上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0道とは
2020年11月21日に日本でレビュー済み
個人的意見としては、外装式成形炸薬弾の使用について疑問です
もともと戦車道に出れない車両が野良でやっていたタンカスロンが、道に入ったからどんな武器もOKにしてしまうのは違和感があります
無差別級の格闘技に軽量級の選手が参加するから、じゃあ軽い選手は素手にしましょう、とはならない
それはただの殺し合いだ
オープントップを全部認めていたら、それはもう戦車道なんだろうか
だったらもう白兵戦も地雷も空爆もアリになっちゃう
それはもう戦争なんじゃないの?
ダージリンが改革しようとしている、OGの過干渉排除や様式美に囚われすぎたお遊戯に対するアンチテーゼは、これが正解だとは思いたくない
戦車道の衰退を止めるための試合形式
より多くの競技人口の確保
カルドロンは未完成ながら可能性を感じるアイデアだったけど…
しかし、この親善試合以降、一歩二歩進んだアイデアを期待します
重量による新たな制限、武器や弾薬に幅が付く、選手が危険な状態になった場合の時間停止、といったような未来にならないとね
そうであれば西住みほが苦しむ事は、きっと無かったんだと思う
追記
砲身の前に出るしずかの行為も感心しません
卑怯だとかそう言う事では無くて、あれだけ西住みほに心酔してるような素振りと、理解している態度を見せながら、選手が傷つく事を何より嫌う彼女に対してとっていい行動とは思えない
侍や武士を気取りながら、その実やっている事は反則ギリギリという
勝つためならなんでもやると言うのは、戦士や兵士としてなら正しいかもしれない
けれどケイも言ってた通り、that's戦車道、これは戦争じゃない
己を高め、仲間を敬い、ライバルと切磋琢磨する
そう言う事が出来ないなら、それこそ戦車なんか無くなってしまえばいい