多分、レビューを見る人の中で一定の割合いると思われるのが、(「作品」ではなく「エピソード」の方が、というニュアンスで)「完結するかどうか」だと思います。これについては、ちびまる子ちゃんのCM前のナレーションではありませんが「後半に続く」となります。一区切りつかないと落ち着かない、という方は4巻目が出るのを待ってお読みになった方がよいでしょうね。
内容としては、1巻2巻同様二人の入れ替わりから大きな事件に巻き込まれていく(と見せかけて実はその前から陰謀は始まっていた)という、ミステリ…というかサスペンス仕立てですね。前エピソードと同様の展開が繰り広げられますが、時代劇のような、あるいはシリーズ物の人気ドラマのような、いい意味でのパターンであり、新規のキャラクターも含め皆魅力的な分、がっかり感はありません。もちろん、主要キャラは前作に比べ成長があったり、物の見方に深みが出たりと、ストーリー以外の面白さも十分あります。また今回もゆき哉先生の美しいイラストは眼福の至りでした。
ええ、十分に買って満足出来る作品になっています。今巻では完結しないという一点だけご承知おき下さればw
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ふつつかな悪女ではございますが: 3 ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~【特典SS付】 (一迅社ノベルス) Kindle版
大逆転後宮とりかえ伝、第二幕「はじめての外遊編」! 「豊穣祭の開催地は、南領だ」雛女になってはじめての外遊先に選ばれたのは、雛宮一の嫌われ者、慧月の領地だった! 後見の妃もいない中で、準備に追われる慧月。玲琳はそれを全力でサポートしながらも、はじめての外遊に心を躍らせていた。しかし……。何者かから儀式を妨害された慧月は、焦りのあまり力が暴走! またしても玲琳と慧月の身体が入れ替わってしまった! そんな混乱の最中に、慧月を攫おうと企む邑の民まで現れ、なぜか玲琳は兄とともに自ら捕虜となるのだが……!? 身動きの取れない尭明、独自に追いかける辰宇、そして過保護な玲琳の兄たちが大暴走する第3巻! ※電子版はショートストーリー『秘めやかな噂ではございますが』付。
- 言語日本語
- 出版社一迅社
- 発売日2021/11/2
- ファイルサイズ15446 KB
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登録情報
- ASIN : B09KGLMS8Y
- 出版社 : 一迅社 (2021/11/2)
- 発売日 : 2021/11/2
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 15446 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 384ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,165位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 398位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
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418 件のグローバル評価
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ベスト500レビュアー
Amazonで購入
2巻以降で、後宮に敵はおらず、逆ハーレムみたいなつまらない展開になったらどうしようと心配していたのですが、そんな心配を吹き飛ばしてくれる面白い巻でした。
今回は後宮の外に出て、次の王や妃として、地方で祭事を行うために出掛けたところ事件に巻き込まれるというものです。
事件に巻き込まれるというだけ話ではなく、そこで悩む庶民つらさと愚かしさを描いたり、上にたつもののあり方を描いたりとグッときます。
また「変わろう」と努力する慧月ですが、それまでのこともあり、簡単には認められず、理不尽な目にあうあたりも現実的でよく描けています。
作者さんは十二国とか彩雲国とか好きなのかな?とちょっとそれぽさを感じさせるところもあり、なかなかいいラノベになっています。
ラストの展開はそんな感じで来るのかと意外と納得の半ばするものとなっていて、そこからどう着地させるのかと気になるところです。
今回登場の新キャラもいい味を出していて面白く、シリーズとして長く続いて欲しいです。
今回は後宮の外に出て、次の王や妃として、地方で祭事を行うために出掛けたところ事件に巻き込まれるというものです。
事件に巻き込まれるというだけ話ではなく、そこで悩む庶民つらさと愚かしさを描いたり、上にたつもののあり方を描いたりとグッときます。
また「変わろう」と努力する慧月ですが、それまでのこともあり、簡単には認められず、理不尽な目にあうあたりも現実的でよく描けています。
作者さんは十二国とか彩雲国とか好きなのかな?とちょっとそれぽさを感じさせるところもあり、なかなかいいラノベになっています。
ラストの展開はそんな感じで来るのかと意外と納得の半ばするものとなっていて、そこからどう着地させるのかと気になるところです。
今回登場の新キャラもいい味を出していて面白く、シリーズとして長く続いて欲しいです。
2021年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はこのお話の中の、天然でいい子の玲琳の行動に巻き込まれた皆んなが、敵だった者も全てほだされ温かく見つめ、好きになっていく、のパターンを読んでいるうちに飽きてしまったので、エピソードが完結しない事にガッカリしてしまいました。玲琳の天然な頑張り描写はたっぷりなのに、一方で事件の起こった現場での話は説明的に数行入るのみなのでサスペンス仕立てにするには消化不良と感じます。前巻でもそうでしたが、事件を起こした者たちの人となりなどのバックグラウンドの話がないのでサラサラと読めますが、振り返ると主軸の部分しか話になっていないのでご都合主義過ぎるところがあり、疑問もわいてきます。次巻の発売はいつになるのでしょうか?それ次第でもう待てないかも…
2022年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前回2巻のレビューでは面白いけど・・と色々不安を書き込んでしまったせいか、3巻を読み始めるときはこれきりで熱が覚めてしまうのでは、、と内心思いながらネタバレなしで不安と期待半々で読みました。
結果、めちゃくちゃ面白かった!と満足して読み終えました。
2巻のレビューでは失礼なことを書いたなあと反省しています。作家さんの物語を編む能力をみくびってしまっていました。
4巻も楽しみです。(予約したいくらい)
なんなら5巻も6巻もずっと先まで楽しみにしたい作品です。
上下巻に分かれるくらいが嬉しい程表現力が詰まっている文章なので、これからもこんな感じが良いなあと思いました。
話の途中で待つ期間ができてしまいますが、3巻の内容を反芻する時間を楽しみながら4巻を待ちたいです。(4月に発売されるらしく、早くて嬉しい)
内容についてのレビュー追加します。
主人公の玲琳は1巻から引き続き、常識外の脳筋さで何でも乗り切ろうとするところに読んでいて元気を分けてもらえます。
周りが陰湿で気難しいからこそ場違いになる明るさで本当に楽しいです。
人との関わりで玲琳も慧月と同じく内面に変化が起こり、これからの見どころの一つが現れた感じがしました。
新キャラも魅力的で既存キャラとの関係性も楽しみです。
そして私がコミックスから原作へとたどり着くきっかけとなった慧月は、今回(前回もかもしれませんが)パッとしなかったように思います。
辛酸を舐める展開が続き、2巻読了後に慧月にはこれから目覚ましく活躍してほしいと願っていたので私の予想ではがっかりする展開の筈だったのですが、真逆で、この展開は素晴らしいと思いました。
チートやご都合主義を望む浅はかな展開を期待してたのだなあと気付かされました。
慧月というキャラクターが持つ人間らしさが丁寧に描かれていて、だから余計に慧月のこれからがもっと楽しみになりました。
どうなるのか?という予想は早くも3巻で稚拙な予想は立てるだけ無駄だと思わされました。
ただ作家さんと玲琳と他のキャラクターのことを信じて、読者として見守りたいと思います。
原作を読もうと思ったきっかけは、コミックスも触りしか読んでない段階で慧月という素敵な名前を悪女に当て嵌めるなんて、どんな話になるのだろうと興味を持ったからでした。
その興味や期待を抱いた通り、キャラクターや文章表現がどんどん魅力を増す素敵な作品です。これからも楽しみです。
結果、めちゃくちゃ面白かった!と満足して読み終えました。
2巻のレビューでは失礼なことを書いたなあと反省しています。作家さんの物語を編む能力をみくびってしまっていました。
4巻も楽しみです。(予約したいくらい)
なんなら5巻も6巻もずっと先まで楽しみにしたい作品です。
上下巻に分かれるくらいが嬉しい程表現力が詰まっている文章なので、これからもこんな感じが良いなあと思いました。
話の途中で待つ期間ができてしまいますが、3巻の内容を反芻する時間を楽しみながら4巻を待ちたいです。(4月に発売されるらしく、早くて嬉しい)
内容についてのレビュー追加します。
主人公の玲琳は1巻から引き続き、常識外の脳筋さで何でも乗り切ろうとするところに読んでいて元気を分けてもらえます。
周りが陰湿で気難しいからこそ場違いになる明るさで本当に楽しいです。
人との関わりで玲琳も慧月と同じく内面に変化が起こり、これからの見どころの一つが現れた感じがしました。
新キャラも魅力的で既存キャラとの関係性も楽しみです。
そして私がコミックスから原作へとたどり着くきっかけとなった慧月は、今回(前回もかもしれませんが)パッとしなかったように思います。
辛酸を舐める展開が続き、2巻読了後に慧月にはこれから目覚ましく活躍してほしいと願っていたので私の予想ではがっかりする展開の筈だったのですが、真逆で、この展開は素晴らしいと思いました。
チートやご都合主義を望む浅はかな展開を期待してたのだなあと気付かされました。
慧月というキャラクターが持つ人間らしさが丁寧に描かれていて、だから余計に慧月のこれからがもっと楽しみになりました。
どうなるのか?という予想は早くも3巻で稚拙な予想は立てるだけ無駄だと思わされました。
ただ作家さんと玲琳と他のキャラクターのことを信じて、読者として見守りたいと思います。
原作を読もうと思ったきっかけは、コミックスも触りしか読んでない段階で慧月という素敵な名前を悪女に当て嵌めるなんて、どんな話になるのだろうと興味を持ったからでした。
その興味や期待を抱いた通り、キャラクターや文章表現がどんどん魅力を増す素敵な作品です。これからも楽しみです。
2021年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2巻であまり引もなく事件解決したので、3巻どうなるのかなって思って読んでたら、別の事件が起こるのか……
4巻に続く!って感じだし、1巻の出来事にもあまり関係しないので、話をまとめて読みたいって人は4巻待ってから買ってもいいかもしれないですね。
4巻に続く!って感じだし、1巻の出来事にもあまり関係しないので、話をまとめて読みたいって人は4巻待ってから買ってもいいかもしれないですね。