を家族も教師も言ってしまうのです。皆さんの回りにもいませんか。しかし,家族以外は分かりません。いや家族でも気付かないことが多いです。隣の子どもさんが境界知能の子どもであっても道で会ったとき元気に挨拶をするでしょう。そして,きちんと会話が成り立つと思います。(見ている限り)悪いことをする訳でもありません。しかし,当の子どもは学習だけでなく,日常生活でも困っています。さらに困っていることを口に出しません。
まずは子どもの困っている状態に気付けるかどうかです。対応はその後です。どういうことが苦手か,どの場面でうまくいっていないか,そのときの心情はどういう状態かを見極めることです。子どもの特性なので,一朝一夕には改善しませんが,子どもに寄り添い,ねばり強く関わっていくことで道が開けていくものと思います。どんなに子どもに裏切られても温かい愛情を注いであげたいです。
1巻は読み放題の無料だったので,まあ読んでみるかという感じでした。やはり話の続きが気になり2巻も読みます。kindleだったら,ぽちっとやるだけで完了です。そして,あっという間に5巻まで読みました。
この話は,境界知能の子どもが主人公です。境界知能の子どもというのは中途半端な存在です。IQが明らかに低かったら,「しょうがない」とか「あきらめた」となるでしょう。境界知能の子どもは,ぎりぎり学校でついていけるという位置なので「やればできるのに」「やらないからできない」と努力不足を家族も教師も言ってしまうのです。皆さんの回りにもいませんか。しかし,家族以外は分かりません。いや家族でも気付かないことが多いです。隣の子どもさんが境界知能の子どもであっても道で会ったとき元気に挨拶をするでしょう。そして,きちんと会話が成り立つと思います。(見ている限り)悪いことをする訳でもありません。しかし,当の子どもは学習だけでなく,日常生活でも困っています。さらに困っていることを口に出しません。
まずは子どもの困っている状態に気付けるかどうかです。対応はその後です。どういうことが苦手か,どの場面でうまくいっていないか,そのときの心情はどういう状態かを見極めることです。子どもの特性なので,一朝一夕には改善しませんが,子どもに寄り添い,ねばり強く関わっていくことで道が開けていくものと思います。どんなに子どもに裏切られても温かい愛情を注いであげたいです。
2022年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親は子どもが知的障害があるのがそんなに嫌なのだろうか。また、勉強ができないなら何か特別な原因があるとは考えないのか。
このストーリーをみていて思うのは、子どもをちゃんと見ていないことが一番の罪だと思った。
社会は厳しいと思うが、それは自分が見えてる世界だけであって、優しい社会もそれなりに探せばあるのだ。障害年金もある。(年金事務所で、申請の有無にかかわらず最初の受診日のわかる診断書があればよいと先日聞いた)
子どもが何かをできないならできないなりに、幸せになれる道を模索できるよう、大人になってからこそより学ばなければならない。
子どもの非行がなくならないのは、親の成長や、インプットが乏しいからだ。私はそう確信している。
社会にも原因はあるはずなので、もっとそういう偏った考え方をする大人に教育の機会を与えて欲しい。多くの気づきがある内容。
全ての大人におすすめする。
このストーリーをみていて思うのは、子どもをちゃんと見ていないことが一番の罪だと思った。
社会は厳しいと思うが、それは自分が見えてる世界だけであって、優しい社会もそれなりに探せばあるのだ。障害年金もある。(年金事務所で、申請の有無にかかわらず最初の受診日のわかる診断書があればよいと先日聞いた)
子どもが何かをできないならできないなりに、幸せになれる道を模索できるよう、大人になってからこそより学ばなければならない。
子どもの非行がなくならないのは、親の成長や、インプットが乏しいからだ。私はそう確信している。
社会にも原因はあるはずなので、もっとそういう偏った考え方をする大人に教育の機会を与えて欲しい。多くの気づきがある内容。
全ての大人におすすめする。