パリーグ編も5巻となり、前年は低迷した主人公が新シーズン開幕とともに快調な滑り出し。その背景には甘ガキ隊と呼ばれる若手投手3人組の活躍があった。甘がき隊の名前はもちろんシブガキ隊由来し3人の苗字は登板順に布川(ぬのかわ)、本木(ほんぼく)、薬丸(やくがん)となっている。この辺、昭和への郷愁を裏テーマとする本作品(というより原作者?)らしい設定だ。しかし実際に描かれるのは2010年代の若手選手の実際である。もちろんおっさんでかつスポーツ一般に疎い筆者はその正否を判断しかねるのだが、それでもきっとそうなんだろうと思わせるところが作者(=作画+原作)の力量によるところだ。兎にも角にも筆者がプロ野球というものから連想する昭和への郷愁と、それに携わる若い衆の現代性が良い緊張関係を保っている。
でも考えてみるとこの漫画の作画も結構レトロだ。特にモブキャラのロボット三等兵かピノキオみたいな棒状に突き出た鼻の描き方みるとそう思ってしまう。「サルでも描けるマンガ教室」相原コージ・竹熊健太郎に登場する大御所漫画家・青空のぼる先生が持ち込みをしていた「ダンス甲子園」の絵のようだ。
それにしても甘ガキ隊の名付け方にはシブガキ隊の其々の芸能界におけるその後の成功度合いなども反映されていきそうで今後の展開がきになるところだ。
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グラゼニ~パ・リーグ編~(5) (モーニングコミックス) Kindle版
先発投手としての活躍を求め、球界の盟主・文京モップスから、FA移籍で「仙台ゴールデンカップス」に入団した凡田夏之介。待ち構えるのは、対戦経験の少ない「パ・」の強打者たち! 夏之介は、あの手この手で不調から抜け出そうと試みるが、同僚に「お前のボールは死んでいる」と言われ自信を喪失。さらに二軍行きまで命じられてしまう。二軍でフォーム改造に着手する夏之介。その成果は……!?
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2019/7/23
- ファイルサイズ106994 KB
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仙台ゴールデンカップスの勝利の方程式、
若手投手トリオ「アマがき隊」の活躍と苦悩が描かれる。
その一番の悩みの種がSNS。右往左往するエピソードはいかにも
ありそうなものばかりで、身もふたもない面白さはいつも通り。
なのだけれど、アマがき隊でああでもないこうでもないと続いた上、
まだ次巻でも引っ張りそうな終わり方。
元々きっちりと筋のあるようなマンガではないとはいえ、間延び感がつらい。
なお、元から主人公らしからぬ言動でおなじみの凡田は、影まで薄くなっている。
若手投手トリオ「アマがき隊」の活躍と苦悩が描かれる。
その一番の悩みの種がSNS。右往左往するエピソードはいかにも
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まだ次巻でも引っ張りそうな終わり方。
元々きっちりと筋のあるようなマンガではないとはいえ、間延び感がつらい。
なお、元から主人公らしからぬ言動でおなじみの凡田は、影まで薄くなっている。