スピンオフとして面白いと思いますし、可愛らしい親子のほっこりとした日常の風景も
よく描かれてるなぁ、と思います。
また、小さな子のあるあるネタも抑えられており、よく観察してるなぁと感心します。
ただ、ここまできて、いまだに拭えない違和感が1点。
この2人、本当にちーの親なのか、と。
恋人同士(それも中学生くらい)ならまだしも、結婚して子供まで生まれているのに
まだそんな感じなの?という違和感です。
「まぁ、夫婦の関係なんて、それぞれ違いますから」と言ってしまえばそれまでですし、
仲睦まじい我が家のノロケをここで晒すつもりはありませんが、その基準と比べても
何かこう、夫婦なのかね?という感じ。
出てくる人は良い人ばかりだし、お話の内容も決して悪いものじゃない。
でも、これ『家族』の話なんだろうか、と。
いや、下手したら(元)高木さんはシングルマザーで、西片クンが手を差し伸べたけど
いまだにDTじゃないのか、という下衆な妄想すら成り立ちそうです。
女性は、人生の様々な節目で、その立場や考え方が、比較的明確に切り替わりますが、
男の場合、どうもダラダラと自覚なく進む一面があり、結果的に、永遠の少年という
「ずっとガキ」を引きずっていますが、変わらなさすぎる西片クン。
幸い「大きくなっても変わらないなぁ」を求めている人が多いので、その評価は高く、
確かにその点では、間違いはありません。
一方「大きくなっても変わらないの?」と疑問を持っている私のようなヒネクレ者には、
可愛いけどね、といった『けど』付きの感想ばかり溢れます。
30年後のこの夫婦の物語を想像した時、果たして、ここが『通過点』となり得るか?
作者の想像を超えた未来を描く権利を、もっと存分に使って欲しいと思います。
からかい上手の(元)高木さん(10) (ゲッサン少年サンデーコミックス) Kindle版
稲葉光史
(著)
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言語日本語
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出版社小学館
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発売日2020/8/12
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ファイルサイズ26949 KB
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ベスト500レビュアーVINEメンバー
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ベスト500レビュアーVINEメンバー
13話中9話は西片君、元高木さん、ちー3人一緒の話。2話がちーとお母さんだけ。1話はちーとお母さんだけだけど中学時代の西片君の思い出が出てくるという構成で、西片家の家族の中の話に集中しています。ちーと男の子の話もあります。西片父さんはちーを取られまいと、もう警戒。
どこにも特別なところのない普通の小さな家庭ですが、こんなにもいろいろな可愛らしさ、驚き、ほっこり、多様な喜びがあるんだなあと、改めて感動です。小さな輝きを丁寧に拾ってきれいに並べてできたこの七色に広がる思いは、本家とはまた違った面白さを与えてくれます。スピンアウトだけど、おまけではない、独立して光る作品だと思います。大好きです。
最後の1話には元高木さん、ちー、学校にいる西片先生に加えて、中井君、真野ちゃん、天川ユカリ、月本サナエ、日々野ミナが登場。クラスメイトの未来が分かりますよ。
ユカリちゃんの結婚式が早く無事終わって、幸せな結婚生活に落ち着きますように。
どこにも特別なところのない普通の小さな家庭ですが、こんなにもいろいろな可愛らしさ、驚き、ほっこり、多様な喜びがあるんだなあと、改めて感動です。小さな輝きを丁寧に拾ってきれいに並べてできたこの七色に広がる思いは、本家とはまた違った面白さを与えてくれます。スピンアウトだけど、おまけではない、独立して光る作品だと思います。大好きです。
最後の1話には元高木さん、ちー、学校にいる西片先生に加えて、中井君、真野ちゃん、天川ユカリ、月本サナエ、日々野ミナが登場。クラスメイトの未来が分かりますよ。
ユカリちゃんの結婚式が早く無事終わって、幸せな結婚生活に落ち着きますように。
2020年8月27日に日本でレビュー済み
9・10巻と一緒に発売したのは高木さん/山本崇一朗さん関連の単行本をまとめて刊行して相乗効果を出したかったからなんでしょうね、昨年も一気に出していた時がありましたし……。
2巻分まとめてざっくり感想等を書いてしまうんですが、相変わらずところどころ本編を連想させつつも独自の話を展開させるのが上手くて、この辺はもう1つのスピンオフ作品が5巻で完結してしまったのと違った巧みさもあるんでしょうね。(あちらはあちらで私は好きでしたけれどもね……)
他の方のカスタマーレビューでニートっぽい家族の話とあえてこちらをくさして別の連載作品(将棋のやつ、の方ですね)を持ち上げているつもりの人もいましたが、、、、作者サイドはその辺は明確に描き分けているから異なる作品世界になっているので……実際の元高木さんも例えば家計のやりくりで苦労したりしている生活者等の側面も当然あるんでしょうが、そういうのを描くのが高木さんワールド(宣伝文句より)の狙いでは全くないでしょうし……特に事件らしい事件も起こらぬ、起承転結がハッキリするほどでもないような日常の連続が幸せな生活へ直結している世界観が尊いので、私は主に「マンガワン」にアップされる(「サンデーうぇぶり」にも遅れて更新されて載っているんで復習?がてらあちらも見ています)毎週のささやかでも貴重な話を味わいつつ単行本で再び作品世界を噛み締めていますね。
中学生になったちーちゃん(描写からすると一人娘なんでしょうか?)が中学生の頃のママにかなり似ているっぽい(当然ながら性格等は違いますがね)ところとか、本編お馴染みの面々のその後の様子とかも見えるのも良いですので、こちらに未登場の残りの面々(本家14巻等でも割と活躍していますので)もいずれはご登場いただきたいものですよね^ ^ こちらとかのTVアニメ化も大歓迎ですしね。(TVアニメでは赤城監督以下、作品世界を非常によく理解した上で映像化作品として非常の上手く描き分けされているんで、同じような水準の理解力のあるスタッフは必要そうですが……)
西片夫妻の仲睦まじさも、ちょっとだけ割と生々しい部分(夫婦となっているんで当然そういう部分もありますよね)が見えるような描かれ方もしているんで、そういうバランスもかなり良い感じですね、要は未だ新婚さんっぽいイチャコラっぽさもちゃんと出ていますんで……。
現実にはこういう平穏で幸福そのものの生活ばかりとはいかない部分もありますが、せめてこの作品世界は末長く幸せに続いて欲しいと願わずにはいられませんね。
作者の稲葉さんにはまだまだ頑張って欲しいですし、私もいち読者として応援し続けたいですね。
2巻分まとめてざっくり感想等を書いてしまうんですが、相変わらずところどころ本編を連想させつつも独自の話を展開させるのが上手くて、この辺はもう1つのスピンオフ作品が5巻で完結してしまったのと違った巧みさもあるんでしょうね。(あちらはあちらで私は好きでしたけれどもね……)
他の方のカスタマーレビューでニートっぽい家族の話とあえてこちらをくさして別の連載作品(将棋のやつ、の方ですね)を持ち上げているつもりの人もいましたが、、、、作者サイドはその辺は明確に描き分けているから異なる作品世界になっているので……実際の元高木さんも例えば家計のやりくりで苦労したりしている生活者等の側面も当然あるんでしょうが、そういうのを描くのが高木さんワールド(宣伝文句より)の狙いでは全くないでしょうし……特に事件らしい事件も起こらぬ、起承転結がハッキリするほどでもないような日常の連続が幸せな生活へ直結している世界観が尊いので、私は主に「マンガワン」にアップされる(「サンデーうぇぶり」にも遅れて更新されて載っているんで復習?がてらあちらも見ています)毎週のささやかでも貴重な話を味わいつつ単行本で再び作品世界を噛み締めていますね。
中学生になったちーちゃん(描写からすると一人娘なんでしょうか?)が中学生の頃のママにかなり似ているっぽい(当然ながら性格等は違いますがね)ところとか、本編お馴染みの面々のその後の様子とかも見えるのも良いですので、こちらに未登場の残りの面々(本家14巻等でも割と活躍していますので)もいずれはご登場いただきたいものですよね^ ^ こちらとかのTVアニメ化も大歓迎ですしね。(TVアニメでは赤城監督以下、作品世界を非常によく理解した上で映像化作品として非常の上手く描き分けされているんで、同じような水準の理解力のあるスタッフは必要そうですが……)
西片夫妻の仲睦まじさも、ちょっとだけ割と生々しい部分(夫婦となっているんで当然そういう部分もありますよね)が見えるような描かれ方もしているんで、そういうバランスもかなり良い感じですね、要は未だ新婚さんっぽいイチャコラっぽさもちゃんと出ていますんで……。
現実にはこういう平穏で幸福そのものの生活ばかりとはいかない部分もありますが、せめてこの作品世界は末長く幸せに続いて欲しいと願わずにはいられませんね。
作者の稲葉さんにはまだまだ頑張って欲しいですし、私もいち読者として応援し続けたいですね。
2020年8月17日に日本でレビュー済み
バレンタインの話でちーに隠れて元高木さんからチョコを貰う西片。その上、元高木さんから「ドキドキしたね」なんて言われちゃあ、もう俺の負けだ。例え前世で地球の平和を何度も救ってドラゴンボールと共に消えたとしても、こんな最高ルートにはたどり着かねぇ。
そもそも、結婚してからいつまで続くか?って感じの現実の夫婦とは次元が違う。もはや元高木さんが奧さんだったら、他の女性もお金も趣味も一切いらない。今日も明日も明後日も毎日幸せ。
そして、読み終えるとやってくるどこを探しても高木さんの居ない現実世界。早く11巻を…(ノД`)
そもそも、結婚してからいつまで続くか?って感じの現実の夫婦とは次元が違う。もはや元高木さんが奧さんだったら、他の女性もお金も趣味も一切いらない。今日も明日も明後日も毎日幸せ。
そして、読み終えるとやってくるどこを探しても高木さんの居ない現実世界。早く11巻を…(ノД`)
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