『健康であることが如何に大事であるか』を思い知らされるプロローグですね。ポンコツな身体に入れ替わった慧月は熱に苦しみ、200近い薬の中から更に混ぜ合わせて服用しなければいけないという…周囲に入れ替わりを悟られるワケにはいかない慧月が頼れるのは皮肉なことにも一人だけ。久しぶりに(リモートですが) ご対面です。
…それにしても『根性』ですか。『玲琳らしさ』が詰まった一言ですね。普段から熱で苦しんでいる筈なのにそれを表に出さず、人並み以上の結果を出し続けた。…本当に頭が下がります。
前回、慧月の従者である莉莉をハメた人物に怒りを露わにした玲琳(見た目:慧月)。『殴り込みに行くかな？』と思いきや、本当に殴り込みに行きそう。とりあえず、相手が出席しなければならない行事に参加できるように準備を行う玲琳(見た目:慧月)。…何気ない台詞の中にあったワードに莉莉は『違和感』を感じ取ったようです。(伏線？)
舞を奉納する行事に参加する玲琳(見た目:慧月)。綺麗です。そして、神経が図太いです。女官を貶める発言をした他の雛女の女官を咎める玲琳(見た目:慧月)。(どんな時も自分を貫けるだけの『強さ』がある) 話を必死に逸らそうとする某さんを受け入れつつ自身の我を押し通すところは『本気で凄い』と思います。
そして、玲琳(見た目:慧月)に『試練』と呼べる時間が訪れます。(男ですら『きっつい試練』です) それに挑む玲琳(見た目:慧月)は持ち前の『ド根性』を発揮します。いつだって、人の心を動かすのは『誰かの必死な姿』です。きっと、そんな玲琳(見た目:慧月)の姿を知った某さんもそれに喚起されたのでしょうね。
最後、思わぬきっかけから玲琳と慧月の入れ替わりに気づく者が現れます。(予想が外れました) 今後どうなるのか興味津々です。2巻発売当日だと言うのに、今から次巻が待ち遠しい。。。
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