安達正勝「死刑執行人サンソン」という本の内容に大いに感銘を受けたので、このコミックも読んでみた。
絵柄自体は決して嫌いでないのだが…。
残虐場面や人が肉体的苦悶に喘いでいる描写がありありと描かれているものが苦手な人には決してオススメ出来ない(^_^;)
「切断された後も首から下の全身が激痛な錯覚を覚えている」とか、安達先生の新書本にも書かれていない内容の科白もあり、「う～ん(-""-;)」と思った。
処刑される人たちが決して悪人たちでない故に、見ているととても辛くなる('-ω-`)
なので、すぐに手放した。
フランス革命に関心があるだけで残酷なイラスト描写が苦手なら、安達正勝先生の「死刑執行人サンソン」の方がオススメ(^^)
ただ、ストーリーの内容とキャラクター描写は大変に素晴らしかった。
安達先生が語っているサンソンの死刑執行人としての苦悩を上手く表現してあるし、サンソンの人物像を忠実に再現していると感じた。
どちらの本を読んでも、死刑執行人は実はとても人間らしいんだと実感させられる＼(^o^)／
勿論、残酷場面が大丈夫な人であればイノサンの素晴らしさを最大限に感じ取る事が出来ると思う(^^)
絵の好みがはっきり分かれるのだけは説明しておきたい。
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