題名さえ変えれば。それくらいレベルが高い。
この巻までの感想。アンリミテッドで読めたからうっかり読み始めたのが運の尽き。たちまち全部買ったしWebで最後まで読んでしまった。その凄まじい出来に戦慄を禁じ得ない。こんなすげえ作品がアマチュアの投稿作品として無料で読めてしまう国は多分日本だけ。もちろん書籍化に伴い補筆や見直し美麗なイラストが加わり完成されるから、Webを読んでても買うべきである。
異世界転生ものではあるが、キッチリ組み上げられた世界観と骨太な構成、繊細なストーリーを持つ、圧倒的質感を持つ本格ファンタジーである。こんな手触りさえ感じるリアリティを持つ世界観がただ一人の頭の中から生まれたとは正直信じがたい程だ。プロダクションで色んな才能が寄ってたかって組み上げたと言われても驚かない。その世界観の中、主人公は庶民から一気に世界の頂点目指して駆け上がって行くのだが、それに伴って世界が多面的に表現され一気に展開してゆく。魅力的なキャラクターが次々現れるのに埋没するどころか、それを引っ張り振り回し、更に輝かせる主人公の強烈な個性。解き明かされる謎と伴って降り懸かる運命の中、主人公が果敢に立ち向かい、成長しながら、絆を確かめ、遂に約束の場所へ辿り着いて行く。その大構成の見事さ。洗練されているがライトノベルらしく軽妙で笑いを含み読み易い文章。
どれをとってもケチのつけようがない凄まじい作品である。小説としての完成度は正直、国産大長編小説の中では一番だと信じる。世界の有名ファンタジー小説と比肩し得る。翻訳され世界的大ヒットになり長く評価され続けても全く驚かない。
難点があるとすれば、ロシア文学を思わせる綿密すぎる描写であろうか。ライトノベルなら三行で表現するシーンを三ページ使ってみっちり表現するところはライトノベル慣れしている読者には冗長に感じるかもしれない。しかしこうしないと会議やお茶会は小説として表現出来ないのだから仕方がないのだが。結果としてここまて30冊も使ってエンディングは遥か彼方。Webが完結していて良かったのか悪かったのか。
兎に角圧倒的な作品であり、出会えた幸運に感謝しかない。小説読みには間違い無くお勧めだしファンタジー好きなら頑張って読む価値がある。個人的にはここ三十年で最高の作品として強くお勧めしたい。
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【小説25巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身IV」 (TOブックスラノベ) Kindle版
2022年春TVアニメ第3期放送決定!
シリーズ累計500万部突破!(電子書籍含む)
『このライトノベルがすごい!2021』(宝島社刊)
女性部門ランキング第1位(単行本・ノベルズ部門第2位)
さあ、世代交代へ! ビブリア・ファンタジー最新刊!
【あらすじ】
貴族院からエーレンフェストに帰還したローゼマイン達を待ち受けていたのは、領主一族の分断だった。冬の粛清で天下となったライゼガング系貴族の意向により、それぞれの不信感が募っていく。
それでも歩みを止めないローゼマインの日々は少しずつ変化を生む。春を寿ぐ宴、久し振りの神殿見学会に下町の商人達との会合、御加護の再取得、次代の神殿長育成、そして閉ざされた国境門で知らされる壮大な物語。
領主一族へーー歴史と派閥の壁を乗り越えろ!
「向上心とやる気のある若手を集め、エーレンフェストの世代交代を全力で進めましょう!」
書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
著者について
●香月美夜
MIYA KAZUKI
本作でデビュー。
密にならないように注意した小規模なジャズライブへ行きました。画面越しでは味わえない響きを堪能。やっぱり生演奏は良いですね。
シリーズ累計500万部突破!(電子書籍含む)
『このライトノベルがすごい!2021』(宝島社刊)
女性部門ランキング第1位(単行本・ノベルズ部門第2位)
さあ、世代交代へ! ビブリア・ファンタジー最新刊!
【あらすじ】
貴族院からエーレンフェストに帰還したローゼマイン達を待ち受けていたのは、領主一族の分断だった。冬の粛清で天下となったライゼガング系貴族の意向により、それぞれの不信感が募っていく。
それでも歩みを止めないローゼマインの日々は少しずつ変化を生む。春を寿ぐ宴、久し振りの神殿見学会に下町の商人達との会合、御加護の再取得、次代の神殿長育成、そして閉ざされた国境門で知らされる壮大な物語。
領主一族へーー歴史と派閥の壁を乗り越えろ!
「向上心とやる気のある若手を集め、エーレンフェストの世代交代を全力で進めましょう!」
書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
著者について
●香月美夜
MIYA KAZUKI
本作でデビュー。
密にならないように注意した小規模なジャズライブへ行きました。画面越しでは味わえない響きを堪能。やっぱり生演奏は良いですね。
- 言語日本語
- 出版社TOブックス
- 発売日2020/12/10
- ファイルサイズ52644 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
貴族院からエーレンフェストに帰還したローゼマイン達を待ち受けていたのは、領主一族の分断だった。冬の粛清で天下となったライゼガング系貴族の意向により、それぞれの不信感が募っていく。それでも歩みを止めないローゼマインの日々は少しずつ変化を生む。春を寿ぐ宴、久し振りの神殿見学会に下町の商人達との会合、御加護の再取得、次代の神殿長育成、そして閉ざされた国境門で知らされる壮大な物語。領主一族へ―歴史と派閥の壁を乗り越えろ!「向上心とやる気のある若手を集め、エーレンフェストの世代交代を全力で進めましょう!」『このライトノベルがすごい!2021』女性部門ランキング第1位。単行本・ノベルズ部門第2位。ビブリア・ファンタジー最新刊!書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録! --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
著者について
香月美夜
MIYA KAZUKI
本作でデビュー。 密にならないように注意した小規模なジャズライブへ行きました。画面越しでは味わえない響きを堪能。やっぱり生演奏は良いですね。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
MIYA KAZUKI
本作でデビュー。 密にならないように注意した小規模なジャズライブへ行きました。画面越しでは味わえない響きを堪能。やっぱり生演奏は良いですね。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B08HRWF8TW
- 出版社 : TOブックス (2020/12/10)
- 発売日 : 2020/12/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 52644 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 431ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,231位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 412位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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香月美夜(かづき・みや)
2013年より「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」を小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載開始。2015年にTOBOOKSより本作の書籍化を開始した。
デビュー作にも関わらず、熱狂的な読者の支持を集め、コミカライズ、TVアニメ化など様々なメディアミックス化を果たす。
2019年6月現在までのシリーズ累計部数は120万部を突破。「このライトノベルがすごい!2018&2019」の単行本・ノベルス部門で2年連続第1位に選ばれるなど、ますます人気は加速している。
■Twitterアカウント
@miyakazuki01 https://twitter.com/miyakazuki01
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カスタマーレビュー
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2020年12月10日に日本でレビュー済み
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190人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本文はちょっと加筆修正されてて読みやすくなってる。
プロローグはランプレヒト視点で粛清後の様子や子供や妻との幸せな時間。エルヴィーラの対応など。
「珍しいランプレヒト視点、彼の最も幸せだった時間」(あとがきより)
ちょっと酷いwと、思ってしまった。が、WEB版読了組としては・・・ああ、確かに。
エピローグはアレクシス視点で、尖ったナイフ状態のヴィルフリートを護衛騎士視点で。
変わってしまった主に悩み、目標を新たにする姿。
WEB版ではローゼマイン視点ばかりであるのと、エーレンフェストではヴィルフリートとあまり絡まないせいか、「ヴィルフリートは突然どうしちゃんったんだろう?」感が凄かったので補足されてていいですね。
ちょっと不憫なキャラではある。
ssは
「反省と羨望」シャルロッテ視点、「ライゼガングから第二夫人を娶るのがよいのではないか?」
との自分の発言でブリュンヒルデが第二夫人に決まったと思い悩み、
ブリュンヒルデとの対話で自分の新しい道を模索しようと決意する話。
ゲオルギーネもこういう気分だったんですかね?彼女は努力家?で諦めてませんが。
「西門での攻防」ギュンター視点。 クラリッサの来襲に対応するギュンターが遠慮ないw
きっと周りの兵士(平民)はハラハラしたんだろうなぁ。
表紙イラストはそれぞれ別の方向を向くエーレンフェスト領主一族。
この巻を象徴していて素敵ですね。
欲を言えばマインだけは真正面を向いていて欲しかったかも。
それとマイン以外の女性陣は俯いているけど、貴族は下を向いちゃダメじゃなかったんかーい!
前向け、前。
追記 フェルディナンドの報告で「ゲオルギーネが冬の初めにしばらく留守にしていたらしい」とサラッと書いてあるが、エーレンフェスト侵攻未遂なんでしょうね。ジルヴェスターグッジョブ!
今までは旧ヴェローニカ派、この巻ではライゼガング系貴族が実に面倒くさいですが、
ハルトムートの「旧ヴェローニカ派、ライゼガング両方とも同じエーレンフェスト貴族なのです」は実に的を得ているというか。
ライゼガング系はいままで大人しくしてただけなんでしょうね。
プロローグはランプレヒト視点で粛清後の様子や子供や妻との幸せな時間。エルヴィーラの対応など。
「珍しいランプレヒト視点、彼の最も幸せだった時間」(あとがきより)
ちょっと酷いwと、思ってしまった。が、WEB版読了組としては・・・ああ、確かに。
エピローグはアレクシス視点で、尖ったナイフ状態のヴィルフリートを護衛騎士視点で。
変わってしまった主に悩み、目標を新たにする姿。
WEB版ではローゼマイン視点ばかりであるのと、エーレンフェストではヴィルフリートとあまり絡まないせいか、「ヴィルフリートは突然どうしちゃんったんだろう?」感が凄かったので補足されてていいですね。
ちょっと不憫なキャラではある。
ssは
「反省と羨望」シャルロッテ視点、「ライゼガングから第二夫人を娶るのがよいのではないか?」
との自分の発言でブリュンヒルデが第二夫人に決まったと思い悩み、
ブリュンヒルデとの対話で自分の新しい道を模索しようと決意する話。
ゲオルギーネもこういう気分だったんですかね?彼女は努力家?で諦めてませんが。
「西門での攻防」ギュンター視点。 クラリッサの来襲に対応するギュンターが遠慮ないw
きっと周りの兵士(平民)はハラハラしたんだろうなぁ。
表紙イラストはそれぞれ別の方向を向くエーレンフェスト領主一族。
この巻を象徴していて素敵ですね。
欲を言えばマインだけは真正面を向いていて欲しかったかも。
それとマイン以外の女性陣は俯いているけど、貴族は下を向いちゃダメじゃなかったんかーい!
前向け、前。
追記 フェルディナンドの報告で「ゲオルギーネが冬の初めにしばらく留守にしていたらしい」とサラッと書いてあるが、エーレンフェスト侵攻未遂なんでしょうね。ジルヴェスターグッジョブ!
今までは旧ヴェローニカ派、この巻ではライゼガング系貴族が実に面倒くさいですが、
ハルトムートの「旧ヴェローニカ派、ライゼガング両方とも同じエーレンフェスト貴族なのです」は実に的を得ているというか。
ライゼガング系はいままで大人しくしてただけなんでしょうね。
2020年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
web版も網羅してる者です。
書籍版は「どうしてそうなった?」という理由の補完で、無理矢理感が無い所は流石です。
レビューで、ブリュンヒルデ嬢の陰口云々が原因で、ローゼ嬢とヴィル兄様の歩み寄りが出来なかったのでは?みたいな事を書いている人がいましたが・・・何を読んでいるんだろう。
「ライゼガンクだけが陰口ばかり・・」というのも、???と。ビックリですわ。
ライゼガンクを抑える為に出来た派閥のヴェロー二カ派、長年不遇を強いられてきたのは(陰口など問題にならない位)ギーべ・ハルディンツェルやエルヴィーラ夫人、フェルディナンド殿やエックハルト殿の境遇やセリフなどからも簡単に想像できるでしょうに。
オズヴァルトなどは、裏で嘘をついてローゼ嬢やシャルロッテ嬢に対する疑惑を植え付けているのに(バルトルトのSS)何故、ライゼガンクばかりになるのやら?? 根底は同じ権力闘争でしょうに。これらを上手に手玉にとっていかなければならないのが領主で、これからのエーレンフェストの課題でしょう。
そして、ローゼ嬢が側近達の情報を鵜呑みしてる? していないでしょうに。こちらからの情報としてあげているだけでしたよ。ヴィル兄様とも話し合おうと歩み寄ったのに、ヴィル兄様側の側近達に阻まれて意思の疎通が出来なかったのも、ローゼ嬢とこちらの側近達のせいですか。読解力大丈夫ですか?
内紛を纏める為には、仮想敵国を作って外に目を向けるのが一番である事は歴史的史実から解りますよね。
これをローゼ嬢がコツコツとやってきた事で。これからは、若い世代が能力主義を推し進めていってくれるのだろう未来が少し見えてもいますので(ヴィル兄様の一部の側近以外)それまでの産みの苦しみ的な今回の巻でした。
読み応えたっぷり、素晴らしい挿絵に可愛い四コマ漫画、どれもこれもありがとうございました。(^▽^)/
もう一度、???のレビュー様を読み返しましたら、ライゼガングだけが陰口ばかり..云々は編集改定されてました。意味不明な感じのレビューはそのままでしたけど。
そして、メーテ○さん、小説をなんの目的で書くのかは作者さん達の裁量です。
ライトノベルでの感想に有り得ない批判。しかも、もう、何百万部も売れていて、外国にも展開されている実績のある作品を読んでいる人達全てを扱き下ろす。
小説を読む人達は、面白いから、前向きになれる、気分転換、等々・・・それぞれの読み方があるんです。
この作者様は、完全にエンターテインメントを見据えて書いておられます。老若男女に読んでもらう事を念頭に置いて。
そういう事も解らない貴殿は、一般大衆を馬鹿にして、自分の人となりを曝け出した可哀想な人にしか思えませんでした。
しっかりとした設定力、構成力、世界観、何よりも面白く、台詞に心を揺さぶる力がある作品です。
先ずは、無料で読める巻を読んでみてください。最近の一押しです。
以下蛇足ですが。
ここのレビュー、買わなくても書けるようです。
「なろう」の男性筆者崇拝者達の嫌がらせレビューが最近ちらほらと出没しています。
きっと、思っていた程に、男性なろう系のハーレム話が売れていないからでは?と勘ぐってしまうほどです。「なろう」では人気があるんでしょうけれど。
作者を批判し、台詞を揶揄し、馬鹿にしまくっている貴方、好きなハーレム系の男性筆者の「なろう」だけ、読んどけ!キモイのはどっちだ!
書籍版は「どうしてそうなった?」という理由の補完で、無理矢理感が無い所は流石です。
レビューで、ブリュンヒルデ嬢の陰口云々が原因で、ローゼ嬢とヴィル兄様の歩み寄りが出来なかったのでは?みたいな事を書いている人がいましたが・・・何を読んでいるんだろう。
「ライゼガンクだけが陰口ばかり・・」というのも、???と。ビックリですわ。
ライゼガンクを抑える為に出来た派閥のヴェロー二カ派、長年不遇を強いられてきたのは(陰口など問題にならない位)ギーべ・ハルディンツェルやエルヴィーラ夫人、フェルディナンド殿やエックハルト殿の境遇やセリフなどからも簡単に想像できるでしょうに。
オズヴァルトなどは、裏で嘘をついてローゼ嬢やシャルロッテ嬢に対する疑惑を植え付けているのに(バルトルトのSS)何故、ライゼガンクばかりになるのやら?? 根底は同じ権力闘争でしょうに。これらを上手に手玉にとっていかなければならないのが領主で、これからのエーレンフェストの課題でしょう。
そして、ローゼ嬢が側近達の情報を鵜呑みしてる? していないでしょうに。こちらからの情報としてあげているだけでしたよ。ヴィル兄様とも話し合おうと歩み寄ったのに、ヴィル兄様側の側近達に阻まれて意思の疎通が出来なかったのも、ローゼ嬢とこちらの側近達のせいですか。読解力大丈夫ですか?
内紛を纏める為には、仮想敵国を作って外に目を向けるのが一番である事は歴史的史実から解りますよね。
これをローゼ嬢がコツコツとやってきた事で。これからは、若い世代が能力主義を推し進めていってくれるのだろう未来が少し見えてもいますので(ヴィル兄様の一部の側近以外)それまでの産みの苦しみ的な今回の巻でした。
読み応えたっぷり、素晴らしい挿絵に可愛い四コマ漫画、どれもこれもありがとうございました。(^▽^)/
もう一度、???のレビュー様を読み返しましたら、ライゼガングだけが陰口ばかり..云々は編集改定されてました。意味不明な感じのレビューはそのままでしたけど。
そして、メーテ○さん、小説をなんの目的で書くのかは作者さん達の裁量です。
ライトノベルでの感想に有り得ない批判。しかも、もう、何百万部も売れていて、外国にも展開されている実績のある作品を読んでいる人達全てを扱き下ろす。
小説を読む人達は、面白いから、前向きになれる、気分転換、等々・・・それぞれの読み方があるんです。
この作者様は、完全にエンターテインメントを見据えて書いておられます。老若男女に読んでもらう事を念頭に置いて。
そういう事も解らない貴殿は、一般大衆を馬鹿にして、自分の人となりを曝け出した可哀想な人にしか思えませんでした。
しっかりとした設定力、構成力、世界観、何よりも面白く、台詞に心を揺さぶる力がある作品です。
先ずは、無料で読める巻を読んでみてください。最近の一押しです。
以下蛇足ですが。
ここのレビュー、買わなくても書けるようです。
「なろう」の男性筆者崇拝者達の嫌がらせレビューが最近ちらほらと出没しています。
きっと、思っていた程に、男性なろう系のハーレム話が売れていないからでは?と勘ぐってしまうほどです。「なろう」では人気があるんでしょうけれど。
作者を批判し、台詞を揶揄し、馬鹿にしまくっている貴方、好きなハーレム系の男性筆者の「なろう」だけ、読んどけ!キモイのはどっちだ!
2021年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説家になろうで完結して以来、この物語の素晴らしさと後味の良さに、なん十回となく繰り返し読んでいます。もちろん加筆などや挿し絵が楽しみなKindle版の小説や、コミックも楽しみにしているところです。欲を言うなら、発行が遅いことでしょうか?
ハリー・ポッターなどにも匹敵する程の力のある作品だと思うのは、わたし一人では無いと思います。
現在も続いている、なろうのSS置き場やハンネローレの貴族院5年生などで、マインやフェルディナンドの過去に繋がる話や、その後のことについて少し展開されていますので、興味のある方は結論を知った上で読まれると、楽しいかもしれません。
筆者がデビュー作から関わってこられた作品が、こんなに大きな作品群になったことに、感謝しかありません。欲を言うなら、スピンオフ作品で二人の過去?について描いてほしいです。
ハリー・ポッターなどにも匹敵する程の力のある作品だと思うのは、わたし一人では無いと思います。
現在も続いている、なろうのSS置き場やハンネローレの貴族院5年生などで、マインやフェルディナンドの過去に繋がる話や、その後のことについて少し展開されていますので、興味のある方は結論を知った上で読まれると、楽しいかもしれません。
筆者がデビュー作から関わってこられた作品が、こんなに大きな作品群になったことに、感謝しかありません。欲を言うなら、スピンオフ作品で二人の過去?について描いてほしいです。
2020年12月10日に日本でレビュー済み
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今巻はしょっぱなから第二夫人の件やらライゼガングやらで陰鬱な話が続きました。。。。。
つまらない分けではないのですが気分が重くなります。そもそもこの世界の処罰が日本の風土とあってないんですよね。族誅とか中国かよと思います。
それはさておき今まで名前すら忘れていたメルヒオールがやたら活躍?してます。ヒロインポジションのような感さえありました。それに引き換えヴィルフリートはボケ老人のような扱いでした。哀れなくらいアホな道化師ぶりです。
つまらない分けではないのですが気分が重くなります。そもそもこの世界の処罰が日本の風土とあってないんですよね。族誅とか中国かよと思います。
それはさておき今まで名前すら忘れていたメルヒオールがやたら活躍?してます。ヒロインポジションのような感さえありました。それに引き換えヴィルフリートはボケ老人のような扱いでした。哀れなくらいアホな道化師ぶりです。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
web上で五部で完結した原作の第五部第四巻、通算第25巻です。web原作の522話〜540話の前半までを収録。書籍化にあたって、加筆修正、章立ての変更が行われています。プロローグはランプレヒト視点の書き下ろし。エピローグはアレクシス視点の書き下ろし。巻末の短編2編はシャルロッテとギュンター視点の書き下ろしです。
ローゼマイン十二歳の冬、貴族院三年生が終わって帰還してから祈念式までのお話です。フェルディナンドが不在となったエーレンフェストで、旧ヴェローニカ派の一掃を目的に行われた粛清で混乱状態の領地を安定させようと奮闘する領主一族、主人公と側近達のお話が繰り広げられます。貴族院編のワクワク感は無く、登場人物が苦渋の表情を浮かべる場面が多い、実に渋い第四巻です。
過去の恨みから抜け出せない者、新しいエーレンフェストの、未来に希望を見出す者、様々な思惑が、様々な登場人物の口から語られて、領地の成り立ちや、貴族の生き方、主従の関係、王族や領主一族の在り方などにも及ぶ緻密な世界観が繰り広げられて飽きさせません。
最後に残るのは、やはりヴィルフリートの危なっかしさで、web版で語られる、ヴィルフリートの最後の選択に繋がる描写があっておぉっ!と思いました。
ローゼマイン十二歳の冬、貴族院三年生が終わって帰還してから祈念式までのお話です。フェルディナンドが不在となったエーレンフェストで、旧ヴェローニカ派の一掃を目的に行われた粛清で混乱状態の領地を安定させようと奮闘する領主一族、主人公と側近達のお話が繰り広げられます。貴族院編のワクワク感は無く、登場人物が苦渋の表情を浮かべる場面が多い、実に渋い第四巻です。
過去の恨みから抜け出せない者、新しいエーレンフェストの、未来に希望を見出す者、様々な思惑が、様々な登場人物の口から語られて、領地の成り立ちや、貴族の生き方、主従の関係、王族や領主一族の在り方などにも及ぶ緻密な世界観が繰り広げられて飽きさせません。
最後に残るのは、やはりヴィルフリートの危なっかしさで、web版で語られる、ヴィルフリートの最後の選択に繋がる描写があっておぉっ!と思いました。
2020年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回の口絵は「国境門」だった。だいたいはイメージと合っていたが絵にしてもらうことで補完出来たことが収穫だったかな。
ところで、なんと本好きの下剋上(以下本好き)のコミカライズ(漫画化)が2部、3部に続き4部も今月から同時に連載が開始されるそうだ。私は漫画はニコニコ静画でしか読んでいないが第4部での貴族院の情景が描かれると思うとすごく楽しみだ。
それにしても、本好きの小説があまりにも長いこともあるだろうが区切りごとに同時連載されるとか聞いたことが無い。本好きはあらゆる点で規格外だ。
アニメの方も同時放送して欲しい…
ところで、なんと本好きの下剋上(以下本好き)のコミカライズ(漫画化)が2部、3部に続き4部も今月から同時に連載が開始されるそうだ。私は漫画はニコニコ静画でしか読んでいないが第4部での貴族院の情景が描かれると思うとすごく楽しみだ。
それにしても、本好きの小説があまりにも長いこともあるだろうが区切りごとに同時連載されるとか聞いたことが無い。本好きはあらゆる点で規格外だ。
アニメの方も同時放送して欲しい…